
過去にワイモバイルで販売されていたポケットWi-Fiルーター「Pocket WiFi 506HW」をピックアップして紹介!
古めの機種ですが、まだまだ現役で十分に使えるこのモデル。
そこで506HWの中古端末価格や電池パックは売ってるのか、格安SIMで使うときのSIMロック解除は可能なのか?など利用時に気になるポイントをまとめました。
目次
ワイモバイル「Pocket WiFi 506HW」ってどうなの?
506HWの中古端末価格
販売当時のワイモバイル価格
- 一括払い 41400円
- 分割払い 1150円×36回
高いですね。
この端末代を毎月の通信費から割り引く契約方式だったので負担はありませんでしたが・・・。
市場の中古価格(2021/1時点)
- アマゾン なし
- 楽天市場 7300円~
- ヤフー 7300円~
- メルカリ 1000円以下で出品されています
- ヤフオク 1000円前後で落札されています
出品者さえいれば、フリマやオークションはかなり安く手に入ります。
ショッピングサイトを見る前にまずチェックしておきたいですね。
通販で買うならアマゾンがお得ですが、チェックした時点では販売されていませんでした。
電池パックの価格は?
ワイモバイルオンラインストアで2860円にて販売されていましたが、現在は販売停止になっています。
アマゾンなどでも売っているので、交換したいならそちらで買いましょう。
ちなみにバッテリーの型番は「HWBBR1 」です。
506HWはSIMロック解除できる?方法は?


506HWはSIMロック解除可能なモデルです。
なおSIMロック解除の申し込みは契約した本人でなければできません。
端末が故障している場合や支払いを滞納している場合などの問題がある場合にも申し込み出来ないので注意が必要です。
SIMロックの解除はワイモバイルショップでできますが、506HW本体と身分が確認できる書類と3000円が必要になります。
ワイモバイルを解約していないならショップに持ち込まなくても手数料不要で手続きできます。
My Y!mobileへログインして契約内容の画面からSIMロック解除の手続きをクリック、必要な情報を入力することで手続きが完了します。
506HWで使える格安SIMは?
SIMロック解除後は506HWの対応周波数帯からみて、ワイモバイルかソフトバンク回線を利用した格安SIMを選びましょう。
docomo回線を利用した格安SIMも使えないことはありませんが、対応周波数的に多少劣るのでおすすめはしません。
au回線のものはNGです。
イチ推しはソフトバンクに買収されたLINEモバイルのソフトバンクプランですね。
当時の506HW料金プラン
分割払い | 一括払い | |
---|---|---|
基本使用料 | 2678円 | 2678円 |
端末代金/月 | 1150円 | 0円 |
初期費用 | 0円 | 41400円 |
毎月の割引 | 1150円 | 1150円 |
月額料金(税込) | 2678円 | 1528円 |
毎月5GBまで、超えると128kbpsに速度制限、と現在から考えるとかなり厳し目のデータ容量でした。
(当時はいまほど動画サービスが充実していませんでしたが)
また、無制限プランがないので、5GB以上使う人にはおすすめできませんでした。
逆に毎月5GB程度で十分な人なら料金の安さは魅力的なプランと言えます。
これなら格安SIM+SIMフリーモバイルWi-Fiルーターの組み合わせのほうが安上がりですね。
また、どうしてもワイモバイルのルーターを契約したいなら、アドバンスオプション(使い放題になるオプション)が選べる機種にしたほうがいいです。
506HWの口コミ評判
ポジティブな口コミ評判
- 小さく軽い
- ほとんど不満はなく
- 7GB使わない方には凄くお得
- 月額4000円くらいで、メインにもできる
ネガティブな口コミ評判
- 電池容量が1500mAhだからなぁ・・・。それが少し不満
- モニターがついてないからバッテリー残量がパーセンテージで見れない・・・
- 506HWのケースが存在しない
- バッテリーの持ちだけ気になります
- 506HWは新機種だけど、ほぼ性能は同じ、料金同じ、401の方が2Gも多い
口コミ評判まとめ
ワイモバイルでも新しい機種だけあって性能的な不満の声はみられず。
コンパクトサイズ(発売時点で業界最軽量とのこと)で携帯性はいいようです。
ただコンパクトだからこその弊害か、バッテリー容量も少なめなのがネックに。
連続使用時間6時間で十分かどうか?月5GBで十分か?の2点がこの機種を選ぶ判断基準になります。
この2点をクリアーできる人ってそんなにいないような気もします(汗)
悪いことはいいません、別の機種にしましょう。
506HWのスペック


本体カラー: ブラック
サイズ: 約幅90.9×高56×厚13mm
重さ: 約75g
バッテリー容量: 1500mAh
連続通話時間: 約6時間
連続待受時間: 約440時間(無線LAN未使用時)
無線LAN: b/g/n
接続可能台数: 最大10台
PC接続インターフェース: USB2.0
対応通信方式: 4G LTE/AXGP
対応周波数: 900/1700/2100/2500MHz
最大通信速度:
4G LTE 下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps
AXGP 下り最大110Mbps/上り最大10Mbps(無線LANでは下り最大65Mbpsほど)
506HWは海外で使える?使う方法は?
ワイモバイル506HWは海外で使用することはできますが、「海外パケットし放題」の対象外となってしまいます。
自動接続のオンの設定は、電源をオフにしても設定が保存されているので海外で引き続き電源をオンにする場合は注意が必要です。
海外利用時の設定方法
海外で使うには、まずUSB経由または無線LAN経由で本製品とPCを接続し、次にWEBブラウザを起動してアドレス入力欄に
「http://web.setting/」
と入力してWEB UIを起動します。
次に設定をクリックし、パスワード入力欄にパスワードを入力してログインをクリックします。
左メニューよりモバイルネットワーク設定からモバイルネットワークを選択します。
選択し国際ローミングの自動接続のオンにチェックを入れて、適用をクリックします。
次に国際ローミングを利用する場合、通信料金が高額になる場合がありますがよろしいですかというとお知らせがあるので「はい」をクリックすると、接続に成功することができます。
ネットワークの検索は海外のみ可能となっています。
いま506HWを選ぶメリットはある?
ワイモバイルの506HWは既に軽量であった従来型の構成を徹底的に見直し、尚一層軽量化させる事が実現できたため他メーカーも含めて業界最軽量レベルを実現しています。
しかも、技術の進歩と部材の見直しにより詰め込む各パーツが小さくさせられたため、名刺と同サイズに収められ胸ポケットなどに収納して持ち運べます。
重さはおよそ75グラムで、前機種と比較した際半分以上軽くなっていて単二電池を1個以上取り除いた程の軽さです。
506HWに限った話ではないですが、製品の特性上屋外に持ち出して使用するのが前提になる商品なので重くないというのは大変有り難いはず。
また、小型化されたと言ってもバッテリーの容量などを犠牲にはしておらず、むしろ通信可能時間が6時間もあるのであらゆる使い方に適応可能です。
そして小さいのにも関わらず発信される電波はワイモバイルならではの強力なものなので、出先で重要なデータを通信する場合でも心配ありません。
スペックは最低限ですが、格安SIMで少量のデータ通信量を補助的に使うくらいならメリットは感じられるでしょう。
まとめ
ワイモバイルのモバイルルーター「Pocket WiFi 506HW」を紹介しました。
軽さが特徴の機種なので、外で使うことが多い人にはメリットあり。
軽さを追求するあまりバッテリーが弱点ではありますが、一日中使うようなヘビーユーザーでなければ十分持つでしょう。