
2017年2月3日、au向けに「Speed Wi-Fi NEXT Wシリーズ」を提供している中国メーカーファーウェイがWiMAXの据え置き型ルーターを初めて発売。
その2週間後の2月17日にUQ向けにも発売されました。
WiMAXルーターではそれまでシンセイコーポレーション製「URoad Home2+」「novas Home+CA」の2モデルのみでイマイチ盛り上がりに欠ける市場でした。
が、このL01が登場して一気にユーザーが増え、Wi-Fiルーターランキングでも常に上位にランクインする人気っぷりでした。
私もすぐに購入し使ってみましたが、快適に使えて満足しています。
関連記事⇒L01のレビュー・評判は?
そこで「Speed Wi-Fi HOME L01」がどんな端末なのか?中古価格や相性のいい格安SIM、その他本体情報についてまとめてみました。
目次
「Speed Wi-Fi HOME L01」ってどうなの?
L01の中古価格は?
※2020/2時点の中古価格
- アマゾン・・・3000円台~
- 楽天市場・・・8000円台~
- ヤフー・・・・7000円台~
- メルカリ・・・1000円台~
- ヤフオク・・・2000円台~
一般ショップより、個人間取引であるメルカリやヤフオクが安く買えますね。
ただここの参考価格は売約済みのものなので、現在出品されているものは多少高くなります。
が、アマゾンよりは安いので、中古ならどちらかで購入したほうがいいですね。
おすすめ格安SIMは?
2019年10月からSIMカードのみでも契約できるようになったWiMAX。
端末代が15000円以上するため、L01のような少し古めでも十分使えるスペックを備えた中古モデルを買えば初期費用を抑えられます。
ただ、SIMのみで契約できるWiMAXプロバイダは料金が高いのでおすすめしません。
より低コストで自宅にWi-Fi環境を整えるなら格安SIMを利用しましょう。
そこでおすすめの格安SIM業者ですが、まずau回線を利用するプランが大前提。
auプランがある業者でおすすめは次の2社です↓
- UQmobile
- mineoのauプラン
UQmobileは他社より多少料金高めですが、WiMAX運営企業UQコミュニケーションズがやってる本家本元なので相性バッチリ。
また通信速度も安定していてイチ推しです。
そして容量プランが充実していて安いのはmineoのauプラン。
お昼や夜間は速度低下するため快適性で劣りますが、料金を節約するならこちらにしましょう。
なお使い放題プランがいい人は安いWiMAXプロバイダで契約しましょう。
端末0円で最新モデルが買えるため、わざわざSIMカードだけ契約し中古L01を買わなくても問題ありません。
あくまで格安SIM運用する人は中古がおすすめってだけですね。
正面、背面のデザイン

「Speed Wi-Fi NEXT W04」のデザインも良かったんですが、これもシンプルでめっちゃオシャレ。
ファーウェイさんここのところ絶好調みたいですけど、ちゃんといい端末だしてるからこそですね。
上下のデザイン

上下はこんな感じ。
au向けなのでしっかりauのロゴが入ってます。
UQ向けはロゴが「UQ」になります。
ただ中古市場に出回るのはかなり時間かかりそうです。端末だけ売ってくれたらいいんですけどね・・・。
過去にそんな事例はないので素直に待つしかないっていう悲しい現実。
※追記 au版は2月3日、UQ版は2月17日発売
L01のいいところ
下り最大440MbpsでWiMAX最速、またコンセントに繋いだらすぐ使えるお手軽Wi-Fiルーターです。
就寝時でも邪魔にならないLED消灯機能付き。
Wi-Fiは5GHz/2.4GHz同時利用可能で各20台づつ最大40台まで接続できます。
端末との接続は本体上部にかざすだけのお手軽さも魅力。
同じファーウェイからモバイルタイプの「W04」も同じ日に発売されていますが、L01の方がWi-Fi電波の出力が強くより室内で快適に使えるようになっています。
シンセイコーポレーションの「novas Home+CA」が220Mbpsなので一気に倍速になりました。
こんなの出されたらシンセイコーポレーションさん厳しいでしょうね。
デザイン面でも分が悪いですし。
▼「novas Home+CA」はこんなデザイン

アンテナフェチな人はいいんですけどね。
L01のスペック・仕様
本体カラー | ホワイト |
サイズ | 幅93×高180×奥行93mm |
重さ | 約493g |
電源 | AC100V-240V |
最大消費電力 | 24W |
au ICカード | au Micro IC Card |
最大通信速度 | au 4G LTE 150Mbps/25Mbps au 4G LTE(CA) 225Mbps WiMAX2+ 110Mbps/15Mbps WiMAX2+(CA) 440Mbps/30Mbps ※CA=キャリアアグリゲーション |
au世界サービス | × |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
インターフェイス | 10Base-T/100Base-TX/1000Base-T |
最大接続台数 | 40台 (2.4GHz×20台/5GHz×20台) |
対応OS | Windows Vista/7/8/8.1/10 Mac OS X v10.5/v10.6/v10.7/v10.8/v10.9/v10.10/v10.11/v10.12 |
かんたん接続 | WPS/NFC/QRコード |
ファーウェイ製品だけあってau 4G LTE回線にも対応。
WiMAX2+回線より対応エリアが広い&つながりやすく安定してるので使いやすいでしょう。
ただau 4G LTEを使って月7GB以上データ通信すると速度制限かかるので、できるだけWiMAX2+回線だけで使うほうがいいです。
新品L01の端末価格は?
端末価格は公開されていませんが、ほとんどのWiMAXプロバイダは0円で提供してます。
WiMAX機種には定価というものはないので、解約時・故障時の負担額を参考にすると20000円と言えます。
※auでは一括2万8080円となっています
※端末0円キャンペーンをやっているプロバイダは0円です
※追記 L01s登場!違いは?
SIMカードサイズが変わっただけとも言える新機種「Speed Wi-Fi HOME L01s」が発売されました。
新機種ではありますが、スペックは一緒なので中古で買うなら価格の安いL01の方がお得感あります。
格安SIMも使いやすいのでL01をおすすめします。
関連記事
⇒Speed Wi-Fi HOME L01sとL01を比較してみた
まとめ
ファーウェイのホームルーター初参入モデル「Speed Wi-Fi HOME L01」の中古価格や格安SIM運用について紹介しました。
WiMAXホームルーターのイメージをがらりと変えた革新的端末でした。
ファーウェイさんいい仕事しましたね(上から笑)。
今後も良い機種を作り続けてもらいたいものです。