
「Tikiモバイル WiMAX 2+」っていう知らないWiMAXプロバイダを見つけたので、ここで契約しても損しないかどうか?についてサービス内容をチェック!
料金や扱っている端末、キャンペーン特典情報などについて詳しく調べてみました。
目次
Tikiモバイル WiMAX2+ってどうなの?

WiMAXサービス開始からやってる老舗プロバイダ
「Tikiモバイル WiMAX2+」運営会社は1997年開業していて、WiMAX事業も2009年から始めているけっこう長ことやってる企業ですね。
WiMAX2+事業も2014年からなので、私が知らなかっただけでWiMAXサービス開始当初からやってる老舗プロバイダさんでした。
まぁ長くやってるからいいのか?っていうとそうでもないので、まずは「Tikiモバイル WiMAX2+」が公式サイトでアピールしている押しポイントが本当に魅力あるのか?を見ていきます。
Tikiモバイル WiMAX2+が推しているおすすめポイント

- 下り最大440Mbpsの高速通信
- たっぷり使えて安心
- 届いたその日から楽しめる
パッと見た限り「これ、おすすめポイントなの?」と頭上に「?」マーク浮かんじゃいましたが、一応詳しい内容をチェックしていきます。
【1】下り最大440Mbpsの高速通信
440Mbpsってのは現在のWiMAX2+回線の最大速度です。
日本全国の人口カバー率99%のサービスなので、440Mbpsに対応していない古すぎる端末でなければこの環境を利用できます。
対応端末
- NECプラットフォームズ製「WX03」以降のモデル
- NECプラットフォームズ製「HOME01」以降のモデル
- ファーウェイ「W04」以降のモデル
- ファーウェイ「L01」以降のモデル
この数値は理論値でしかないですし、基地局との距離や障害物あるなしなど立地条件は大いに影響あるので実際の速度は100Mbps切ると思いますが・・・。
ただ、ここ数年普及が進んでいる格安SIMなんかだと下り最大200Mbps以下ってところもありますし、440Mbpsあれば十分「高速通信」と言っていいでしょう。
でもこれ、別にTikiモバイル WiMAX2+さん自身の推しポイントではなく、WiMAXサービスについて言ってるだけですね。
【2】たっぷり使えて安心
WiMAXには月7GBまでのライトプランと、無制限のギガ放題プランがあります。
料金はそれほど変わらないので、ユーザーの9割はギガ放題プランを選んでいるようです。
データ使用量が無制限ってことで、「たっぷり使えて安心」ではありますね。
ただ速度制限がないわけじゃありません。
WiMAXの速度制限は2つ
WiMAXには3日10GB制限なるものがあり、過去3日間のデータ通信量が10GBオーバーで制限されます。
(オーバーした日の翌日18時~2時頃まで/利用状況により6時ころまで延長あり)
また「ハイスピードプラスエリアモード」にすると使えるau 4G LTE回線利用時は、ギガ放題プランでも月間7GBまでしか使わせてくれません。
超えると128kbpsに制限されるので、最初からこのモードはあまり使わないほうがいいですね。
ちなみに「たっぷり使えて安心」もTikiモバイル WiMAX2+ならではのものでなく、WiMAXサービスについて言ってるだけですね。
【3】届いたその日から楽しめる
これもWiMAXサービス全体で言えることです。
ワイヤレス回線を使うWiMAXなら、端末さえ届けばすぐインターネットに繋げられます。
(SIMカードを入れるなど細かい部分は省きます)
「届いたその日から楽しめる」はまぁそのとおりなんですが、結局1つもTikiモバイル WiMAX2+自身のアピールポイントを挙げてないですね(汗)
サービス対応エリア

これはどの業者も同じ回線を同じ品質で使っているため、30社ほどあるWiMAXプロバイダはどこで契約しても一緒です。
優劣はありませんが、WiMAX基地局との位置関係によって通信状況は大きく変わります。
運営に問い合わせてみましたが、基地局の位置は個人情報保護の都合もあって教えられないようです。
町中や地下街などは別として、多くの場合高いビルの最上階に基地局を設置しています。
カバー範囲は1kmくらいのようなので、自宅で使う場合ならその範囲内に建っているビル最上階との間に障害物がないかを見ておくといいかもしれません。
一番いいのはレンタルで試してみることですけどね。
Tikiモバイル WiMAX2+の端末ラインナップ
※お知らせ
WX06登場!
端末スペック、機能をWX05と比較しています
⇒WX06ではWX05から何が変わった?WX05と料金は同じなので、Tikiモバイルでを選ぶならページ下の料金に関する項目をご参照ください。

