
ソフトバンクのWi-Fiルーターとして、2015年10月9日に発売された「Pocket WiFi 501HW」。
テレビ視聴も可能なモバイルWi-Fiルーターとして人気でした。
いまなら少し古めのモデルだけあって中古も安くなっていて、予備のネット回線確保には丁度いい感じ。
そこでこの端末を格安SIMで使うときに必要になってくる中古価格や交換用バッテリー価格、SIMロック解除方法をまとめました。
目次
ソフトバンク「Pocket WiFi 501HW」を格安SIMで使おう!
501HWの本体価格
販売当時のソフトバンク端末価格
- 端末価格 42000円(税込)
- 分割払い 1750円×24回(税込)
中古価格(2021/1時点)
- アマゾン 5500円~
- 楽天市場 なし
- ヤフー 3480円~
- メルカリ 落札価格1500円~
- ヤフオク 落札価格1301円~
画面フィルムやバッテリーは今でも普通に売ってますが、本体中古は球数少な目。
状態のいいものがあったら早めに買っておいた方がよさそうです。
購入するならヤフオクが安くて球数多めでゲットしやすいですね。
交換用バッテリー価格は?
純正バッテリーもAmazonなどで販売されていますが中古でした(汗)
バッテリーが中古では信用できませんね・・・。
買うなら新品がいいと思いますし、新品の互換バッテリーを買っておいたほう長持ちするでしょう。


アマゾンなどで売ってます。
格安SIMで501HWは使うには?
基本的に501HWはソフトバンクと契約しなければモバイルルーターとして利用ができませんが、端末の割賦支払いが済んでいるなら格安SIMでも使えます。
ソフトバンクでは2015年5月以降に発売された端末ならSIMロック解除に対応しています。
501HWは2015年10月発売なので問題ないですね。
よってソフトバンクショップやマイページなどからSIMロック解除手続きを済ませましょう。
SIMロックを解除するためにはマイソフトバンクにログインをして手続きする、ソフトバンクショップに端末を持ち込んで申込み手続きを行う必要があります。
なお、マイソフトバンク経由で手続きをした場合には無料でSIMロック解除ができますが、店頭窓口で申込みをした場合には手数料がかかる点に注意しましょう。
使える格安SIMは、快適に使えるかどうか?という基準ならソフトバンク回線プランのものを選びましょう。
当然ながら対応バンドが充実しています。
ドコモやau回線の格安SIMは場所によっては快適に使えるかもしれない、くらいのレベルなので基本おすすめしません。
販売していた当時の501HWの料金プラン
分割払い | |
---|---|
基本使用料 | 4531円 |
月額使用料 | 540円 |
端末代金/月 | 1750円 |
初期費用 | 0円 |
月月割 | -1750円 |
Pocket Wi-Fi特別キャンペーン | -1080円 |
月額料金(税込) | 3991円 |
現時点ではすでに販売終了しています。
TVチューナー内蔵なのでテレビ視聴よくする人には最適なルーターですね。
501HWの口コミ評判
ポジティブな口コミ評判
- 起動速いしフルセグをパケット量消費ぜずにiPhoneで見れるし予想以上
- Huaweiは安心できる
- 通信速度がとても速く3日で3GBの通信制限もありません
- 102z使ってたからかな…めっちゃ501hwがよく感じる
- 速度制限一切なし
- 思ったよりコンパクト
- iPhoneでTVも観られます
- 起動も早いしアンテナの感度も良好
- 恐ろしいほど専有帯域広いんだな
- めっちゃ速度速くなった
- 今こんだけ使ってるけど通信制限なし(使用量35GB以上の画像付き)
ネガティブな口コミ評判
- 他の会社と比較すると明らかにイマイチ
- 使ってみましたがなんかちょっと早くなったっぽいけど実感は微妙
- 定期的に再起動しないと接続出来なくなる
- 501HWは3G掴めないのでエリア的にどうしても狭くなる部分がある
口コミ評判まとめ
ポケットWi-Fiルーターの口コミ調べてて、ここまでポジティブな声が多い機種は初めてです。
WiMAX2+の3日10GB制限のような変な縛りがないのも大きなメリット。
この機種はTVチューナー付き&バッテリー3000mAhで他の機種よりサイズも大きく重めですが、同時期に扱われていたソフトバンクのルーターの中ではベストといえる機種ですね。
501HWのスペック


