
ワイモバイル最速ルーター「Pocket WiFi 801HW」が2019年3月7日(木)に登場!
久しぶりにワイモバイルからポケットWiFi新機種が登場しました。
ライバルWiMAX(ワイマックス)が年4機種くらい発売してるだけに元気なく感じてしまいますが、ちゃんと開発していたようです。
今回のモデル「801HW」はこれまでのラインナップに比べてスペック的にかなりパワーアップした模様。
そこで新登場「801HW」のスペックや性能、デザイン、料金、評判などに注目し、どんなルーターなのか調べてみました。
目次
ワイモバイル Pocket WiFi 801HWってどんなルーター?
801HWのデザイン・本体カラー
カラー:ネイビー一色のみ
前面と背面

横長タイプで非常にシンプルな見た目してます。
落ち着いた濃いめの紺色も上品ですね。
これまで発売されてきたワイモバイル端末は個人的にデザインが微妙に感じられるものが多かったため、かなり改善された印象を持ちました↓

ちなみに3月7日発売の801HWより少し前に発売されたライバル回線サービスWiMAX(ワイマックス)の新機種「W06」も同じファーウェイ製なんですが、かなり似たデザインになってます↓

サイズも幅128×高64×厚11.9mmとけっこう似てる感じ。
モバイルルーターに詳しくない人が見たら差がわからないかもしれない。
パーツ使いまわしてコストカットしてそうですね。
それでスペック向上にお金が回るならどんどんやってもらいたいと思います。
個人的にはむしろ同じデザインでもいいくらいですね。
ワイモバイル公式がアピールする801HWの特徴

ワイモバイルの801HW端末ページではこの2つが大きくアピールされています。
が、注目機能はこれだけではないため、他のものも含めて801HWの何がスゴいのか?を詳しく見ていきます。
下り最大速度972Mbps

キャリアアグリゲーション、256QAM、4×4MIMOなどの電波技術によって下り最大972Mbpsと光回線に匹敵する速度を達成しました。
(Wi-Fi接続時は最大588Mbps)
今までの端末の最大速度は「603HW」の612Mbpsだったので、300Mbps以上もパワーアップ!
ちなみに最大速度で使うには別売のUSBケーブル(HWDCM1)接続必須です。
この数値だけ見ると1.5倍以上速くなっているので不満なんてでないはず。
ただこのモデル発売時点でライバル業者のドコモは1288Mbps、WiMAXは1237Mbpsと1ギガ超えを達成しているんですよね。
この数値はあくまで「理論上これだけまでなら出ますよ?」ってだけなので実測値なら大した差はでないと思いますが、ちょっと見劣りしてしまうのも事実です。
ネット上の宣伝文句でも最大速度の値が使われてますからね。
バッテリー3000mAh

約10時間連続でインターネットに繋げられる、とあります。
以前の最強モデル603HWが2400mAhで最大8.5時間しかもたなかったことに比べるとかなり改善されていていいですね。
その他の注目機能
801HW本体のものではありませんが、次世代通信「5G(ファイブジー)」の技術を活かし、駅や繁華街など混雑する場所での電波送受信を効率化させる機能にも対応しています。
そのため、より快適に使えるようになっていることでしょう。
801HWの対応エリア
下り最大972Mbpsの対応エリア
東京・千葉・神奈川の一部のみ対応。
完全に関東エリアのユーザーだけですね(汗)
2019年春から順次、東名阪の一部から拡大していく予定とかかれているので、主要都市部では近いうちに対応してくれるはず。
期待して待ちましょう。
ワイモバイル対応エリアマップ

アドバンスモード(データ無制限)対応エリア
画像紺色部分がアドバンスモード対応エリアです。
都市部はだいたいカバーされてる感じ。
972Mbps対応エリアについては書かれていないのでわかりませんが、紺色部分全域ってことはさすがにないでしょう。
エリア内のワイモバイル(ソフトバンク)基地局全部を対応させるのはそんなに簡単じゃないはずですし。
ちなみにデータ無制限(使い放題)といっても3日10GB制限は適用されるので気をつけてください。
通常モードの対応エリア
紺色と赤色部分が通常モード対応エリアです。
月間7GBまでしか使えないので動画視聴などする人は厳しいですね。
801HW専用のクレードルはある?
ライバルWiMAXの「W06」も一緒なんですが、801HWもクレードルがなくなったようです。
同じメーカー製で、同じようなタイミングで発売されたモデルですし、設計段階から似たようなものだったんでしょう。
で、有線接続するには別売のUSBケーブルが必要となります。
対応USBケーブル「HWDCM1」
ワイモバイルオンラインショップでチェックしたら売り切れでした(汗)