- WX05(ホワイト)
以上、1モデルのみです。
WX05にはレッドもあるんですが、Tikiモバイルではホワイトだけしか選べません。
ここまでラインナップを絞ってるプロバイダも珍しい。
WX05は当サイト一押し端末なので自信を持っておすすめできます。
ざっくり性能を解説しておくとこんな感じ↓
- 下り最大440Mbps
- WiMAXハイパワーで電波出力アップ
- 専用クレードルの拡張アンテナで電波受信力アップ
- ビジュアルステータス画面で空いてる回線を選択可能
- ハイスピードプラスエリアモード(au回線併用モード)にも対応
など
速度より安定感に力を入れているモデルですね。
もっと詳しくはこちらで徹底解説してるのでぜひ!
Tikiモバイル WiMAX2+の料金は安い?
基本月額料金
Flat ギガ放題 auスマホ割(3年) 無制限
- 1~36ヶ月目 3990円(税別)
- 37ヶ月目~ 4380円(税別)
3年総額143640円(税別)
Flat auスマホ割(3年) 月7GBまで
- 1~36ヶ月目 3625円(税別)
- 37ヶ月目~ 3696円(税別)
3年総額130500円(税別)
これでも割引特典を適用してある料金なんですが、あまり安くないですね・・・。
ただ別のキャンペーンで多少安くなるので、そちらもチェックしておきましょう。
ここだけのキャンペーン特典
- 長期契約特典
- ギガ放題 最大36ヶ月間利用料割引キャンペーン
- 契約事務手数料無料キャンペーン
- 専用クレードルプレゼントキャンペーン
- 機器送料無料キャンペーン
①と②は基本月額料金に反映してあります。
③の事務手数料3000円が無料になるのは他社でもあまり見かけないおいしい特典です。
④のWX05専用クレードル(税別3686円)無料も他社で見かけない特典です。
⑤はどこでもやってるためここだけのメリットとはいえません。
というわけで、③と④で3000円+3686円=6686円分安くなる計算ですね。
となると「Tikiモバイル WiMAX2+」の料金は以下のようになります。
- ギガ放題・・・143640円-6686円=136954円(税別)
- 月7GB・・・130500円-6686円=123814円(税別)
ココだけの料金を見てもわからないですね(汗)
そこで他社でWX06契約時の3年トータル費用を年間平均値にて一覧表にしてみました。
順位 | プロバイダ | 年間平均 | 月間平均 | 特典 | 契約期間 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | GMOとくとくBB (クレードル4000円) | 40284円 | 3357円 | 現金バック30000円 | 3年 |
2位 | GMOとくとくBB (クレードル3619円) | 41301円 | 3442円 | 月額割引 現金バック6000円 | 3年 |
3位 | BroadWiMAX (クレードル3686円) | 42875円 | 3573円 | 月額割引 | 3年 |
4位 | カシモWiMAX (クレードル3500円) | 43320円 | 3610円 | 月額割引 | 3年 |
5位 | DTI | 43477円 | 3623円 | 月額割引 | 3年 |
6位 | AsahiNet | 45160円 | 3763円 | 初期12ヶ月 月額割引 | 3年 |
7位 | BIGLOBE (クレードル3619円) | 48493円 | 4041円 | 現金バック17000円 | 1年 |
8位 | Tikiモバイル (クレードル0円) | 48880円 | 4073円 | 月額割引 クレードル無料 | 3年 |
9位 | So-net (クレードル3619円) | 49552円 | 4129円 | 月額割引 | 3年 |
10位 | UQ WiMAX (クレードル3619円) | 51560円 | 4297円 | なし | 2年 |
10位 | ワイヤレスゲート KT WiMAX BIC WiMAX YAMADA EDION (クレードル3980円) | 51560円 | 4297円 | なし | 3年 |
ここには初期費用3000円とクレードル代3686円が含まれてないため、実質約7000円プラスした金額で考えます。
となると、トップのGMOとくとくBBなら実質47000円くらい。
Tikiモバイル WiMAX2+(ギガ放題)の136954円よりかなり安く契約可能です。
ってなわけで、契約するならこちらにしたほうが後悔せずに済みます。
まとめ
WiMAXサービス開始当初から営業しているプロバイダ「Tikiモバイル WiMAX2+」のサービス内容について紹介しました。
料金は通常より安く、他社にない特典もありますが、業界トップクラスのプロバイダと比較すると差を感じてしまいます。
もうひと頑張り欲しい、惜しいプロバイダでした。