
ファーウェイのWiMAXモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01」。
WiMAX2+サービスが始まった初期のモデルだけあり、かなり古い端末になりますが、中古で買うならお手頃です。
そこで、このW01を格安SIMで使うときに必要な情報をまとめました。
W01の中古本体やクレードル価格、SIMロック解除情報などを解説しています。
目次
WiMAX「Speed Wi-Fi NEXT W01」をいま使うのはあり?

※価格は2019年12月時点のもの
W01の中古端末
※2021年2月時点の価格
- アマゾン 990円~
- 楽天市場 1980円~
- ヤフー 2480円~
- メルカリ 300円~
- ヤフオク 1円~
2019年12月時点ではこんな価格でした↓
- アマゾン 765円~
- 楽天市場 420円~
- ヤフー 980円~
- メルカリ 300円~
- ヤフオク 1円~
下り最大110Mbpsなどいまとなってはかなり低スペックなモデルだけに、市場の中古価格も安めです。
ただし、コロナ禍でモバイルルーターの需要拡大、WiMAXがSIMカードだけで契約可能になったことなどが影響したのか、中古価格は上昇傾向です。
とはいえ、これくらいの価格差なら少々高くても状態のいいものを狙っていったほうがいいですね。
バッテリー交換は自分でできないため、消耗してなさそうな使用歴の少なそうなものを選びたいところです。
W01クレードルの価格

※2021年2月時点の価格
- UQアクセサリーショップ・・・販売終了
- アマゾン・・・930円~
- 楽天市場・・・なし
- ヤフー・・・なし
- メルカリ・・・555円~
- ヤフオク・・・1000円~
中古本体価格よりクレードルの方が高いですね。
バッテリー搭載の本体と違い、劣化するような機器ではないので安いものを選べば問題なし。
メルカリなら本体セットで1000円ほどで売っていました。
(上の価格はクレードルのみ出品されていたもの)
そういったものを狙っていきましょう。
SIMロック解除はできる?
公式サイトのQ&Aにはこうありました↓

というわけで、SIMロック解除はできません。
格安SIMで使うなら、ロックされた状態でも使えるau回線タイプのものを選びましょう。
W01で使える格安SIMとおすすめは?
WiMAXから販売されているルーター端末はWiMAXの公式プロバイダと契約しなければ利用できないように捉えられがちで、実際には殆どの人が公式プロバイダと契約して利用しています。
でも実はWiMAXから販売されているいくつかの機種は格安SIMで利用可能です。
人気端末の一つである「Speed Wi-Fi NEXT W01」もブラウザからAPNの設定を行うことで格安SIMで利用可能となっています。
au回線対応の格安SIMなら使えます
W01で利用できる具体的な格安SIMについてですが、auの回線を利用したプランを選びましょう。
mineoのAプランやIIJmioのAプラン、UQモバイルの格安SIMなどをさして利用することが可能なので自分が最も利用しやすいと感じるMVNOの格安SIMを利用すると良いでしょう。
どのMVNOのプランを選んだら良いのかわからならUQモバイルの格安SIMを利用することをおすすめします。
UQモバイルはWiMAXの公式プロバイダであるUQコミュニケーションズが運営しているのでSpeed Wi-Fi NEXT W01との相性は抜群ですし、UQモバイルならばヘビーユーザーでも安心して利用できる格安SIMのプランが用意されています。
UQモバイルのデータ通信専用SIMでデータ無制限プランというプランを契約すれば月額定額1,980円の利用料金で送受信最大500kbpsの速度でデータ容量の制限なしでW01が利用できます。
WiMAXの公式プランでデータ容量の制限がない「ギガ放題」というプランを契約する場合にはUQモバイルのデータ無制限プランのおよそ2倍の利用料金がかかるのでUQモバイルと契約することでデータ容量の残量を気にせず、さらに格安料金でルーターの運用が可能となるのです。
またUQモバイルのデータ通信専用SIMは最低利用期間も設定されていないので契約の自由度も高くなっています。
W01の特徴
Speed Wi-Fi NEXT W01はWiMAX2+回線対応のモバイルルーター。
固定回線と比べて速度の遅い点がデメリットと指摘されるモバイルルーターですが、W01では複数の回線を同時に使用するキャリアアグリゲーション技術によって下り最大で220Mbpsの速度を実現、通常の使用ではまず遅さやストレスを感じることはありません。
別売りのクレードルを使用すると充電器としてだけではなく有線機器との接続も可能となるのでホームルーターとして機能させることもできるのです。
スマートフォンにアプリをダウンロードすると電源のオンオフ、接続端末の数の確認などをリモートコントロールで可能となり様々なライフスタイルに対応できます。
奥行きはわずか59mmで重量も113gと一般的なスマートフォンよりもコンパクトサイズ。
バッグを持たなくても持ち運びに苦労しません。
また2.4インチカラータッチパネルで視認性と操作性が高いのはメリットです。
W01の口コミ・評判

ポジティブな口コミ・評判
- ドコモスピードテストによるとWiMAX 2+で下り30Mbpsくらい
- 前のルーターよりいい
- フレッツ光有線からの乗り換えですがなんら不便ありません
- auのHWD14がダメすぎなので Speed Wi-Fi NEXT W01に変えてきた こりゃ掴みがいいわ♪
- サイズがちょうどよい
- タッチパネルは繋いでいる機種が表示されたりといろいろ便利
ネガティブな口コミ・評判
- 家では5Mbpsしか出んかった
- 突然充電できなくなりました
- 都営地下鉄全く電波入らず
- 平均10Mbps、最高15Mbpsしか出ないけど、そんなもん?
- 1日中つけっぱなしにしておくと、日に数回端末が強制再起動を起こします
- 田舎の方だと全く繋がりません
口コミ評判まとめ
いまでは結構古い機種なので、これから格安SIMやUQWiMAXのSIMのみ契約して使うとしても、もう少し新しいモデルをおすすめします。
WiMAX2+回線対応なのでまだ現役で使える機種ですし、とにかく端末代を抑えたいならこれでもいいんですけどね。
W01のスペック

本体カラー: ベリー、マリン、ホワイト
サイズ: 高59×幅120×厚10mm
重さ: 約113g
ディスプレイ: 約2.4インチ 320×240
テザリング: 最大10台
バッテリー容量: 2300mAh
充電時間: 約150分
対応通信規格: WiMAX 2+、au 4G LTE連続通信時間:
WiMAX2+ 約480分
au 4G LTE 約440分連続待受時間:
通常使用 約730時間
クイックアクセスモード 約36時間最大通信速度:
キャリアアグリゲーション 下り最大220Mbps/上り最大10Mbps
WiMAX2+ 下り最大110Mbps/上り最大10Mbps
au 4G LTE 下り最大75Mbps/上り最大25MbpsWi-Fi規格:
WAN IEEE802.11a/b/g/n/ac 5GHz
LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac 5GHz対応OS:
Windows Vista/7/8/8.1/10
Mac OS X v10.5/v10.6/v10.7/v10.8/v10.9/v10.10/v10.11
W01をいま買うメリットは?
W01はWiMAXの最新の端末と比べると性能などに多少の差はありますが、少し古い端末なので安めに入手できるメリットがあります。
また、端末本体の大きさや重量に関してはWiMAXの最新の端末よりも小さかったり軽かったりと優れているので、携帯性という面からみても有利と言えますね。
まとめ
WiMAXルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01」を格安SIMで使うときの情報を紹介しました。
古いモデルなのであえてこれをおすすめはしませんが、コストを抑えて格安SIM運用したい人にはおすすめです。