
WiMAX回線を運営・管理しているUQコミュニケーションズのグループ会社のauに「WiMAX2+オプション」というものがあります。
私もいちauスマホユーザーですけど、そんなのあるなんて全然知りませんでした。
オプションっていうくらいだから、auスマホやタブレットでWiMAX2+回線が使えるようになるものなんでしょう。
そこでau契約で付けられるオプション「WiMAX2+オプション」がどんなものなのか?を解説。
普通にWiMAX2+端末を契約するよりお得なのか?について調べてみました。
目次
auのWiMAX2+オプションってどんなもの?
読んで字のごとく、auユーザーが持っているスマホでWiMAX2+回線が使えるオプションサービスです。
WiMAX2+オプションの利用料金と申し込み条件

オプションそのものは無料ですが、「LTE NET」契約必須なので実質300円/月ですね。
ただauスマホを契約するならみんなLTE NETを契約することになるので問題ないでしょう。
なのでタダと言ってよさそう。
むかしauガラケ-を使っていたのですが、3GガラケープランではLTE NET契約がないので無理でした。
4Gガラホ用プランならLTE NETがあるのでイケかも?と思ったら対応端末になし。
残念です。
※追記
2021年に「5Gプラン」が登場!
5Gプラン契約者は「5G NET」の契約が必須です
WiMAX2+オプションに対応している機種
メーカー | 機種 |
---|---|
アップル | iPad (第8世代) iPad Air (第4世代) iPhone 12 Pro Max iPhone 12 mini iPhone 12 Pro iPhone 12 iPhone SE 11インチiPad Pro (第2世代) 12.9インチiPad Pro (第4世代) iPad Air(第3世代) iPad mini(第5世代) iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone 11 12.9インチiPad Pro(第3世代) 11インチiPad Pro iPhone XR iPhone XS iPhone XS Max iPad(第6世代) iPhone X iPhone 8 iPhone 8 Plus 10.5インチiPad Pro 12.9インチiPad Pro(第2世代) iPad 第5世代 iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone SE 9.7インチiPad Pro 12.9インチiPad Pro(第1世代) iPhone 6s iPhone 6s Plus iPad mini 4 iPad Air 2 iPhone 6 iPhone 6 Plus |
auオリジナル | Qua tab QZ10 Qua phone QZ Qua tab QZ8 Qua phone QX Qua tab PZ Qua phone PX Qua tab PX Qua tab 02 Qua phone Qua tab 01 |
Google Pixel 5 | |
HTC | HTC U11 HTV33 HTC 10 HTV32 HTC J butterfly HTV31 HTC J butterfly HTL23 |
HUAWEI | HUAWEI P30 lite Premium HWV33 HUAWEI P20 lite HWV32 HUAWEI nova 2 HWV31 |
iida | INFOBAR A03 |
京セラ | GRATINA KYV48 BASIO4 TORQUE G04 URBANO V04 BASIO3 TORQUE G03 rafre KYV40 miraie f URBANO V03 DIGNO(R) rafre KYV36 URBANO V02 TORQUE G02 BASIO URBANO V01 URBANO L03 |
LG Electronics | LG it LGV36 isai V30+ LGV35 isai Beat LGV34 isai vivid LGV32 isai VL LGV31 isai FL LGL24 |
OPPO | OPPO Find X2 Pro OPG01 |
サムスン | Galaxy S20+ 5G BTS Edition SCG02 Galaxy A51 5G SCG07 Galaxy Z Fold2 5G SCG05 Galaxy Z Flip 5G SCG04 Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06 Galaxy A41 SCV48 Galaxy S20 Ultra 5G SCG03 Galaxy S20+ 5G SCG02 Galaxy S20 5G SCG01 Galaxy Z Flip SCV47 Galaxy Fold SCV44 Galaxy A20 SCV46 Galaxy Note10+ SCV45 Galaxy A30 SCV43 Galaxy S10+ SCV42 Galaxy S10 SCV41 Galaxy Note9 SCV40 Galaxy S9+ SCV39 Galaxy S9 SCV38 Galaxy Note8 SCV37 Galaxy S8 SCV36 Galaxy S8+ SCV35 Galaxy S7 edge SCV33 Galaxy A8 SCV32 Galaxy S6 edge SCV31 GALAXY Tab S SCT21 GALAXY Note Edge SCL24 GALAXY S5 SCL23 |
シャープ | AQUOS sense5G SHG03 AQUOS zero5G basic DX SHG02 AQUOS sense3 basic SHV48 AQUOS R5G SHG01 AQUOS zero2 SHV47 AQUOS sense3 plus サウンド SHV46 AQUOS sense3 SHV45 AQUOS sense2 かんたん AQUOS R3 SHV44 AQUOS sense2 SHV43 AQUOS R2 SHV42 AQUOS R compact SHV41 AQUOS sense SHV40 AQUOS R SHV39 AQUOS SERIE mini SHV38 AQUOS U SHV37 BASIO2 AQUOS U SHV35 AQUOS SERIE SHV34 AQUOS SERIE mini SHV33 AQUOS SERIE SHV32 AQUOS SERIE mini SHV31 AQUOS SERIE SHL25 |
ソニー | Xperia 5 II SOG02 Xperia 10 II SOV43 Xperia 1 II SOG01 Xperia 5 SOV41 Xperia 8 SOV42 Xperia 1 SOV40 Xperia XZ3 SOV39 Xperia XZ2 Premium SOV38 Xperia XZ2 SOV37 Xperia XZ1 SOV36 Xperia XZs SOV35 Xperia XZ SOV34 Xperia X Performance SOV33 Xperia Z5 SOV32 Xperia Z4 Tablet SOT31 Xperia Z4 SOV31 Xperia Z3 SOL26 Xperia(TM) Z2 Tablet SOT21 Xperia(TM) ZL2 SOL25 |
Xiaomi | Mi 10 Lite 5G XIG01 |
ZTE Corporation | ZTE a1 ZTG01 |
これはひょっとしてWiMAX2+ルーターを契約するより、このオプションに対応してるauスマホに機種変更してWiMAX2+回線を使ったほうがお得なのかも?
