
基本的にWiMAX2+のルーターを紹介するサイトですが、他社からも魅力的なWi-Fiルーターが数多く発売されています。
ワイモバイルやソフトバンクなどいろんな通信事業者からWi-Fiルーターが発売されていますが、ここではdocomoの端末「Wi-Fi STATION」シリーズの価格、月額利用料などを比較してみました。
docomoのWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION」ってどうなの?
Wi-Fi STATION比較
機種名 | SH-52A | SH-05L | HW-01L | N-01J | HW-01H | HW-02G | N-01H | L-01G |
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機種画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
メーカー | シャープ | シャープ | ファーウェイ | NECプラットフォームズ | ファーウェイ | ファーウェイ | NEC | LG |
発売日 | 2020/6/10 | 2019/11/1 | 2019/3/8 | 2017/3/9 | 2016/6/29 | 2015/2/18 | 2016/2/17 | 2015/3/25 |
通信方式 | 5G/4G | FD-LTE TD-LTE PREMIUM 4GTM 3G(W-CDMA) | FD-LTE TD-LTE PREMIUM 4GTM 3G(W-CDMA) | FD-LTE TD-LTE PREMIUM 4GTM 3G(W-CDMA) | FD-LTE TD-LTE PREMIUM 4GTM 3G(W-CDMA) | Xi(クロッシィ) 3G | LTE 3G | Xi(クロッシィ) 3G |
対応周波数 | 700/800/1500/1700/2000/3500MHz | 700/800/1500/1700/2000/3500MHz | 700/800/1500/1700/2000/3500MHz | 700/800/1500/1700/2000/3500MHz | 800/1500/1700/2000MHz | 800/1500/1700/2000MHz | 800/1500/1700/2000MHz | |
下り最大速度 | 14.4Mbps~ 4.1Gbps | 14~ 988Mbps | 14~ 1288Mbps | 14~ 788Mbps | 14~ 370Mbps | 14~ 262.5Mbps | 14~ 337.5Mbps | 14~ 262.5Mbps |
上り最大速度 (Mbps) | 5.7~ 480Mbps | 5.7~ 75Mbps | 5.7~ 131.3Mbps | 5.7~ 50Mbps | 5.7~ 50Mbps | 5.7~ 50Mbps | 5.7~ 50Mbps | 5.7~ 50Mbps |
速度制限時 | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps |
バッテリー容量 (mAh) | 4000mAh | 4000mAh | 3000mAh | 2500mAh | 4750mAh | 2400mAh | 2700mAh | 4880mAh |
連続接続時間 | 280~400分 | 約5~17時間 | 約6~11時間 | 約7~14時間 | 約15~20時間 | 約8~9時間 | 約9~13時間 | 約17~20時間 |
待受時間 | 約200時間 | 約1200~1500時間 | 約980時間 | 約970時間 | 約1810時間 | 約970時間 | 約1180時間 | 約2200時間 |
同時接続 | 18台 | 11台 | 17台 | 16台 | 11台 | 10台 クレードル接続20台 | 16台 | 10台 |
本体価格(税込) 実質負担額 分割 | 68904円 | 一括27720円 12/24/36分割払い | 一括26136円 12/24/36分割払い | 20736円 10368円 432円×24ヶ月 | 20736円 10368円 432円×24ヶ月 | 18144円 0円 0円 | 21384円 0円 0円 | 19440円 0円 0円 |
サイズ(mm) 高×幅×厚 | 84×157×16 | 72×108×15 | 66×130×13.8 | 62×98×13.6 | 64×100×22 | 58×95×14.3 | 63×115×11 | 107×65×20 |
重さ | 約268g | 約150g | 約150g | 約110g | 約173g | 約110g | 約117g | 約186g |
本体カラー | ブラック | ブラック | インディゴブルー | ホワイト | ブラック | ホワイト | ホワイト | ブラック |
販売終了モデルも含めて比較しています。
契約可能な機種は少ないですが、スペックはモバイルルーター業界でトップです。
またdocomo回線だから安心って人もいると思いますし、つながりやすさは横一線になってきてはいるもののそれでもdocomoが一番であることに違いないでしょう。
そういうdocomo派な方はここのWi-Fiルーター契約するのもあり。
いま使ってるスマホがdocomo端末で、今の生活圏内で不自由してないならピッタリじゃないかと思います。
使い放題プランがないのは微妙ですが・・・。
使い放題が欲しい人はWiMAXがいいですよ。
ここで取り上げた機種の一部をピックアップして紹介!
Wi-Fi STATION SH-52A

