
WiMAXを契約するときの主な支払い方法は
- クレジットカード払い
- 口座振替
があります。
(以前はコンビニ払いに対応している業者もあったのですが、今は見かけなくなりました)
そして、ほとんどのWiMAXサービス提供会社(プロバイダという)はクレジットカード払いを採用しています。
クレジットカード払いが一番手間もかからず確実に支払ってもらえる&年齢確認も簡単で都合いいんですね。
契約もスピーディーですし。
でもクレジットカードを持っていない人もいるでしょうし、諸事情によりどうしても口座振替で契約したいって人もいるでしょう。
そこで、口座振替が選べるWiMAXプロバイダをピックアップ。
その中でキャンペーン割引が一番お得なところを調べ、まとめました。
目次
口座振替に対応しているWiMAXプロバイダは?
まずは口座振替に対応しているWiMAXプロバイダをピックアップ。
キャンペーン有無とクレカ契約時との端末納期の違いを比較しました。
口座振替可能なWiMAXプロバイダ
キャンペーン有無と端末の納期を比較
口座振替OKプロバイダ | 主なキャンペーン | 端末納期 |
---|---|---|
BIGLOBE WiMAX | 現金キャッシュバック | だいたい10~20日ほどの遅れ |
UQ WiMAX | 現金キャッシュバック | 申込後に必要な本人確認書類手続き分だけ遅くなります |
@nifty WiMAX | なし | 口座振替手続き完了後に発送となります |
BroadWiMAX | 初期費用18857円無料 月額大幅割引 ※口座振替契約では適用されません | 通常通り |
ほか、auショップ、家電量販店系のプロバイダでも口座振替に対応しています。
が、キャンペーンがない、もしくは魅力がないレベルなので選ぶメリットはありません。
口座振替契約では本人確認が必要となるので、端末が送られてくるまでに多少時間がかかります。
リストアップした中でもBIGLOBEはとくに遅め。
ですが他の3社はオンラインで口座振替手続きを済ませればすぐ終わるため、極端に納期が遅れることはないでしょう。
ここからは各WiMAXプロバイダで口座振替契約する流れと特徴を解説していきます。
口座振替契約の流れと各プロバイダの特徴
BIGLOBE WiMAX2+
BIGLOBE(ビッグローブ)はKDDIが親会社となっている大手プロバイダです。
プランは月額3696円で7GB分まで高速通信が可能な通常プランと、同じく月額4380円で帯域の制限が存在しないギガ放題の2種類になります。
口座振替での契約方法は原則的にインターネット上からの申し込みのみとなっていて、申し込み方法は次のとおりです。
申し込み方法
まずBIGLOBEの公式サイトに入り、WiMANタグをクリックします。
するとサービスの詳細画面が表示され、ページの下部に申し込みのボタンがでてくるのでクリックします。
申し込みページでは料金プラン、端末選択とクレードルの有無、特典などを選択し、最後にBIGLOBE会員かどうかを選択します。
次にオプションサービスの選択画面に移りますので申し込むサービスにチェックを入れ、ページ下部のお客様情報入力ボタンをクリックします。
契約者の名前や生年月日、住所など必要項目に入力していくと支払方法についての記入欄が現れます。
クレジットカードと口座振替があるので、ここで口座振替にチェックを入れます。
最後に「個人情報の取り扱いについて」の内容に同意して確認ボタンをクリックし、最終確認画面で契約内容の確認を行う、までが口座振替契約に関する一連の流れです。
申し込みから1週間以内には口座振替の申込用紙「支払方法登録申込書」が送られてきますので、返送後内容を確認、審査しOKであれば支払い方法が口座振替で確定となります。
これには返送後到着時点から7〜10日程度掛かるのが一般的です。
その後端末が発送されますので、端末納期は申し込みから約2週間と考えておくと良いでしょう。
料金支払いに関しては、BIGLOBEでは口座振替収納代行業者利用しているので、利用料金の他に振替手数料として月額200円が必要となりますので注意が必要です。
利用料金は毎月月末に締めて翌月に請求され、引き落とし日は26日となっていますが、金融機関が休業日の場合は翌営業日に引き落とされます。
