
「hi-ho gogo Wi-Fi(ハイホーゴーゴーワイファイ)」を提供していた㈱ハイホーが新サービスを開始。
2020年6月18日に「hi-ho lets Wi-Fi(ハイホーレッツワイファイ)」を始めました。
同系統のWi-Fiサービスでトラブル続きの「どんな○きもWiFi」のように、何かブランドイメージが悪くなることもなかったはず。
なぜ名前を変えたのかは疑問ですが、イメージを一新して再スタートを切るようです。
そこで「hi-ho lets Wi-Fi」のサービス内容と「hi-ho gogo Wi-Fi」から何が変わったのか?を紹介していきます。
目次
hi-ho lets Wi-Fiはどんなサービス?
まずはサクッと気になるポイントをまとめました↓
- 月額料金は定額4300円(税別)
- 1日7GBまでOK!大容量使える
- マルチキャリア回線に対応で繋がりやすい
- 1台で国内はもちろん海外もOK!
- 端末代は0円
【Point1】月額料金は定額4300円(税別)
利用料金は最初から解約するまでずーっと月4300円(税別)です。
税込4730円ですね。
2年間の縛り契約ではありますが、非常にわかりやすい料金設定なのは魅力です。
最初の数か月だけ安くして誤解させようとする業者より透明性は高いと言えます。
でも料金はかなり高いですね(汗)
WiMAXなら最安業者で3500円+税、その他モバイルルーター業者も3000円台前半+税のところがほとんどです。
月額だけで選ぶなら選択肢から外れてしまうでしょう。
ただし「hi-ho lets Wi-Fi」の強みは次で紹介するPoint2にあります。
【Point2】1日7GBまでOK!大容量使える
ここは1日7GBまで快適な通信環境で使えます。
月間210GBくらいですね。
多くの業者が無制限を謳いながら実際は月100GBを超えると制限をかけてくるので、2倍以上使えると最初からきっちり提示してある安心感がここの強みです。
スマホで利用している人も多いと思われる格安SIMではだいたい30GBプランで5000~6000円ほどかかります。
この計算を適用するなら月額2万円くらいになるわけですし、4300円は十分安いと言えるでしょう。
hi-ho lets Wi-Fiを選ぶ人は、他社より余裕のある110GB分が必要かどうか?が大きなポイントですね。
速度制限はある?
1日7GB以上使うと当然制限されるわけですが、それ以外にも速度制限があるのか?について。
公式サイトをチェックしてみるとこう書かれています↓
日本国内ではデータ大容量通信でたっぷりインターネットがご利用できます。
※1日の通信量が7GB以上の場合、7GB以上ご使用日の翌々日の送受信を最大128kbpsに制限させていただきます。また、著しくネットワークを占有するような大容量通信をされた場合は通信速度を制限する場合がございます。
7GBオーバーで128kbpsに落とされるのは仕方ないとして、極端に使いすぎると制限する場合もある、と書かれています。
とはいえ1日7GBを超えれば128kbpsでしか使えないので、この速度で「著しくネットワークを占有する大容量通信」すること自体が難しいですね。
よって実質ないようなものでしょう。
【Point3】マルチキャリア回線に対応で繋がりやすい

hi-ho lets Wi-Fiではドコモ、ソフトバンク、auの3キャリアに対応しています↓
【公式サイトより引用↓】
ドコモ/ソフトバンク/auのネットワーク・LTE回線に対応しております。ご利用いただくエリアや建物の環境によって最適な通信キャリアの回線を自動で選択して接続します。
第4のキャリア「楽天モバイル」はまだですが、もし対応していてもかなり狭い範囲なのでサービスレベルに影響はほぼないでしょう。
3キャリアとも同じような対応エリアですが、基地局を設置している場所は多少なりとも違っています。
となるとビルなどの障害物が影響してつながる・つながらないに差が出てきます。
そんなとき3キャリアとも対応していれば、その場所で繋がりやすいキャリア回線を選択してくれるため快適性アップを期待できますね。
【Point4】1台で国内はもちろん海外もOK!
ここは1枚のSIMカードで国内外で使えるクラウドSIMというものを利用するモバイルルーターを扱っています。
端末詳細はPoint5で触れますが、年に1~数回海外へ行くような人にはうってつけのモバイルルーターです。
国内専用のサービスはWiMAXなどたくさんありますが、海外へ行くときはきっとレンタルWi-Fiやキャリアの国際ローミングサービス、または現地でSIMを購入していたのではないでしょうか。
でもhi-ho lets Wi-Fiなら端末一台で全部済ませられます。
海外で使える容量と速度制限は?
【公式サイトより引用↓】
海外での利用の場合は、1日1GBまでLTE通信でご利用いただけます。容量超過後は、256kbpsまで通信速度が制限されます。
快適に使えるのは1GBまでですね。
ただそれ以降も256kbpsでは通信できるので、観光スポットの写真などをLINEにアップするなどは問題ないでしょう。
【Point5】端末代は0円
端末代はかかりません。
でも2年縛りがあるので端末が欲しいからとすぐ解約しても端末代分くらいの違約金はとられてしまいます(汗)
hi-ho lets Wi-Fiで扱っている端末はアマゾンなどでも売っていますが、2万円近いので0円になるのは助かりますね。
hi-ho lets Wi-Fiで扱う端末は?
「U2s」というモデルです。