ドコモ初の5G回線対応モデル。
最大速度は4Gbps超えと過去モデルと比較にならないほどパワーアップしました。
その分バッテリー持ち時間は短めですが、ドコモの5G回線が繋がるエリアで使う人は光回線並みに快適なインターネット環境が得られるかもしれません。
ただし本体価格は高額です。
詳細は別記事で
⇒Wi-Fi STATION SH-52A ドコモ初5Gルーターの対応エリアやスペック、料金は?
Wi-Fi STATION SH-05L

下り最大988Mbpsで速度も十分&バッテリー持ち時間も長いモデル。
シャープ製品は過去扱われていなかったので初参入ですね。
関連記事
⇒【SH-05L】ドコモWi-Fi STATIONのスペックや料金まとめ
※販売終了モデル
Wi-Fi STATION HW-01L

ドコモではじめて1Gbpsを超えたモデル。
ハイスペックなだけにバッテリー持ち時間は他機種より短めですが、速さを堪能したい人はこれにしましょう。
関連記事
⇒HW-01L ドコモWi-Fi STATIONの料金やスペック、評判まとめ
※販売終了モデル
Wi-Fi STATION N-01Jってどんな機種?

Wi-Fi STATION N-01Jは、NECプラットフォーム株式会社が製造しているモバイルルーター。特徴はコンパクトながらハイスペックである点です。
「PREMIUM 4G」という高速通信に対応していて速度は最大で788Mbpsとなっています。この速度は従来のLTEと比較すると約4倍もの通信速度。速度に関してハイスペックな製品であると言えますね。
また、110グラムとかなりコンパクトで軽い製品ながらバッテリー容量は2500mAhとなっていて一般的なスマートフォンと同等です。
高速通信でも連続11時間の通信が可能です。待ち受け時間もあることを考えると、丸1日十分に利用できるバッテリーであると言えます。
ただし、他機種と比較した場合には、大容量バッテリーを採用しているものも多い現状ですので、N-01Jのバッテリー容量は少し小さ目ですね。
ほか、専用の充電クレードルを装着した場合、クレードルには有線LANの接続ができるようになっており、モバイルルーターながらも優先LANの機器へも接続可能な点は特徴的な部分です。この機能を使うことで、1台で家庭の通信を賄うということも考えられます。
現在ドコモにてWi-Fi STATION L-01Jは取り扱い中。
通信速度やコンパクトな筐体に興味のある方にはおすすめの一品です。
※販売終了モデル
HW-01Hってどんな機種?

「Wi-Fi STATION HW-01H」は接続形式に最大で3つの異なる周波数帯の電波を1本に束ねて高速通信を実現するPREMIUM 4Gを採用し、通信速度は下り最大370Mbps、上り最大50Mbpsという快適なネットワークが利用できます。
バッテリーは4750mAhでモバイルルーターの中でも飛び抜けて大容量となっています。
LTE接続時の連続待ち受け時間が約1810時間、連続通信時間が約18時間と驚異的な長時間駆動が可能なだけではなく、付属のモバイルチャージャー用変換ケーブルとスマートフォンなどのデバイスを接続すれば充電が行われるので、Wi-Fi STATION HW-01H本体をモバイルバッテリーのように利用する事も可能です。
無線LANは電波干渉の比較的少ない5GHz帯の電波を利用するIEEE802.11acを採用し、下り最大867Mbpsという伝送速度はPREMIUM 4Gの下り最大370Mbpsを上回るマージンがあるため、無線LANと子機間のデータ通信がボトルネックとなる事無く、回線損失を最小限に抑えながらPREMIUM 4Gが本来持っている快適なネットワークを利用する事ができます。
docomoルーターよりWiMAXがおすすめなポイント