なお、1か月の利用料金が1000円未満の場合は、累計利用料金が1000円以上に達した利用月の翌月に一括して請求されます。
UQWiMAX
WiMAXを運営しているUQコミュニケーションズ本体のプロバイダです。
プランは月額4380円と500円の長期割引サービスが付帯する高速通信用のUQFlatツープラスギガ放題(3年)と、月額4196円と同じく500円の長期割引サービスが付帯し、通信量を抑えながら価格も抑える事が出来るUQFlatツープラス(3年)の2つが存在します。
※2019年10月から新プランに変更されました
申し込み方法
UQWiMAXで口座振替契約をするには、インターネットから行う方法と郵送で行う方法があります。
Webから新規契約を行った場合の流れは、支払い方法を選択する画面で「口座振替」のチェックボックスをオンにすると手続き方法を選択するメニューが表示されます。
ここで「Web申し込み」を選択した場合は、新規契約手続きの最後に表示される「口座振替Web申し込みへ」を選択し、画面の指示に従って手続きを行います。
「口座振替依頼書」を選択した場合は、口座振替依頼書が郵送されるので必要事項を記入の上、同封されている返信用封筒でUQお客様サービスセンターまで返送します。
口座振替の手続きが完了するまではコンビニエンスストア支払い用の請求書が送付され、2回目までは支払い手数料無料、3回目以降は1回につき150円が発生します。
口座振替の請求書を確認するには原則として公式ホームページのMy UQにログインして閲覧する事になりますが、書面による請求書が必要な場合は、請求書発行月前月までに月額100円の「請求書発行オプション」に申し込みましょう。
利用月の月末が締め日となり引き落とし日は請求書発行月の26日ですが、26日が土日祝日の場合は翌営業日になります。
端末の納期は配達日の指定ができないため、運送会社の裁量に任せる形となり納期を確定する事はできません。
発送についてはクレジットカードでの支払いを選択した場合かつ、UQWiMAXの営業時間だった場合は最短で当日発送となります。
が、口座振替を選択した場合は手続きの関係から発送までに時間を要するケースがあります。
とくに金曜日の夕方以降や土日祝日を挟んだ場合は金融機関との照会が翌営業日以降となるため、それらが済んでから発送の手続きに入ります。
配達されるまでの日数は荷物が発送されてから、北は東北から南は中部地方周辺までが約1日、北海道や東海地方以南は約2日、沖縄や離島は約3日程度が目安となります。
@nifty WiMAX
@nifty(アットニフティ)はニフティが運営を行っている大手プロバイダです。
申し込み方法
@niftyWiMAXで口座振替を契約するためにはまずホームページや電話で対応の危機器を申し込みます。
その際に料金プランも選択。
@niftyのIDを持っていない場合は機器の購入と同時にIDを取得することができます。
申し込みが完了すると@niftyから完了メールが送られてきます。
すると最短で4日後に選択した料金プランで契約した状態の機器が発送されてきます。
この発送段階から月額料金が発生する仕組みです。
支払い方法が確定していない場合、発送が行われないので、方法を決定していない場合はその手続きをしておく必要があります。
発送が最短4日後なので実際に届くまでにはその後少しかかります。
端末の納期日は配送状況や住んでいる地域によって異なります。
配送状況は申し込み受付完了のメールに記載されている伝票番号を、クロネコヤマトのお問い合わせシステムで入力することで確認できます。
@niftyWiMAXの機種が届いたら同梱されているマニュアルを参考にして提供エリア内で設定します。
この流れを経ると無事利用開始です。
@niftyWiMAXの口座振替は毎月27日が引き落とし日になっています。
27日が休日の場合は次の営業日です。
もし、振替できなかった場合はコンビニや銀行で支払うための請求書が発行されます。
その場合は所定の手数料が発生。
手数料の金額は支払い手段によっても変わることがあります。
詳しくはホームページでご確認ください。
