
スマホシェアがついに12%を超えた格安SIM。
認知度もますます上がって、身近に利用している人も増えているのではないでしょうか。
その流れもあって、ここ数年で数多くのSIMフリーモバイルルーターやホームルーターが登場してきました。
そんな中、SIMカードを契約しなくてもいいモバイルWi-Fiルーター「G3000」が登場。
調査会社BCNが発表しているルーター売上ランキングでも上位ランクインしています。
そこで、GWiFiルーターこと「G3000」がどんな端末なのか?について調べてみました。
目次
BroadlineのGWiFiルーター「G3000」ってどうなの?
まずは「G3000」の評判チェックから。
GWiFi G3000の評判
SIMフリー端末にしては評判情報も多く、けっこう人気あるようです。
で、こういったちょっと特殊な端末を発売後すぐ買ってる人は、いろいろ検証するのが好きみたいですね。
これはOK、あれはダメ、みたいな声がたくさんヒットします。
「プロトコル制限」「VPN」とかちょっと何言ってるかわかんない(汗)ってなフレーズもでてますがスルーして、評判はまぁまぁ良さげ。
発売当初はこんな初期不良も・・・
ただ評判情報を見てると、ドコモとソフトバンク回線に対応してるはずなのにドコモ使えん!みたいな声もちらほら。
なにやら国内向けドコモ回線利用で不具合があったそうでそれ系の評判が良くない感じ。
GWiFi公式サイトにはこんなコメントが発表されていました↓
~お詫び~
平素よりGWiFiのサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
本サービスにおける通信ネットワークはdocomo回線またはSoftBank回線をルーター側で自動選択するという仕様でしたが、現在システムの不具合により、docomo回線へ切り替わらないことが判明しております。
現在、確認作業をしており、システム復旧の目途が立ちましたら、再度、本Webサイトでお知らせさせていただきます。
お客様には大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後とも、お客様にご満足いただけるサービスの維持と提供に努めて参りますので、何卒、ご理解ご了承を賜りますようお願い申し上げます。
初期不良ってやつ?
少なくともこの記事投稿時点では公式サイトになにもコメント上がってないのでまだ直ってないらしい。
ソフトバンク回線が快適に使えるところなら問題ないものの、ドコモ回線メインの場所だと「G3000」はシンドイ感じですね。
※ドコモ回線について追記
その後も改善のお知らせはなし。
Q&AページにLTE回線対応エリアの回答がこうありました↓

SoftBankだけしか明言されていないので、ドコモ回線は使えないと考えてよさそうです。
ドコモ回線をあてにしていた人は、返金対応してくれますので問い合わせてみてください。
GWiFi G3000の特徴

大き目なディスプレイで視認性・操作性が良さそうなG3000の特徴は次の4つ。
- 世界約100カ国で使える!
- ネットで日本全国どこからでも契約可能!
- 海外利用時は設定不要!
- データ容量はチャージ式
国内外で使える
この中で最大の特徴は世界の約半数の国と地域で使えるところでしょう。
さらに海外へしょっちゅう行く人はG3000持っておけば現地でSIMを調達する手間もなし。
対応国には当然日本も含まれているので、海外へ行かない人でも問題なし。
使いたいときにチャージするだけ
また、WiMAXやY!mobileなど、ほかのモバイルWi-Fiルーターみたいに定額料金制じゃないのもメリット。
必要なときに必要な分だけチャージすればOKなのがいい感じです。
となると気になるのは利用料金。
データ容量のチャージ料金は次のとおりです。
G3000のチャージ料金
日本国内

海外

海外利用時の料金相場の参考例として空港でレンタルWi-Fiサービスを手協している「グローバルWiFi」「イモトのWiFi」を調べてみると、1GB/日あたり1000円ほど。
(利用国により違います)
となると1GBあたり1360円のGWiFiはちょい高めですね。
まぁレンタル手続きがないこと、1台持っていれば国内外使えることw考えれば許容範囲か。
それより国内利用時の料金は結構安い!
3/5/10GBプランはまぁ相場的にこんなもんかな?と思いますが、100GBが約3980円(税込)はなかなか良い。
期限30日なのはネックですが。
WiMAXなら使い放題プランが最安3500円以下、DMMレンタルなら2200円くらいですけど、3日10GB制限あるおかげで実質月約100GBしか使えません。
(早朝から夕方メインで使う人は別)
でもG3000はキャリアのLTE回線使ってるので、田舎や障害物多めな場所でも繋がりやすいでしょうし、ソフトバンクとドコモ回線に対応してるならさらに快適に使えそうです。
G3000の本体価格
19800円(税別)
データ通信料はチャージ式なので、本体を買うだけ。
約2万は一般的なSIMフリールーターと同水準かちょっと高いくらいですね。
このサービス内容なら十分安いと思います。
G3000のスペック情報


本体カラー | ブラック |
---|---|
サイズ | 高100×幅70×厚15mm |
重さ | 約150g |
対応バンド(3G) | UMTS 1/2/4/5/8 |
対応バンド(4G) | FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/17/19/28A |
最大速度 | 3G 42Mbps 4G 150Mbps |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) |
同時接続台数 | 最大5台 |
バッテリー容量 | 2800mAh(リチウムイオンポリマー) |
充電時間 | 2.5時間 |
連続待受時間 | 約8時間 |
スタンバイ | 約200時間 |
インターフェース | microUSB |
対応バンドはドコモ回線、ソフトバンク回線の主要バンドにしっかり対応しています。
ドコモ回線のトラブル解消すればめっちゃいい感じですね。
au回線はバンド1しか対応してないので快適に使うのは無理。
au回線が快適に使える環境の人はWiMAXをおすすめします。
とは言え、ドコモとソフトバンク(Y!mobileも)が使えるのでほとんどの方は不自由しないでしょう。
まとめ
Broadlineの世界中で使えるモバイルWi-Fiルーター「GWiFiルーター G3000」について調べてみました。
なかなか良心的な価格で使えるモバイルルーターです。
使い放題じゃないものの、スマホのデータプランを最安に変更して「G3000」と併用すると節約できますね。
これでチャージしたパケット容量の利用期限が30日じゃなければ最高なんですけどね。
せめて40日だったら。
まぁでも100GB4000円なら十分安いでしょう。