
ファーウェイのWiMAX2+ルーター「Speed Wi-Fi NEXT W03」の次期モデル「W04」が2017年2月に発売されました。
下り440Mbpsに対応し、au 4G LTE回線も使えるWiMAXモバイルルーターとなってます。
※のちに708Mbpsへアップ
そこで旧モデル「W03」とスペックなどを比較し違いを調べてみました。
W04とW03を比較してみた
デザインとカラーを比較

ベースとなるデザインは似たようなものですけど、「W04」の方がモダンな感じ(モダンの意味知らんけど)。
無駄なラインが減って洗練されたとでも言えばいいのか、とにかく「W04」の方がおしゃれに見えます。
多分今までなかったスティックタイプ(縦)ってのも第一印象が新鮮でフィルターかかり気味なんでしょう。
でもこれはこれでいい感じ。
旧モデルでは「W02」もグリーンがラインナップされてました。

同じ色なのかわかりませんが、なかなかフレッシュな感じで爽やかです。
ちょうど新生活シーズンに発売されるし「これから頑張ろう!」って気分にさせてくれそうですね。
デザイン面はこれくらいにして、次はスペックを比較していきます。
スペックを比較
W04 | W03 | |
---|---|---|
本体カラー | グリーン ホワイト | オレンジ ホワイト |
サイズ | 幅 130mm 高 53mm 厚 14.2mm | 幅 120mm 高 62mm 厚 11.4mm |
重量 | 約140g | 約127g |
充電時間 | 約120分 | 約130分 |
バッテリー容量 | 2750mAh | 3000mAh |
連続通信時間 | 約540分 | 約610分 |
連続待受時間 | 約850時間 | 約1040時間 |
ディスプレイ | 約2.4インチ TFT LCD | 約2.4インチ TFT LCD |
au ICカード | au Micro IC Card | au Micro IC Card |
対応回線 | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE |
最大通信速度(下り/上り) | au 4G LTE&WiMAX2+(CA) 370Mbps au 4G LTE(CA) 225Mbps au 4G LTE 150Mbps/25Mbps WiMAX2+(CA) 440Mbps/30Mbps WiMAX2+ 110Mbps/15Mbps ※CA=キャリアアグリゲーション | au 4G LTE&WiMAX2+(CA) 370Mbps au 4G LTE(CA) 225Mbps au 4G LTE 150Mbps/25Mbps WiMAX2+(CA) 220Mbps/未記載 WiMAX2+ 110Mbps/15Mbps ※CA=キャリアアグリゲーション |
au世界サービス | ○(LTE/UMTS) | ○(LTE/UMTS) |
Bluetooth | Ver 4.1 | - |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
インターフェイス | USB 3.0(USB Type C) | USB 2.0 High Speed |
最大接続台数 | Wi-Fi 10台 Bluetooth 3台 | Wi-Fi 10台 |
対応OS | Windows Vista/7/8/8.1/10 Mac OS X v10.6/v10.7/v10.8/v10.9/v10.10/v10.11/v10.12 | Windows Vista/7/8/8.1/10 Mac OS X v10.5/v10.6/v10.7/v10.8/v10.9/v10.10/v10.11/v10.12 |
「W04」はライバル機「WX03」の下り最大440Mbpsに追いついてきました。
まぁこの辺は当然でしょうね。
またBluetooth接続にも対応してスキがなくなってます。
バッテリー容量が減って持ち時間が「W03」に負けてますけど、NEC製「WX03」もBluetooth接続モードはWi-Fi接続より持ち時間長くなってたので、これも同じはず。
たぶんBluetooth接続なら「W03」と同じか長くなるんじゃないかと思われます。
サイズは似たようなものですね。
多少厚みが増してるのはBluetooth関係の機能を搭載したから?
ほかもこまごまとパワーアップしてるので多少は仕方ないところかと。
USB3.0のTypeCってのは最新版らしいしなんかスゴイんでしょう。
車とかでも「Type○○」とかついてるほうがスペック高いですもんね。
どうすごいのかは全く知らないので適当言ってますけど(汗)
※追記 主にデータ送信速度が向上しています
とりあえず現時点で発表されてるスペックデータではこんなところ。
「スゴイ!!」とはなりませんが、正当な進化してますね。
専用クレードルを比較

「W04」のクレードルは過去の「W」シリーズ用クレードルにあったサイドのクリアケース部分がなくなってます。
これいいですね。
厚みは「W04」の方が分厚いってことは、それより薄い旧モデル全部マイクロUSBに挿すことができるわけです。
安定感はなさそうですが挿さりさえすれば充電できるため文句なし。
逆に旧モデルはW04クレードルに入らなさそうですね。
厚みが違うため、端子に挿入できないでしょう。
無理やり使うなら台座部分を削る必要がありそうです。
au発売モデルとUQ発売モデルの違いはあるの?
WiMAX端末も数多くのメーカーから発表されていて、端末によってさまざまな機能が盛り込まれています。
中でもau 4G LTEを利用できるWiMAX端末はおすすめ。
で、auとついてるとau発売モデルだけと思うかもしれませんが、まったく同じ端末を販売しているUQ発売モデルでも使えるのでどちらでもいいです。
完全に同じ端末で、au発売モデルとUQ発売モデルにスペック上の違いはありません。
スペック以外の違いはあり
ここまで解説したとおり性能的に違いはないのですが、契約できるショップと機種本体のブランドロゴが違います。
au板はauショップで、UQ版は家電量販店やWEBサイトなどで契約し、auのロゴは「au」、UQのロゴは「UQ WiMAX」となっています。
また回線サービスの違いとして、au版は国際ローミングに対応しています。
海外出張時などでも別料金を払えば使える分、多少有利と言えるかもしれません。
利用料金はUQのほうが安い
au契約のほうが利用料金が高いのがネック。
全国各地にあるauショップで契約できるのはメリットではありますが、通信費節約を考えるならUQ系列のWiMAX業者を選びましょう。
高額キャッシュバックがついている「GMOとくとくBB」や、私も契約しているBroadWiMAXが安くておすすめです。
おすすめプロバイダはこちらで比較しているので参考にしてもらえれば。
参考記事
⇒WiMAXキャンペーン特典を徹底比較し安い業者をピックアップ!
まとめ
ファーウェイのWiMAX2+モバイルルーター「W04」と旧モデル「W03」を比較してみました。
すでに古いモデルなのでauショップやWiMAXプロバイダでは契約できません。
使いたい人は中古で購入しましょう。
古いモデルとはいってもスペックは十分すぎるレベルなので、まだまだ活躍してくれるはずです。
※追記
2019年10月からはWiMAXのSIMカード単体でもできるようになりました。
W04は中古で購入して使うにはピッタリのモデルです。
スペックも高く、中古価格も安いので、コスパが非常に高い端末ですね。