@niftyではログインすることができるマイページを用意しています。
このページからは利用の詳細などを確認することが可能です。
設定などを変更することもできるので利用開始の際には是非使用すると便利です。
マイページにログインするにはIDとパスワードの両方が必要があります。
ホームページ上のnifty会員に登録することは無料になっています。
BroadWiMAX
インターネット系サービスを展開するリンクライフが運営するプロバイダです。
他社と同じくギガ放題、ライトプランから選べます。
ここは月額料金が業界最安レベルの「月額最安」プランがおすすめなんですが、口座振替で契約するとこのプランを選べません。
申し込み方法
BroadWiMAXで口座振替契約をする場合には手数料として200円が必要になります。
契約はWebか電話で申し込みを行い申し込みが完了して端末が発送されて利用開始となり、月額料金が代行業者から指定した口座へ請求され自動で引き落とされるという流れです。
Webからの24時間の申し込みに対応しているので、いつでも申し込みができます。
申し込みの際には料金プランの選択や利用する端末の選択などを行い、電話で申し込む場合には契約内容や料金プランなどを確認しながら契約できます。
申し込みをするときには本人確認などの契約に必要な審査がありますがそれ以降は端末が届くのを待つだけです。
基本的に契約はWebや電話で行うのですぐに完了しますが、本人確認や契約に必要なその他の審査などは本人確認が取れない場合などには時間を要する場合や電話での確認が行われる場合もあります。
引き落とし日は毎月27日となっていますが、金融機関が休業日の場合には翌営業日に引き落とされます。
ライフカードで登録をした場合の引き落とし日も同じく毎月27日ですが、登録している金融機関によっては引き落とし日が翌月3月に変更される場合もあります。
口座残高の不足などで引き落とし日に指定した口座から引き落としが行えなかった場合には、翌月に契約した住所に支払い用紙が届きます。
BroadWiMAXでは端末の即日発送に対応していて申し込み処理が完了してすぐに発送準備が行われます。
即日発送の対象になるのは平日13時までの申し込み分で祝日や日曜日は基本的には即日発送を行っていません。
端末の納期は関東エリアの場合にはおよそ1日、東北や北陸や東海や関西や四国エリアの場合にはおよそ2日、北海道や九州や沖縄やその他のエリアの場合にはおよそ3日以降となっています。
納期はあくまでも目安で申し込んだ時期や端末の在庫の状況によって納期が遅れる場合や早まる場合もあります。
口座振替契約時の疑問点をピックアップ
口座振替契約で審査はある?
まず結論だけを言えば、WiMAXの口座振替契約を行う場合には、必ずプロバイダによる審査を通過しなければいけません。
より正確に言えば、WiMAXの契約においては必ず支払い原資や金融に関する個々人の信用力を審査で問われる事になります。
契約において口座振替を選択出来るプロバイダの場合、料金の支払い方法はクレジットカードとの2択になっている事がほとんど。
クレジットカードについては発行時に発行元の審査を受けているため、其れによって信用が担保される形となって、新たにプロバイダから課される事はありません。
口座振替の場合は当該する審査を通過していない為に、独自のものが入る形となる訳です。
ただしあくまでも料金支払いの為の利用に留まる事から、カードローンの借入等と比較すると比較的通過し易い審査内容になっているとされます。
詳細は公表されるものでは無いので判断し難い部分もありますが、携帯電話等の他の通信端末で延滞が発生していない・カードローン等で大量の借入が無い・定収を示す事が出来るという条件が揃っていれば、概ね通過出来るものと考えられます。
クレジットカードの発行審査は通過出来なかったのに、WiMAXの口座振替は承認されたといったケースも、口コミ情報等から見る事が出来ます。
口座振替を選択出来るプロバイダは複数ありますし、審査があると言っても過度な警戒や対策は必要としません。
ただし、携帯端末に関する延滞といった明らかな瑕疵に見られる状況は、事前に解消してから申し込みましょう。
未成年でも口座振替契約できる?
