
ファーウェイ初のWiMAXホームルーターとして登場した「Speed Wi-Fi HOME L01」。
WiMAX端末で一番人気の「W」シリーズを発売するファーウェイ初となる据え置き型のホームルーターです。
このモデルが登場するまでWiMAXのホームルーターといったらシンセイコーポレーション製
- 「URoad-Home」
- 「URoad-Home2+」
- 「novas Home+CA」
くらいしかありませんでしたが、ここに新しく仲間が加わりました。
独壇場だったシンセイコーポレーションさんからすれば「やめてくれ!」って感じでしょうね(汗)
ファーウェイさんは世界的に見ても絶好調ですし。
そこで、「Speed Wi-Fi HOME L01」と「novas Home+CA」の速度やスペック、デザインなどを比較。
2機種の違いについてまとめてみました。
中古価格やSIMサイズなど、格安SIMで運用するときに必要な情報も解説しています。
目次
Speed Wi-Fi HOME L01とnovas Home+CAを比較してみた

中古価格は?
L01の中古価格(※2021/1更新)
- アマゾン・・・3600円~
- 楽天市場・・・なし
- ヤフーショッピング・・・3800円~
- メルカリ・・・落札価格800円~
- ヤフオク・・・落札価格660円~
novas Home+CAの中古価格
- アマゾン・・・なし
- 楽天市場・・・なし
- ヤフーショッピング・・・なし
- メルカリ・・・落札価格690円~
- ヤフオク・・・落札価格20円~
フリマアプリやヤフオクで買ったほうがかなり安く手に入ります。
novasに至っては100円以下で売られている例も見かけます。
とことん低コストで自宅にWi-Fi環境を構築したいならnovas Home+CAのほうが安上がりではありますね。
ただしスペック面でおすすめできるポイントは少ないので、これくらいの差ならL01にしておいたほうがいいです。
SIMサイズとおすすめ格安SIM
どちらも「microSIM」カードです。
いまnanoSIMサイズの格安SIMがある人はサイズ変換アダプタを購入しましょう。
アマゾンで数百円で売ってます。
おすすめ格安SIMは、au回線を使うプランがあるならどの業者でもいいです。
ただ、格安SIM業者も増えすぎていつ淘汰されるかわからないので、大手業者を選んでおきましょう。
おすすめは
- mineo
- UQmobile
あたりですね。
mineoはauプランを最初期から提供している業者さんで、料金も安くておすすめです。
UQmobileはWiMAXを運営しているUQコミュニケーションズがやってる格安SIM業者なので相性バッチリ。
この2つの内どちらがいいか?といえばプランが豊富なmineoをおすすめしますが、快適性重視なら多少高くてもUQにしましょう。
見た目を比較
サイズ感は画像をできるだけ近づけてみましたが、100%正確ではありませんのであしからず。
あくまで見た目の比較ということで。この画像だと似たような幅ですけど「novas Home+CA」が4cmほどデカイです。
正面からのデザイン

ファーウェイの「Speed Wi-Fi HOME L01」が円柱デザインの空気清浄機みたいな見た目をしていて小洒落た部屋でもマッチしそうですね。
対して「novas Home+CA」はいかにもルーター然としたデザイン。
こういうアンテナが外に付いている「ネット回線用の端末です!」感を主張してくる見た目が好きな人もいるかもしれませんけど、「Speed Wi-Fi HOME L01」の方が確実に売れるデザインと言えそうです。
続いて裏面も。
後ろ側のデザイン

