
WiMAXルーターの主なメーカーは
- NECプラットフォームズ(日本)
- ファーウェイ(中国)
の2社あります。
そしてファーウェイは2017年にWiMAXホームルーター「L01」シリーズを発売し大人気となりました。
それから遅れること約2年、NECプラットフォームズもついにホームルーター市場に参入!
「WiMAX HOME 01」を発売しました。
後から発売しているので、当然スペックは上のはず。
そこで「HOME 01」とファーウェイのホームルーター現行モデル「L01s」の違いを徹底比較!
どっちがいいのか?について、デザインやスペック、搭載されている機能などの面から比べてみました。
目次
WiMAX HOME 01 vs L01s どっちのホームルーターがいい?
まずは違和感なくインテリアに溶け込めるかデザインを比較していきます。
デザイン比較
L01sサイズ :幅93×高180×奥行93mm
正面のデザイン比較

HOME 01のコンパクトさが目立ちます。
正面から見るとふた周りは小さいですね。
写真ではHOME01の表面がツルッといてるように見えるかもですが、実物はパッと見ほぼ一緒。
触ってみるとL01sのほうがツルツル感は上ですね。
ものすごくどーでもいい情報ですが(笑)
背面のデザイン比較

背面デザインもHOME 01がかなり小さめ。
端子はLANケーブル用が2つ、アダプター用が1つ、リセットボタンが1つ、USB端子が1つ。
HOME01はさらに2つ穴がありますが、現状不明なのでわかりしだい追記します。
※穴ではなく「WPS」「Mode」ボタンでした(汗)
L01sは正面側に付いてる縦に細長いボタンが同じものです。
またHOME01はSIMカード挿入口が背面にあるのに対し、L01sは底面にあります。
側面のデザイン比較

側面サイズだけはHOME 01が少し大きめ。
ですが1cm大きいだけなので全体的にはHOME 01の方がコンパクトになっています。
上部のデザイン比較

奥行きが1cm大きいぶんHOME 01は細長くなり楕円形なのに対し、L01sは真円。
デザインのオシャレさではL01sのほうがいい感じ。
対してHOME 01はどことなく昔ながらのWi-Fiルーター感というか機器っぽさを感じます。
まぁでもホワイト一色なので、和洋アジアンなどどんなインテリアにも合いそうですね。
搭載されている機能を比較
HOME 01の注目機能
- ビームフォーミング
- WiMAXハイパワー
ビームフォーミング
Wi-Fi電波の受信速度が約50%改善されるとのこと。
(5GHz帯利用時)
同じメーカー製モバイルルーター「WX05」もクレードル利用で同様の機能が使えるんですが、こちらは約20%改善されるのみ。
さすがにコンセント直結のホームルーター型だけあってパワフルです。
スマホで動画観たりゲームやるときは、かなり快適になるでしょうね。
WiMAXハイパワー
WiMAX電波の通信速度が約70%も改善されるとのこと。
こちらも同様の機能を搭載する「WX05」が約20%改善なのに対し、3倍以上と圧倒的。
バッテリー駆動じゃない分、電力を思う存分使えるのでパワーが違います。
もちろん最大約7割改善ってだけなのでもっと少ないこともありますし、もともと電波が届かないところではどうにもなりません。
が、他のWiMAXルーターで仮に100Mbpsの速度だったなら、170Mbpsになる可能性はあるわけで。
かなり魅力的な機能と言えるでしょう。
たぶん出ると予想される次期モデル「HOME 02」でも当然搭載してくるでしょうし、どれくらいパワーアップしてくれるのか今から楽しみですね。
L01sの注目機能
L01から細かな部分でバージョンアップしたL01sですが、HOME 01のように特徴的な機能はなかったりします。
それだけに、HOME 01の魅力が際立ちます。
ただ都会に住んでいるなどWiMAXが普通に使えるエリアならL01sで全然問題ありませんし、見た目で選ぶなら個人的にL01sですね。
スペック比較
製品名称 | WiMAX HOME 01 | Speed Wi-Fi HOME L01s |
---|---|---|
メーカー | NECプラットフォームズ (日本) | ファーウェイ (中国) |
本体カラー | ホワイト | グレー |
サイズ | 幅 70mm 高 154mm 奥行 100mm | 幅 93mm 高 180mm 奥行 93mm |
重さ | 約338g | 約450g |
電源 | ACアダプタ | ACアダプタ |
最大消費電力 | ― | ― |
SIMカード | NanoSIM | NanoSIM |
対応回線 | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE |
WiMAX2+ 最大速度 | 受信440Mbps 送信75Mbps | 受信440Mbps 送信30Mbps |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
インターフェイス | 100BASE-LANポート 1000Base-T | 10Base-T 100Base-TX 1000Base-T |
同時接続台数 | 最大22台 【内訳】 有線接続 2台 Wi-Fi(2.4GHz) 10台 Wi-Fi(5GHz) 10台 | 最大42台 【内訳】 有線接続 2台 Wi-Fi(2.4GHz) 20台 Wi-Fi(5GHz) 20台 |
対応OS Windows | 7/8.1/10 | 7/8.1/10 |
対応OS Mac OS X | v10.5/v10.6/v10.7/v10.8/ v10.9/v10.10/v10.11/ v10.12/v10.13/v10.14 | v10.6/v10.7/v10.8/ v10.9/v10.10/v10.11/ v10.12/v10.13 |
かんたん接続 | WPS/NFC/QRコード | WPS/NFC/QRコード |
同梱品 | ACアダプタ つなぎかたガイド (保証書付) | ACアダプタ Ethernetケーブル(試供品) 取扱説明書 保証書 |
スペック表上の主な違い
- 本体カラー
- サイズ
- 重さ
- 最大接続台数
- インターフェース
- 同梱物
L01sに対し、HOME 01はふた周りほどサイズダウン&軽くなってます。
本体カラーはL01sがグレーなんですが、背面パーツの一部だけなので実質ホワイトみたいなものです。
L01sより劣っているのは、接続台数、インターフェース、同梱物の3つですね。
接続台数
L01sは42台まで同時接続OKと、HOME 01の倍近く繋げられます。
ただ一般個人宅で使う分には必要ないスペックです。
不特定多数が訪れるお店や集会などで使うくらいしか用途はないでしょう。
スマホやタブレットなど数十台持ってて同時接続する、といった特殊な使い方をするなら別ですが・・・。
そもそもHOMEデザイン 01の22台でも多すぎるレベルですからね。
インターフェース
HOME 01は「10Base-T」非対応です。
10Base-T(テンベースティー)とは、通信速度10Mbpsの規格のこと。
(同じように100Base-TXなら100Mbps、1000Base-Tなら1000Mbps(=1Gbps)ですね)
古い規格なので今さら使う人はほとんどいないはず。
これがどうしても必要ならL01sを選ぶことになりますが、対応してないからと言ってマイナスにはならないでしょう。
同梱物
HOME 01ではLANケーブルがついていません。
ホームルータータイプなので最初からケーブル接続用端子が付いてますが、デスクトップパソコンでもない限りWi-Fi接続することがほとんど。
またデスクトップパソコンをインターネットに繋げている人なら、すでにLANケーブルを使っているはずです。
なのでとくに問題ないでしょう。
ムダを省いたHOME 01
このように、HOME 01では不必要なもの・機能は省かれているようです。
これによりサイズダウンしつつ新機能搭載のスペース確保に繋がっているんですね。
というわけで、ここまで2機種の機能やスペックを比較してきました。
そこでそれぞれの優れているところを一度まとめつつ、どっちがいいか?を見ていきます。
HOME 01の優れているところ
- WiMAXハイパワーで通信性能アップ
- ビームフォーミングでWi-Fi環境が快適に
- サイズがコンパクト
安定性アップを中心に開発されているHOME 01。
L01sと最大速度が同じですが、新機能がある分こちらのほうがより快適に使えるでしょう。
L01sの優れているところ
- デザイン性の高さ
- 同時接続台数が多い
大ヒットした(している)モデルなのはデザイン性の高さも理由の1つ。
ネット上でもデザインに対するポジティブな声が多く見られます。
20台以上同時接続する機会があるならこちらを選びましょう。
どっちがいい?
通信環境の大幅な改善が見込める「WiMAX HOME 01」が断然おすすめです。
部屋に置くアイテム1つ1つへのこだわりが強い人ならL01sだと思いますが、HOME 01も白ベースで通信機器っぽさはありません。
昔ながらのアンテナが外に出ている通信機器のイメージ↓