未成年と言ってもクレジットカードが作れない高校生以下はできません。
それ以外なら可能です。
ただ未成年がWiMAXの利用契約を行うのは各プロバイダ(販売代理店)毎に制限が設けられています。
これまでは未成年が利用するには保護者が契約して入手したWiMAX端末を利用するのが主な方法でした。
一方で最近はこの制限が幾分緩和されており、未成年でも「親権者同意書」や「本人確認書類」などの必要な書類を提出する事で直接契約することが可能なプロバイダも増えてきました。
未成年でも本人のクレジットカードで登録することも可能になりましたし、クレジットカードが無くても口座振替による支払いにも対応しています。
プロバイダによっては新規加入キャンペーンも行っているのでお得に開始することもできるでしょう。
口座振替できるプロバイダで一番安く使えるのは?
上で比較した4社の特徴を解説していきます。
BIGLOBE WiMAX
口座振替は申込時に選択します。
口座振替手数料が別途200円必要です。
現金キャッシュバックをやっているプロバイダで受取手続きが簡単、確実なところ。
口座振替にすると端末発送までに時間がかかるのは弱点ですが、オリコン満足度ランキングでもトップの安心して使える会社です。
キャッシュバック額は端末によって違いますが、月額料金も安く料金と信頼性のバランスが良いプロバイダです。
なお、BIGLOBEの他のサービス会員なら月200円安くなります。
ここはこんな人におすすめ。
- キャッシュバックを確実に受取りたい
- みんなが満足しているところがいい
- BIGLOBEの他のサービルを使っている
キャッシュバック額は変動します。
公式サイトでご確認下さい。
⇒BIGLOBE WiMAX2+
UQWiMAX
口座振替は申込時に選択します。
口座振替手数料は0円です。
WiMAXを運営・管理しているUQコミュニケーションズがやっているプロバイダ。全国に実店舗も拡大中で信頼性は一番です。キャッシュバックが商品券なのはネック。また料金も他社より高めです。口座振替手数料0円は魅力ですが、BIGLOBEの料金に比べると割高です。
ここはこんな人におすすめ。
- ブランドの信頼性重視
- 実店舗で契約したい
- サポート重視
公式サイト
⇒UQwimax
@nifty WiMAX
キャッシュバックもなく料金も高め。
口座振替は選べるものの、他の魅力はほとんどありません。
@nifty会員なら月額料金が250円割引されますが、それでもBIGLOBEとは差が大きく選ぶメリットは感じられません。
niftyに弱みを握られている、恩義を感じているなど特殊な事情がないなら、BIGLOBEを選ぶのが無難です。
BroadWiMAX
ここでピックアップした口座振替対応プロバイダの中で「BroadWiMAX」はクレジットカード払いにしないとキャンペーンが適用されません。
よって安く使いたいなら残り3社から選ぶのをおすすめします。
まとめ
プロバイダは20社以上あり、おトクなキャンペーンをやっているのはほぼWEB受付のみとなっているんですが、それらのほとんどがクレジットカード払いでの申込みとなっています。
上でピックアップした「BroadWiMAX」のように、他の支払手段が選べてもクレジットカード払いじゃないとキャンペーンが適用されないところもあります。
WiMAX業界で一番キャッシュバック額が高い 「GMOとくとくBB」もこのパターン。ここは以前まで口座振替も選べたんですが、今はクレジットカード払いのみになってしまいました。
なので「口座振替じゃないと困る、でもキャンペーン特典も欲しい」ならBIGLOBEがベストです。