「Speed Wi-Fi HOME L01」は裏表で統一感のあるデザイン端子が裏側なので正面からみたら完全に隠れるのはポイント高い。
対して「novas Home+CA」は黒一色。個人的に黒好きなのでこれはこれでオッケーですが、端子接続部が横に付いてるのでコードは丸見えとなります。
全体的な見た目はインテリアを阻害してしまうでしょう。
まぁ散らかってる部屋ならどっちでもいいんですけどね。
というか逆におしゃれ過ぎると浮くかもしれません(汗)
デザインはこれくらいにして、肝心なのはスペックです。
比較結果は次のとおり↓
スペック・仕様を比較
Speed Wi-Fi HOME L01 | novas Home+CA | |
---|---|---|
メーカー | ファーウェイ | シンセイコーポレーション |
本体カラー | ホワイト | ホワイト |
サイズ | 幅 93mm 高さ 180mm 奥行 93mm | 幅 130mm 高さ 162mm 奥行 69mm |
重さ | 約493g | 約317g |
対応回線 | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ |
電源 | AC100V-240V | ACアダプタ |
最大消費電力 | 24W | 11W |
au ICカード | au Micro IC Card | MicroSIMスロット×1 |
最大通信速度 (下り/上り) | au 4G LTE 150Mbps/25Mbps au 4G LTE(CA) 225Mbps WiMAX2+ 110Mbps/15Mbps WiMAX2+(CA) 440Mbps/30Mbps ※CA=キャリアアグリゲーション | WiMAX2+220Mbps/10Mbps |
au世界サービス | × | × |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11/a/b/g/n/ac |
インターフェイス | 10Base-T 100Base-TX 1000Base-T | 10Base-T 100Base-TX 1000Base-T |
最大接続台数 | 40台 2.4GHz×20台 5GHz×20台 | 18台 有線LAN×2 無線LAN×16 |
対応OS | Windows Vista/7/8/8.1/10 Mac OS Xv10.5/v10.6/v10.7/v10.8/ v10.9/v10.10/v10.11/v10.12 | Windows 7/8/8.1/10 MAC 10.7以降 |
かんたん接続 | WPS/NFC/QRコード | WPS その他不明 |
同時接続台数はL01が上
「Speed Wi-Fi HOME L01」のWi-Fi電波2.4GHzと5GHz帯の同時利用については触れられてなかったと思いますが、最大接続台数が2つ合わせた数なので同時利用可能ですね。
背面デザイン見ると有線LAN差し込み口が2つついてますけど、公表されてるスペックを見る限りこれは加味されてないみたいです。
どういう扱いになるのはわからず。
最大42台とか?
最大速度もL01が上
速度は圧倒的な差ですね。
ファーウェイ製のWiMAXルーターだけに搭載されているau 4G LTE回線対応機能は魅力的。
また2016/12発売の「WX03」から対応した下り最大440MbpsとWiMAX2+回線の最高速度にもきっちり対応しています。
とりあえず大きな違いは速度、使える回線、接続台数といったところ。
新しい分、すべての面で「L01」が上回っています。
L01とnovasならどっちがいい?
というわけで、ファーウェイから発売される期待のWiMAX2+ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」と「novas Home+CA」を比較してみました。
ここまで読んでくれた方ならわかりきっていると思いますが、いろいろな面を比較した結果、いろいろな面で「L01」が上回ってます。
これら2機種からWiMAXホームルーターを選ぶなら「L01」一択です。
さすがに古めのモデルなのでプロバイダで契約できるところはみかけませんが、いまはWiMAXSIMカードだけでも契約できます。
中古でL01を購入すれば端末代を安く済ませられるのでおすすめです。
※追記
新バージョン「L02」「WiMAX HOME 02」登場!
詳細はこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください↓
WiMAXホームルーターおすすめ2機種を比較しました
⇒HOME02とL02比較 ームルーターを買うならどっちにすべき?
さすがに旧モデルとは性能が全然違っています。
中古で買う場合はあまり安くありませんが、お金を出すだけの価値はあるでしょう。
まとめ
WiMAXホームルーター2機種「L01」と「novas Home+CA」を比較しました。
見た目、スペックでL01が圧倒的に優れています。
中古購入する際は、契約するSIMカードのサイズに注意してください。
いまの主流はnanoSIMですが、L01はmicroSIMです。