
発売されてからだいぶ経ってますが、今更ながらWiMAXの人気だったモデル2つ、
- Speed Wi-Fi HOME L01
- Speed Wi-Fi NEXT WX03
ならどっちがいいのか?を比較してみることに。
毎月このブログでもチェックしているモバイルWi-Fiルーター売上ランキングの順位は、WX03よりL01が上になっていることが多かったです。
この2機種は、L01がホームルーター、WX03はモバイルルーターなので比較する対象としてどうなのよ?と思わなくもないんですが、WX03には変わった機能が搭載された専用クレードルがあってホームルーター代わりに使う人にとっても魅力的だったりします。
L01・WX03両方とも実際に使ってみましたが、正直どっちもいいって思います(汗)
私の使い方がほぼ自宅で使うのみなので、ホームもモバイルも関係なし。
でも、速度計測するとWX03(クレードルあり)がわずかに上でした。
ので、まずは私個人のレビューを元にした比較結果では、
- 速度・安定性重視、外でも使うこともあるならWX03
- インテリアを気にする、広い家で使うなどWi-Fiのパワー重視ならL01
って感じですね。
ただ、WiMAX世界チャンピオンでもないいちユーザーの結論なんて信じられるか!って人もいると思うので、項目別にもうちょい細かく比較していきます。
目次
L01とWX03をいろんな面から比較してみました
SIMカードは使いまわせる?
両方ともmicroSIMサイズのSIMカードを使っているため、中古でどちらかの端末を買えば使えます。
WX03はバッテリー駆動なこともあり、長く使い続けると劣化していきます。
そんなとき、外では使えませんがL01に買い換えるのもありだと思いますよ。
デザイン比較
L01のデザイン

ちと写真が微妙(汗)。なので、公式サイトのL01画像も掲載しておきます。

めっちゃオシャレさん。WiMAX過去モデルすべてと比較してもデザインはこれが一番だと思います。
L01が出たおかげで別会社のWiMAXホームルーターは売上がガクッと下がりました。
WX03のデザイン