ですが、家電量販店などでも1700円(税別)で売ってます。
長さ1.0mで、端子はUSB-C ⇔ USB-Aのケーブルです。
801HWの端末スペック

発売日 | 2019年3月7日 |
---|---|
メーカー | HUAWEI |
サイズ | 幅 128.4mm 高 65.6mm 厚 13.8mm |
重さ | 約145g |
連続通信時間 | 約8時間(省電力設定OFF時) 約10時間(省電力設定ON時) ※キャリアアグリゲーション非適用時 |
連続待受時間 | 約900時間 (無線LAN OFF時) |
バッテリー容量 | 3000mAh |
同時接続台数 | 最大16台 |
無線LAN | a/b/g/n/ac |
インターフェース | Type-C |
外部メモリ | × |
データ通信方式 | FDD-LTE AXGP TDD-LTE |
最大通信速度 FDD-LTE | 下り最大954Mbps 上り最大37.5Mbps ※Wi-Fi接続時588Mbps程度 |
最大通信速度 AXGP+TDD | 下り最大972Mbps 上り最大26Mbps ※Wi-Fi接続時588Mbps程度 |
対応バンド | 1/3/8/11/28/41/42 |
対応周波数 | 700/900 1500/1700 2100/2500 3500MHz |
Massive MIMO | ○ |
国際ローミング | LTE AXGP 3G |
付属品 | なし |
節電モードにしてない場合でも8時間ほど連続使用できるなら十分ですね。
スペック表によると、対応エリアマップの赤色部分(4G LTEエリア)でも954Mbpsに対応してるってこと?
もしそうなら東京・神奈川・千葉以外のユーザーもかなり快適に使える可能性大ですね。
Wi-Fiで使うときでも588Mbpsなら十分すぎるレベルですし、801HWって実はかなり快適に使えるんじゃ?って印象を持ちました。
ワイモバイル契約時の料金
「Pocket WiFiプラン2(ベーシック)」の料金になります。
基本料金は4065円(税込)。
端末代は10800円ですが、3年縛り契約で毎月分割分だけ割り引かれるため実質タダですね。
昔、スマホを0円で買えた時代の形式そのままです。
この基本プランは月7GBまでしか快適に使えず、オーバーすると速度制限されるため、無制限にするには「アドバンスオプション」を付けましょう。
これが月752円なので、トータルで4817円ですね。
税抜きだと4380円。
ライバルWiMAXが月3500円くらい(税別)で使えることを考えると、ワイモバイル公式で801HWを契約するのは高く感じてしまいます。
が、WiMAXを嫌いな人もいるはず。
そんな人には最適です。
801HWの口コミ・評判は?
発売前の前評判を調べてみました。
- なぜHUAWEIをだすんだ?
- どうするのかな?って思ってたけどモバイルWi-Fiルーターはやっぱりファーウェイ継続なのね
- 972Mbpsエリアはまずは東京千葉神奈川の一部という事で、田舎に広がるのは何時の事か…
- 前機種の603HWは504HWより高速化されたとはいえバッテリ容量が減って通信時間が短くなってたけど、801HWはそこが解消されてる
あまり見つからず・・・。
やはり中国ファーウェイ製って部分への不安はあるようです。
WiMAXのW06でも似たような声は見かけましたがセールスは好調ですし、801HWも問題なく売れるんでしょう。
※追記 発売後の口コミをまとめました↓
- データ通信状況がここ数ヶ月悪くなった
- windowsアップデート後のソフトバンク回線が接続しづらくなった
- めっちゃ早くて快適
- ロック解除面倒
- 通信速度遅い
ほんの一部だけ拾ってみました。
通信環境は使う場所やその時々で違ってくるのであまり参考になりませんが、ソフトバンク(ワイモバイルも同じ)の回線状況はあまり宜しくなさそうな印象ですね。
契約に不安を感じるなら、レンタルサービスで一度ワイモバイルのポケットWi-Fiを借りて試してからをおすすめします。
ソフトバンク版の801HWはある?

1つ前のワイモバイル最速モデル「603HW」は、ソフトバンクからも「601HW」として発売されていました。
ですが今回の801HWはそんなお知らせもありませんし、型番が「80”1”」と一番若い型番になってて発売されそうな気配を感じません。
可能性ゼロとは言い切れませんが、「803HW」みたいに型番を変えて発売される可能性は低のでは?と思います。
まとめ
ワイモバイルの最新・最速モデル「Pocket WiFi 801HW」の魅力を紹介しました。
2年ぶりに最速モデルが登場しました。
今まで最速だった603HWもセールスランキングで常に6位前後をキープしていましたし、801HW発売以降はそのまま入れ替わるでしょうね。
ただ最近マイナスイメージを受けるニュースが報じられている中国ファーウェイ製って部分が気になる人もいるはず。
どれくらい売れるのか?にも注目です。