というわけで、HOME 01がいいですね。
※L01sのニューバージョン「L02」が発売されました!
L01sにするつもりならL02にしたほうがいいです。
L02の詳細はこちらでまとめてるので要チェック!
⇒WiMAX L02のスゴいところはここ!
最後にHOME 01を安く契約できるWiMAXプロバイダを比較してみました。
一番安いWiMAXプロバイダはここ
今後さらに扱うプロバイダは増えていくと思いますが、現時点では次の業者で契約できます。
UQ WiMAX(販売終了)GMOとくとくBB(販売終了)So-net(販売終了)BroadWiMAX(販売終了)BIGLOBE(販売終了)- @nifty
DTI(販売終了)カシモWiMAX(販売終了)- 家電量販店系のプロバイダ
など
増えしだい追加予定ですが、この中で選べば業界トップに安いプロバイダがわかります。
そこでこれらプロバイダで3年間の合計料金を比較、ランキングにしました。
HOME 01 料金比較ランキング
※お知らせ
HOME02登場!
これにより安いプロバイダはHOME01から切り替わっているため、HOME02をおすすめします。
HOME02の特徴はこちらを参考にしてください。
順位 2020/11更新 | プロバイダ | 無制限プラン 3年総額 | ライトプラン (月7GBまで) 3年総額 | 特典 |
---|---|---|---|---|
販売終了 | ヨドバシカメラ | - (端末代15000) | - | クーポン 5000~15000円 |
販売終了 | ビックカメラ エディオン ヤマダ電機 ケーズデンキ ソフマップ コジマ電気 | - (端末代15000) | - | 店舗による |
販売終了 | GMOとくとくBB キャシュバック | - | - | - |
販売終了 | BroadWiMAX | - | - | - |
販売終了 | UQ WiMAX | - | - | - |
販売終了 | BIGLOBE | - | - | - |
販売終了 | So-net | - | - | - |
販売終了 | DTI | - | - | - |
販売終了 | カシモWiMAX | - | - | - |
サービス終了 | @nifty | - | - | - |
新機種が発売されているため確認した限りすべてのプロバイダで販売終了しています。
いまは次のモデル「WiMAX HOME 02」が登場しているため、そちらの契約をおすすめします。
まとめ
国産WiMAXホームルーターにNECプラットフォームズも参入!
新機種「WiMAX HOME 01」がどんな機種なのか?についてライバルL01sと比較しつつ紹介しました。
無駄を省きつつ、不満の多かったWiMAX通信環境の改善を中心にパワーアップしたHOME 01。
L01sと比較してもかなり魅力的なモデルに仕上がっています。
ニューモデルは出ましたが、中古で安く端末を買いたい人にはおすすめできるモデルです。