使い放題プランがある
WiMAXのWi-Fiルーターがおすすめなポイントは、使い放題プランがあること、これに尽きます。
スペック面では常に先頭を突っ走っているdoこもルーターですが、月に使える容量は上限があるんですよね。
それに対してWiMAXは月間データ容量7GBのプランとデータ容量無制限のプランが提供されています。
WiMAXは2017年2月に3日間制限の改訂が行われ、従来3日間で3GBを超えると速度制限がかかっていたものが3日間で10GBに変更されました。
さらに、制限時間は24時間から約8時間程度まで短縮され、速度制限後の伝送速度も概ね1Mbpsに緩和されたことで利便性が高まっています。
無制限プランに加入し3日間10GBを使用した後に1日速度制限がかかり、再び3日間10GBを使用する運用を繰り返した試算では、月に利用できる高速データ容量が100GBを超えるケースもあるためデータ容量の残量や追加料金を気にする事無く思う存分使えるでしょう。
WiMAXの無制限プランは、docomoより遥かにリーズナブルな料金で使えるのが大きなメリットです。
2つの回線に対応
もうひとつのポイントは接続の多様性です。
docomoのWi-Fiルーターの場合、利用できるネットワークはdocomoのXiとFOMAのみとなっており、圏外となれば諦めるしかありません。
一方WiMAXのWi-Fiルーターの場合は、最近の機種を選択すれば「WiMAX2+」回線だけじゃなく「au 4G LTE」回線も利用できます。
電波状況や対応エリアに合わせてネットワークを使い分けられるので、モバイルデータ通信が利用できなくなるダウンタイムを最小限に抑えられるでしょう。
WiMAXの料金プランにはどんなものがある?
WiMAXのWi-Fiルーターには主に「ギガ放題プラン」と「ライトプラン」の2つの料金プランがあります。
2つの料金プランから自分の使い方に最適な方を選択して契約できます。
両方のプランとも契約した後でも月に1回までなら料金プランの変更が行え、インターネットを沢山使用する月にはギガ放題プランに変更することも可能です。
ギガ放題プランは月間のデータ容量制限がなく、ゲームをしたり高画質の動画を見たり複数のパソコンやスマートフォンでWi-Fiを使う場合に最適なプランです。
ライトプランはデータ容量に7GBまでの制限がありますが、インターネットブラウジングやWebサイトでの検索程度なら十分な容量です。
データ容量に制限があるので料金は少し安くなっていて手軽に利用できる料金プランです。
7GBあればインターネットブラウジングやWeb検索程度なら十分です。
3日10GB制限がある
3日間で10GB以上のデータ通信を行った場合のみに翌日の18時から翌々日の2時まで制限が適用されますが、動画を高画質で長時間再生し続けなければ3日間で10GB以上のデータ容量を使い切ることはありません。
このようにWiMAXはdocomoの料金より安く、プランも使い勝手のいい内容になっています。
たとえdocomoスマホユーザーだとしても、Wi-Fiルーターを契約するならWiMAXをおすすめします。
まとめ
docomoのWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION」シリーズを比較してみました。
docomoで契約するなら最新機種が一番良いですね。
バッテリー容量も多く、最大速度も速い。
ただネックは使い放題プランがないこと。
WiMAXやワイモバイルなど他社のWi-Fiルーターなら用意されているので、おもいっきりネットを使いたいならおすすめできません。