こちらも一応公式サイトのWX03画像を掲載しておきます。

まぁ至って普通のモバイルルーターじゃないかと。凝ったデザインじゃありませんが、タッチパネル部分が大きく操作性の良いモデルです。
インテリアを気にして使うなら、L01の圧勝ですね。
アピールポイント比較
L01のアピールポイント
- シンプルで清潔感のあるデザインの良さ
- 広い家・建物でも繋がりやすいWi-Fiパワー
- 同時接続台数が多い
WX03のアピールポイント
- モバイルルーターの中でも小さめサイズで携帯性が良い
- 専用クレードル利用で、WiMAX電波の受信感度アップ
利用形態が違うのでなんとも言えませんが、見た目重視/広い家で家族みんなで使うならL01、部屋で自分だけが使う/速度が少しでも速いほうがいいならWX03です。
本来ならホームルーターの方が通信安定性は高いはずなんですが、WX03に限っては専用クレードルを使えば遜色ないどころか速かったくらいなので、ホームルーター替わりとしても使えます。
スペック比較
L01 | WX03 | |
---|---|---|
本体色 | ホワイト | ディープブルー ホワイトゴールド |
サイズ | 幅 93mm 高さ 180mm 奥行 93mm | 幅 99mm 高さ 62mm 厚さ 13.2mm |
重量 | 約493g | 約110g |
充電時間 | - | 約160分/200分 |
バッテリ 容量 | - | 2890mAh |
連続 通信時間 | - | 【Wi-Fi接続時】 ハイパフォーマンスモード 約440分 ノーマルモード 約600分 エコモード 約740分 【Bluetooth接続時】 ハイパフォーマンスモード 約580分 ノーマルモード 約900分 エコモード 約990分 |
連続 待受時間 | ー | 約1100時間 |
電源 | AC100V-240V(最大24W) | バッテリー |
ディスプレイ | ー(LEDで表示) | 未記載 |
au | au Micro IC Card | au Micro IC Card |
ICカード | ||
対応回線 | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ |
最大通信速度 (下り/上り) | au 4G LTE 150Mbps/25Mbps au 4G LTE(CA) 225Mbps WiMAX2+ 110Mbps/15Mbps WiMAX2+(CA) 440Mbps/30Mbps ※CA=キャリアアグリゲーション | ハイパフォーマンスモード 440Mbps/30Mbps ノーマルモード 110~220Mbps エコモード 110Mbps |
Blue | Ver 4.1 | Ver 4.0 |
tooth | ||
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
規格 | ||
インターフェイス | 10Base-T 100Base-TX 1000Base-T | microUSB 2.0推奨 (microB-type) |
最大 | 42台 | Wi-Fi 10台 |
接続台数 | 2.4GHz×20台 5GHz×20台 USB×2台 | USB 1台 Bluetooth 3台 |
さすがに用途が違うので極端に差がある項目もあります。
サイズや接続台数、バッテリー有無などは比べるまでもないってことでスルーします。
L01のアピールポイント
L01の優れているのはau 4G LTE回線も使えるところ、そしてサイズが大きいのでWi-Fi電波を送受信するアンテナを大きくできる分パワーは上です。
ちなみにWiMAX電波の送受信ではなく、建物内でスマホや他の端末に無線(Wi-Fi)で繋げる場合のパワーです。
ウチはマンションなので1階と2階で繋がるか?まではわかりませんが、リビングに設置して他の部屋でも使いたい、みたいなシチュエーションならL01ですね。
WX03も自分部屋に置いて別の部屋で試すと普通につながってますが、アンテナは1~2本減りました。
WX03のアピールポイント
個人的には専用クレードル利用による速度と安定性アップにこそ価値があると思います。
L01もWX03も我が家ではおおむね20~40Mbps程度の速度でほぼ一緒。
L01みたいなホームルータータイプならWiMAX電波の受信能力も高いものだと思ってたんですが、少なくともウチでは大差ないらしい。
でも、WX03は専用クレードル装着で速度が1割程度速くなりました。
ので、自宅でしか使わない人でも、自分だけ/自室でしか使わない限定的な用途ならWX03&クレードルがいいと思います。
本体価格比較
新品はどちらも0円
WiMAXルーターは回線契約と同時に端末購入することになります。
中古は別ですけどね。
なので、回線契約するWiMAXプロバイダの価格となりますが、キャンペーンで0円にしているプロバイダがたくさんあるのでそういったところを選ぶのがお得。
一番高いのは両方2800円のUQWiMAXでした。
(すでに販売終了しています)
ここは基本料金も高いので選ばないほうがいいですね。
というわけで、本体価格はL01、WX03ともに0円です。
ただWX03のクレードルを買う人は別途3500円ほど必要です。
中古価格はどれくらい?
WX03はアマゾンで10円~とかなり安く売られてました。
さすがにバッテリー劣化してるでしょうし、電池パック購入代も考えると2000~3000円くらいと考えておいたほうがいいですね。
L01はアマゾンで4000円くらいから売られています。
メルカリなら2000円台で手に入るので、こちらに関してはメルカリなどのフリマアプリで買ったほうがお得です。
比較した結果、どっちがいい?
最初に書いた結論どおりですがもう一回まとめておきます。
L01がいい人
- 部屋のインテリアにこだわりがある
- 家族で、または職場で使うなど同時利用者が多い
- 家が広く家族も使う
WX03がいい人
- 外でも使いたい
- 基本的に家で使うのは自分だけ
- 少しでも快適な通信環境で使いたい
以上、WiMAX歴がそこそこ長いユーザーによるL01とWX03の比較結果レポートでした!
まとめ
WiMAXの「WX03」と「L01」を比較してみました。
用途が違うためはっきり分かれると思いますが、WiMAXもSIMカードだけで契約できるようになったため、中古で昔の端末を安く買う人も増えていくはず。
もしこの2機種で迷っているなら参考にしてください。
個人的おすすめはWX03ですが、家でしか使わないならL01を選んだほうがいいです。