
端末価格9980円(税別)とインパクトある値段で登場した楽天モバイル初のオリジナルモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket」。
Pocket WiFiがソフトバンクの商標なので使えない、でも知名度の高い名称に仕上げるほうが効果的ですからね。
なら逆にすればええやん!って考えるところはさすが楽天さん。
知らんけど。
でもこれが最善と言えそうです。
ってことで、楽天モバイルから登場した注目ルーター「Rakuten WiFi Pocket」のスペックや月額料金、対応エリアなど気になるポイントをまとめてみました。
WiMAXとならどっちがいいのか?についても解説しています。
これからモバイルWiFiルーターの契約を考えている方はぜひ参考にしてください。
楽天 WiFi Pocketってどうなの?
まずは見た目からチェック!
楽天 WiFi Pocketのデザイン

楽天の公式キャラクター「お買いものパンダ」がバックにプリントされているのが可愛らしい。
本体形状がまるっとしていること、またサイズもモバイルWi-Fiルーターとしてはかなり小ぶりでより引き立ててくれています。
こういった電子機器は堅苦しいイメージが強かったんですが、キャラのあるなしでかなり印象変わりますね。
当サイトで紹介しているWiMAXにも青とピンクの「ガチャムク(ガチャピン・ムック)」がいますが、もしプリントされたとしてもここまでの可愛らしさはでないでしょう。
楽天 WiFi pocketのスペックは?
端末名 | Rakuten WiFi Pocket |
---|---|
メーカー | Shenzhen Harvilon Technology Co., Ltd. (ハーヴィロン) ※中国企業 |
本体カラー | ブラック/ホワイト |
サイズ | 高 94.5mm 幅 61.2mm 厚 17.1mm |
重さ | 約100g |
対応回線 | 4G LTE |
対応バンド(LTE) | 1/3/8/11/18/19/21/28/41 |
対応バンド(3G) | 1/5/6/8/19 |
最大通信速度 | 下り150Mbps 上り50Mbps |
連続待受時間 | 約300時間 |
連続通信時間 | 約10時間 |
バッテリー容量 | 約3000mAh |
同時接続台数 | 10台 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11(b/g/n) |
インターフェース | microUSB |
SIMスロット | 標準SIM×1 |
専用クレードル | なし |
付属品 | ACアダプタ micro USB Type-Bケーブル クイックスタートアップガイド バッテリー |
メーカー、対応バンド、速度など気になるポイントはいろいろあると思います。
次の項目で詳しく紹介していきます↓
端末スペックから気になるポイントを徹底解剖!
メーカーは中国企業
楽天 WiFi pocketのメーカーは中国の「ハーヴィロン」社。
聞いたこともないって人は多いのでは。
私もまったく知らないメーカーさんでした。
中国深圳(シンセン)で通信関連の研究開発や機器製造を行っている企業のようです。
2006年に設立され、世界50カ国以上で製品が販売されているらしい。
日本ではあまり見かけませんが、他国ではメジャーなのかもしれませんね。
端末はSIMフリー?ロック解除は可能?
良くある質問ページにこんな回答が↓

これは後からかけられませんよって意味合いでしょうね。
最初からSIMロックがかかっていないかどうか?まではわかりません。
他社の格安SIMは使える?
端末の対応バンドからみる3キャリアとの相性
ドコモSIMの主要バンド「1・3・19」に対応しているため、快適に使えるでしょう。
auSIMの主要バンド「1・18・26」のうちで「1・18」2つに対応しているため、まぁ使えるでしょうってレベルですね。
ソフトバンクSIMの主要バンド「1・3・8」すべてに対応しているためドコモと同じく快適に使えるでしょう。
より快適性を求めるならドコモかソフトバンク回線のSIMですね。
楽天モバイル以外の格安SIMを使っても大丈夫?
とりあえず対応バンド的にはOKですが、「楽天 WiFi Pocket」はいまでは珍しい標準SIMを採用しています。
他社はほぼnanoSIMサイズなんですよね。
で、サイズ変換アダプタ(数百円で買える)を使えば端末にセットすることは可能でしょう。
ただ、楽天モバイルの質問ページにはこんな回答が↓