U2sのスペック
- 最大速度:下り150Mbps/上り50Mbps
- サイズ:127mm×65.7mm×14.2mm
- 重さ:約151g
- バッテリー容量:3500mAh
- 連続通信時間:12時間
- 同時接続台数:5台
ドコモやau(WiMAX)、ソフトバンクなどが発売しているモバイルルーターと比べてしまうと低スペックですね。
ただ最大速度が1Gbps超えのハイスペック端末だとしても、実際その速度で使えることはありません。
よくて10分の1程度です。
結局使う場所の環境しだいだったりします。
となると最大150Mbpsあれば快適に使えるでしょう。
月額料金以外に必要な費用
必ず必要な費用(税別)
- 初期費用・・・3000円
- ユニバーサルサービス料・・・月間2~3円
このあたりは他社と同じ料金設定です。
任意で発生する費用(税別)
- 0~11か月目未満の解約違約金・・・18000円
- 12か月目~の解約違約金・・・9500円
- オプション代(hi-ho端末補償)・・・500円/月
- 海外利用(エリア1)の通信料・・・970円(非課税)
- 海外利用(エリア2)の通信料・・・1600円(非課税)
解約違約金は高め。
でも1年使えば9500円まで下がるので比較的良心的な設定と言えるでしょう。
端末補償は年間6000円もかかってしまうためおすすめはしません。
海外料金について

- 【エリア1】アジア1・オセアニア1・ヨーロッパ・北アメリカ
- 【エリア2】アジア2・オセアニア2・南米・中米・中東・アフリカ
海外では1日1GBまでなら快適に使えますが、それ以上使うと256kbpsに速度制限されます。
同じ日に2か国以上で使うとそれぞれの国の利用料金がかかります。
フランスで利用→ベルギーで利用→オランダで利用と3カ国で使ったら、970円×3=2910円/日となります。
国内利用料は高めですが、こちらは他社と同レベルですね。
旧サービス「hi-ho gogo Wi-Fi」との違いは?

gogoもletsも似たようなものですが、hi-ho gogo Wi-Fi側は何がどう違っていたのか?をサクッとまとめました↓
- 月額3355円だった
- 異常な使い方をしない限り通信量が無制限だった
違いはこの2つくらいですね。
端末も海外料金もその他いろいろな面で同じでした。
月額3355円だった
hi-ho lets Wi-Fiが4300円なのでかなり値上がりしてしまったように感じますね(汗)
これでは「letsを選ぶと損するだけ」となってしまいますが、ポイントは使えるギガ数にあります↓
異常な使い方をしない限り通信量が無制限だった
とくに速度制限される容量も書かれていないため、データ使用量は無制限ではありました。
ただ多くのモバイルWi-Fiルーター業者は、ホームページで無制限と書いておきながら月間100GB超えたあたりで速度制限するパターンが多いんですよね。
(親切なところは利用規約に100GB程度で制限と書いてありますがここは見当たらず)
gogoがどうなのか?まではわかりませんが、200GBも300GBも制限なしで使える可能性は低いでしょう。
となるとhi-ho lets Wi-Fiの1日7GB、月間210GB使えるのはかなり魅力的です。
ここに月4300円出せるか?しだいですね。
WiMAXと比較すると・・・
私が愛用しているWiMAXも「ギガ放題」プランなら月間無制限で使えるわけですが、3日10GBの速度制限によって快適に使えるのは実質100GBほどとなっています。
やはり210GBの大容量に魅力を感じるサービスと言えます。
hi-ho lets Wi-Fiの申し込み方法
ネット受付のみなので、こちらの公式サイトから申し込みます。
公式サイト
⇒hi-ho Let’s WiFi公式
まとめ
hi-ho lets Wi-Fiのサービス内容をまとめました。
国内外を一台でまかなえるサービスはほかにもたくさんありますが、このデータ通信量だけがここの最大の強み。
料金は高いのですが、1日7GB、月間210GBという容量が必要かどうか?しだいです。
ここに魅力を感じるなら「hi-ho lets Wi-Fi」で契約しましょう。