
※お知らせ
ワイモバイルでの販売は終了しました。
中古購入して運用される方は参考になるかと思いますので是非ご一読ください。
2017年8月、ワイモバイルから可愛らしい見た目が特徴的なポケットWi-Fi端末「Pocket WiFi 601ZT」が登場しました。
中国メーカーZTE社製の端末です。
今回は「ワイモバイルの商品として」発売されているためソフトバンク版はなし?
でも他機種のときも少し遅れて発売していたので出るかもしれません。
※追記 のちほどソフトバンクから型番の違う同型モデルが発売されています
で、「Pocket WiFi 601ZT」について。
ここでは601ZTのデザインや価格、スペック情報など気になるポイントをまとめました。
目次
ワイモバイル「Pocket WiFi 601ZT」ってどんな機種?
601ZT最大の特徴はデザインです。
▼601ZTの見た目はこんな感じ

おしゃれ?とは個人的に思わなかったんですが、パステルカラーで可愛らしいデザインですね。
キッチンタイマーとか万歩計を思い浮かべました。
女性をターゲットにしてるのは明らかでしょう。
WiMAXもファーウェイの機種が今までよりデザインにこだわりを持ち始めてきているので、モバイルWi-Fiルーター業界も見た目に思う存分こだわってもらいたいですね。
そしてこの画像だけみると小さそうに感じますが、サイズは
約71×71×14.2mm(約93g)あります。
日本人の手の平にすっぽり収まるぐらいですね。
見た目の印象ほど小さくはありません。
いい感じの例えが思い浮かびませんが、日本人の多くが持ってる(た)「iPhone6/6s/7」の幅が67mmくらい、「iPhone6/6s/7 Plus」が幅77mmくらいなので持ってる方は参考までに。
続いてスペックをチェックしていきます。
601ZTのスペックは?
メーカー | ZTEコーポレーション |
本体カラー | ホワイト/ブルー/ピンク |
最大通信速度 | USB接続時 下り112.5Mbps 無線接続時 下り67Mbps/上り 37.5Mbps |
サイズ | 約71×71×14.2mm |
重さ | 約93g |
バッテリー容量 | 2000mAh |
連続通信時間 | 省電力オン 約10時間 省電力オフ 約8.5時間 |
連続待機時間 | 約1050時間 |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz) |
同時接続台数 | 10台まで |
インターフェース | USB 2.0 |
対応バンド(国内) | FDD-LTE 1/3 AXGP 41 ※対応バンド表では8(プラチナバンド)に※印がついてるのでバージョンアップで対応? |
対応周波数(国内) | FDD-LTE 1700/2100MHz AXGP 2500MHz |
本体カラーに合わせてディスプレイの表示カラーも合わせてあるみたいです。
それにしても下り速度遅すぎる・・・。
しかもWi-Fi接続時は最大67Mbpsは今どきなかなかない低速っぷり。
USB接続時の112.5Mbpsもパッとしない速度です。
モノを買うとき、男性はスペック重視、女性は見た目とかフィーリング・感情重視って言いますし、完全に女性向けですね。
男性は下り最大値がもっと高い端末にしておいたほうが満足できそうです。
※ワイモバイルから”ほぼ”下り最大1Gbpsの「801HW」登場!
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まぁでも実測10~20Mbpsくらい出れば何の問題もないですし、最大速度なんてこれで十分かもしれませんね。
601ZTの発売日は?
2017年8月上旬に発売されました。
こんな時期にモバイルWi-Fiルーターの新モデルがでるんですね。
WiMAXルーターが11月~2月発売がメインなのですこしずらしているのかもしれません。
年間でも二八の月はモノが売れないって聞きますし、9月にしたほうがいいんじゃ?とは思います。
まぁそこはY!mobile(ソフトバンク)さんなりの戦略があるんでしょう。
601ZTの端末価格は?
36936円ですが、3年契約にすることで実質無料です。
月々1026円の36回払いを毎月割引し0円にしてくれる流れ。
ですが、途中で解約したりすると残金を一括で支払うことになるでしょう。
縛り期間に解約されにくくするための王道手法ですね。
601ZTのスペック的には1万円くらいが妥当かな?とは思いますが、0円ならいいかな?とも思います。
ただ3年後にこの端末のスペックで快適に使えるのか?は疑問ではあります。
動画視聴などヘビーな使い方をする予定なら、もう少しハイスペックなモデルを選びましょう。
601ZTはSIMロックあり?解除する方法は?