本体カラー: ネイビーブルー
メーカー: Huawei(ファーウェイ)
インターフェイス: USB2.0
サイズ: 約幅104×高60×厚18.2mm
重さ: 約150g
バッテリー容量: 3000mAh(交換可能)
電池パック: 3240円
卓上ホルダー: なし
Wi-Fi通信時間: 最大約10時間
フルセグ視聴時間: 最大約9時間
ワンセグ視聴時間: 最大約11時間
Wi-Fi規格: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac対応通信方式:
国内 4G FDD-LTE(900/1700/2100MHz)
国内 4G AXGP(2500MHz)
海外 4G FDD-LTE(850/1700/1900/2100MHz)
海外 4G AXGP(2500MHz)
海外 3G W-CDMA(2100MHz)最大通信速度:
4G LTE(FDD-LTE) 下り187.5Mbps/上り37.5Mbps
4G(AXGP) 下り165Mbps/上り最大10Mbps対応OS:
Windows Vista/7/8/8.1/10
Mac OS X 10.6~10.10対応バンド:1/3/8/41
ソフトバンクモデルだけあってソフトバンク回線はしっかり対応しています。
auは快適に使えません。
が、ドコモならバンドの「1/3」が対応しているため多少は期待できるかもしれません。
ただし、これから格安SIMを用意するなら最初からソフトバンク回線のプランを選びましょう。
他のソフトバンクルーター501HWがより優れているところ・ダメなところ


いいところ
Pocket WiFi 501HWが他のソフトバンクルーターより優れているのは、Massive MIMOへの対応と地上デジタルチューナーを内蔵していること。
またMassive MIMOとは基地局に最大128本ものアンテナを備え、ビームフォーミングによりユーザーの端末に対して的確に電波を割り当てる事で安定して高速な接続を実現します。
現在実証実験が行われており数年以内を目処に本格的に実用化される見込みですが、そんな最新技術をいち早く搭載した501HWは先行してリリースした機種でありながらもこれから先、さらに進化を遂げる可能性もあるわけです。
またワンセグとフルセグに対応した地上デジタルチューナーを搭載しているところも魅力。
ルーター本体で受信した映像と音声を専用アプリがインストールされたスマートフォンやタブレットに転送し、いつでもどこでも地上デジタル放送を楽しめます。
残念なところ
最も大きいのは伝送速度の問題。
下り最大187.5Mbpsという数字は当時なら最高クラスの快適さで今でも速度ですが、現行のハイエンドモデルの約1Gbps(1000Mbps)と比較してしまうと、見劣りしてしまいます。
また搭載されているUSB端子はUSB2.0で、主流となりつつあるUSB3.0と比較して伝送速度が大きく劣ります。
USBケーブルで子機を繋いで使う場合は伝送速度に不満が残る可能性があります。
501HWをレンタル料金とその特徴
楽天やヤフーショッピングに出店しているいくつかのショップでこのモデルをレンタルしています。
各社の無制限プランの平均価格は1日レンタルで概ね500円から800円程度、1か月の長期レンタルでも5000円から8000円程度と比較的リーズナブルな価格。
急な旅行や出張などいざという時に頼りになるサービスです。
地上デジタル放送もインターネットも両方楽しめるので、時間を忘れてついつい長時間利用してしまいがちな501HWだからこそ、容量や追加料金を気にせず利用できるのが嬉しいプランです。
まとめ
ソフトバンクで販売されていたモバイルルーター「501HW」について紹介しました。
SIMロック解除の簡単で格安SIM運用するのにも最適なモデルです。
中古でバッテリーが劣化していても、互換バッテリーも比較的安く手に入るので問題ありません。