というわけで比較してみました。
auスマホ+WiMAXルーター1台持ち vs WiMAX対応スマホ1台
【私の今の契約状況+WiMAX2+の料金】
auスマホ料金 約3000円
WiMAX2+料金 約4000円
=合計7000円
【auスマホのみにしたときの料金】
WiMAX2+対応のauスマホへの機種変更料金=一番安いスマホを選んだときのシミュレーション結果は、端末代込みで4408円でした↓
※ピタットプラン選択/2年契約
あれ?かなり安い?
WiMAX2+回線をそんなに使わないならアリですね。
でも、WiMAX2+電波の受信感度や安定性は専用ルーターに分があるでしょう。
いろいろ詰め込んだスマホ端末ではそれ系のパーツに力入れられませんからね。
ネットをがっつり使うなら、やはり専用ルーターを買うべきだと思います。
WiMAX2+オプションをつけるメリット・デメリットは?
メリット
インターネットに接続する通信手段には、モバイル回線や光回線・ADSLなどの固定回線などさまざまな種類があります。
このうち今大注目を集めている通信手段の1つに「WiMAX」があります。
広告やCMでその名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
そんなWiMAXの現在の主流は、WiMAXをより高速化した「WiMAX 2+」シリーズで、その何よりの魅力は月額使用料の安さにあります。
特にauのスマホや携帯のユーザーであればWiMAX 2+とセットで契約すると毎月支払う料金に割引が適用されるため、興味を持たれている方も多いと思います。
そんなWiMAX 2+導入時気を付けたいのがどのWiMAX2+オプションをつけるかです。
当たり前ではありますが、オプションを省けばそれだけ月額使用料を抑えることができるのが1番のメリットです。
デメリット
一方でWiMAX2+に使われる電波はその特性上直進性が強く障害物に遮蔽されやすいデメリットが知られています。
そのため、建物の影や屋上、地下などで通信しにくくなる傾向にあります。
いくら安くても快適に使うことができなければ意味がありません。
ただし、使用する環境によっては全く問題がない場合もあります。
そのため、機器を使う環境に合わせて必要な方はWiMAXの電波より周波数が低く障害物に対して回り込みやすい特性をもつau 4G LTEを使える有料オプションをつけるのがおすすめです。
契約するならどっちがいい?
あまりデータ通信量を使わない人はオプションがおすすめ
WiMAX2+オプションの特徴として、オプション料金そのものは無料ですが、LTE NETか5G NETの契約が必須なので実質300円が毎月かかってきます。
一般的にスマートフォン契約をする方が全員がこのどちらかを契約するため、特に余計なお金がかかるという心配はないです。
auユーザーはとりあえずオプションを付けておきましょう。
で、auには使い放題プランも用意されていますが、割引を駆使しないと安くなりません。
よって契約しているプランの容量上限で問題ない人はWiMAX2+オプションだけで十分と言えるでしょう。
データ通信量をたくさん使いたい人はWiMAXがおすすめ
さらにデータ通信を大量に使うけど通信費を節約したい人はWiMAXも契約するといい感じです。
ただここで注意をしておきたいのは、auのWiMAX2+オプションを契約できるのは一部のスマートフォンに限られていること。
機種はアップルからauオリジナル、HTCやiida、京セラやLGElectronics、サムスンやシャープ、ソニーの中でも限られた機種となっているので、少しでも費用を抑えて契約を行いたいなら、機種の金額をきちんと把握しておかないと損することもあります。
他のモバイル機種を利用している場合や、がっつりインターネットを利用したい場合は、専用のWiMAXルーターを利用したほうが通信量を気にせずに利用できるのでお得です。
まとめ
auスマホ契約時に付けられる「WiMAX2+オプション」について紹介しました。
個人的にあまりメリットを感じませんでしたが、実質余分な費用が掛かるわけでもないため、全auユーザーはつけておいた方がよさそうですね。
スマホを使う場所によってはWiMAX2+回線のほうが快適なパターンもありえます。