非推奨です。
使えるとは思いますが、利用したことによって起こる不具合・トラブルは対応してくれなくなるでしょう。
自己責任になりますね。
2回線目でもOK?
おひとりさま1回線まで
と記載されています。
が、これはキャンペーン適用が、って意味合いですね。
楽天モバイル公式ページには以下の記載もあり↓
2回線目としてお申し込みの場合、プラン料金は初月から2,980円/月(税別)
契約は可能ですが、1回線目のような割引特典はなくなるだけです。
通信速度は?5G対応?
4GLTE回線のみの対応です。
端末スペックを見る限り将来5G対応する、といったこともないでしょうね。
対応エリアは?
公式のよくある質問ページの回答を抜粋↓

いままでの楽天モバイルスマホと同じように、楽天の基地局でカバーできているエリアは楽天回線で、それ以外は他の3キャリアの回線で接続する形式ですね。
楽天モバイル回線のエリア外は格安SIMと同じような回線スペックになるため、快適性は下がりそうです。
バッテリー交換は可能?
質問ページに

との回答があるので、電池さえあるなら交換は可能です。
ただ販売されていないのでどうにもならなさそうですね。
契約プランは?
- Rakuten UN-LIMIT V(料金プラン)
の1つのみ。
プラン自体は5G対応ですが、端末が対応していないので意味はないですね。
月額料金は?
2980円(税別)です。
キャンペーン特典はある?
だれでも実質0円お試しキャンペーン

1年間にわたって月額料金2980円が無料になります。
さらに事務手数料も無料。
契約時に端末代が1円かかるのみとなっています。
キャンペーン期限は「2020年12月8日(火) 9:00~終了日時未定」とのこと。
めっちゃお得ですね。
記事投稿時点ではすでに申し込みが殺到していて入荷待ち状態でした。
ちなみに本体代1円もアンケートに答えることで楽天ポイントが1ポイント還元されるため「実質0円」という感じです。
これは申し込まないと損ですね。
詳細はこちら
⇒楽天モバイル「楽天 WiFi Pocket」公式
違約金違約金はある?
「楽天 WiFi Pocket」で契約することになる「Rakuten UN-LIMIT V」には縛り期間がありません。
よって解約違約金もないですね。
契約してすぐ解約した場合の端末分割代がどうなるか?については記載内容が見つからなかったため不明です。
端末だけゲット!はさすがにできないと思いますが・・・。
WiMAXと楽天 WiFi Pocketを比較してみた
キャンペーン期間中は実質0円なので断然「楽天 WiFi Pocket」がおすすめです。
タダなんだからとりあえず申し込んでしまいましょうって感じですね。
で、キャンペーン終了後になってからの条件で比較してみました。
料金面を比較
- 楽天 WiFi Pocket・・・2980円
- WiMAX・・・安い業者で3500円前後
楽天 WiFi Pocketの勝ちです。
3000円を切る料金は魅力的ですね。
通信環境を比較
楽天 WiFi Pocketは楽天基地局がカバーしている範囲ならある程度快適性を確保できると思われます。
が、それ以外のエリアは格安SIMとおなじ他のキャリアの回線を借りている状態。
回線が細いので快適性はかなり下がるでしょう。
対してWiMAXは日本全国ほとんどの対応エリアで最大440Mbps(実速度は10分の1程度でしょう)で使えるもの。
ネットで調べものをするくらいの用途ならどちらでも問題ないと思いますが、動画視聴など重めなデータ通信をするにはWiMAXが圧倒的に有利です。
どっちがいい?
- 楽天が設置している基地局の対応エリア内なら「楽天 WiFi Pocket」
- それ以外ならWiMAX
がいいですね。
まとめ
楽天モバイルのオリジナルWiFiルーター「楽天 WiFi Pocket」について紹介しました。
端末デザインもよく、価格も1万円を切る安さでスペックもそこそこと十分使える端末です。
そしてキャンペーン特典が魅力なので、とりあえず申し込んでしまいましょう。
補助的な使い方ならこれで十分です。
ただし、ガッツリネットを使うならWiMAXをおすすめします。