ワイモバイルの販売している601ZTはSIMロックされています。
解約をする場合も継続をする場合もとりあえずSIMロックを解除しておいたほうが使いやすいと言えるでしょう。
解除しておけば別会社のSIMも使う事ができるので便利です。
SIMロック解除の条件
SIMロックの解除方法には条件が幾つか設定されています。
まず契約をした本人が行うこと、購入日から180日以上経過している機種であることが前提です。
さらに解約しているときは90日以内であることや故障と水漏れがあるとSIMロックに対応してくれません。
部分的に故障があっても普通に使えると大丈夫です。
ネットワーク利用制限のない製品という要素も必須となっています。
また発売が2015年5月以降の機種でSIMロック解除機能を搭載している機種に限定されるのも特徴です。
昔購入したものは対象外なので注意しておきましょう。
SIMロック解除の手続き
手続きですがスマートフォンの設定から端末の情報、端末の状態からIMEIで15桁の番号をコピーします。
ワイモバイルにログインしてSIMロック解除の手続きを行う項目をタップすると良いです。
先程コピーした製造番号を入力して次へボタンをタップ、これだけでSIMロックを解除することができます。
コード入力時はハイフンは必要ありません。
わざわざワイモバイルのショップに行かなくても自分で簡単に行えるので便利です。
機械は苦手というと方はワイモバイルのショップに行けば3000円で対処してくれます。
603HWより601ZTが優れているポイントは?

ワイモバイルはいくつかのポケットWi-Fiルーターを販売していますが、中でも人気のルーターがファーウェイ製の603HWと、ZTE製の601ZTです。
前者は月々7GBまでの利用が3696円、後者が5GBまでの利用が2480円という料金設定です。
両者を比較すると機能面では603HWの方に分があります。
なぜなら、下りの最大通信速度が612Mbpsにも達するからです。
601ZTは最大112.5Mbpsですから、通信速度の面では圧倒的に603HWが有利です。
601ZTのメリットは?
その反面601ZTの方が優れている面も多々あります。
まずは携帯性とデザインが挙げられます。
縦横のサイズがわずか7cmあまりということで持ち運びは非常に便利です。
バッグにスッと入りますしポケットに忍ばせておくこともできます。
また丸みを帯びた形状と、ピンク、ブルー、ホワイトから選べるカラーが注目されています。
他のWi-Fiルーターにはない可愛らしいデザインが女性受けしています。
機能面で603HWよりも高い評価を得ているのが連続通信時間の長さです。
603HWが約8.5時間であるのに対し、601ZTは約10時間の連続通信が可能です。
電池の残量を気にすることなく長時間使えることから、頻繁に旅行に出かける方やカフェなどを転々として仕事をこなすノマドワーカーの方に適していると言えます。
以上のように601ZTの評価ポイントは女性が使いやすい設計が行われているところです。
動画の閲覧などは難しいところがありますが、文書作成や調べ物といった、普段遣いには支障がない通信速度も保たれています。
まとめ
ワイモバイルの女性向けポケットWiFi「Pocket WiFi 601ZT」についてまとめました。
性能面では見るべきものがない端末ですが、ポケットWiFiの機能としては十分なレベルです。
いくら最大速度が1000Mbpsだったとしても、結局実測値を測ると10~100Mbpsの範囲に収まるはず。
それならスペックの高さは不要です。
スマホの容量がよく足らなくなる人にはちょうどいいモデルと言えそうです。
なにはともあれ、バイルWi-Fiルーターの発売はめでたいニュース。
これからも持ち歩きたくなるような見た目重視の機種を出していって欲しいと思います。