
WiMAX2+回線に対応した端末は10種類以上あります。
それらの中でもオレンジ色の本体カラーが特徴的なモデルがHuawei製の「Speed Wi-Fi NEXT W03」という端末。
調査会社BCNによる売上ランキングデータをみると、ライバルメーカーから「WX03」が発売されてもまだこちらのほうが売れていました。
私は最初に「WX03」を契約したのでそちらへの思い入れが強いものの、ネット上には「W03」のほうがうんぬん、という声をけっこう見かけます。
そこでW03も買い実際使ってみた感じをレビューしつつ、ほかのユーザーさんの声も集めてみました。
果たして「WX03」より快適に使えるのか?
「W06」発売!下り最大1Gbps超えの実力は?
⇒W06が届いたのでレビューしました!
目次
W03に対するネットの声
- あくまで私の環境(秋葉原)での話ですがWX03よりW03の方が圧倒的に速い
- W03と速度に大差なし
- やっぱ、W03の方がいい
けっこう見かけた印象あったんですけどね、ツイッターをみたら意外と少ない(汗)
当ブログはこれからも行き当たりばったり感丸出しで運営していく予定です。
ちなみに「WX03」の方が優れてるって声も同じくらいありました。
印象的には引き分けですね。
で、結局「W03」使ってみてどーなのよ?って部分について、管理人なりのレビュー評価をしていこうと思います。
W03を使ってみた感想、レビュー
見た目・デザインをレビュー
イメージカラーだと思われるオレンジ色を購入しました。
ほかにホワイトもあります。
▼W03本体表面

きれいなオレンジメタリックな色してます。
そこそこ高級感もあり。
ディスプレイも大きく操作性は良さそうです。
▼W03本体裏面

プラスチック素材でつや消し加工されたブラウンメタリックな感じ。
安っぽくなくていいですね。
ブラウンカラーもお上品。
▼クレードルにセットしたところ

クレードルは安っぽい作り。
ちょっとおもちゃっぽいですね。
透明の支え部分?がなければおもちゃっぽさはなくなりそうですが。
カラーはホワイトのみです。
W03をクレードルにセットしたとき、本体との統一感は感じられず。
本体カラーでホワイトを買えば問題ないんでしょうけどね。
まぁオマケみたいなものですので仕方ないでしょう。
▼本体の厚さ

愛用のシャーボを手前に置いて比較してみました。
ほぼ同じ厚さ。
3色ボールペンと同じと思っておけば問題ないはず。
4インチサイズiPhone5/5c/5s/SEのどれかを持ってるなら、サイズも厚さもほぼ一緒なのでわかりやすいかと。
W03の回線速度をレビュー
記事投稿時点では、下り最速370MbpsというモバイルWi-Fiルーターでは現状2番目の速さを誇る「W03」。
1番は同じWiMAX2+ルーターの「WX03」で440Mbpsです。
ただどちらにしてもそんなスペック通りの速度は望めません。
ちなみに「W03」はWiMAX2+回線とau 4G LTE回線の2種類が使えます。
実際測定してみた結果は別記事で書いてるので参考までに。
WiMAX2+回線なら下り約20Mbps、上り約5Mbpsくらい。
ハイスピードプラスエリアモード(※)なら下り約40Mbps、上り約10Mbpsってところでした。
※WiMAX2+とau 4G LTE回線併用モード
これだけ出ていれば何不自由なく使えます。
ハイスピードプラスエリアモードにするとWX03より高速
ハイスピードプラスエリアモードは「WX03」より速かったです。
やはりau回線はつながりやすいし安定してますね。
ただauスマホ(ケータイ)で対象プランを契約してないと、一回使うだけで月額料金1000円ほど上乗せされるので気をつけましょう。
1000円も高くなると、モバイルWi-Fiルーターを契約する旨味がかなり減ってしまうので・・・。
その他(操作性・バッテリー持ちなど)のレビュー

SIMカード(UIMカード)がめっちゃ入れやすいですね。
「WX03」は裏側カバーを外してさらに電池パック外さないとセットできないんですけど、「W03」はサイドから直接差し込めるので楽ちんです。
ただしタッチパネルの反応はちょっと悪いかもしれない。
ロック画面解除のときに、画面に触れて左から右になぞることになるんですが、軽く触れるだけではうまく反応してくれません。
しっかり触る必要があります。
(私の端末だけか?)
まぁでもストレスに感じるほどではないかな?
タッチパネルの反応は「WX03」がめっちゃ快適なので、それ知らなければ「こんなもんか」で済む話です。
バッテリー持ちについては普段からクレードルにセットして使ってるのでわかりませんけど、Wi-Fi接続なら最新端末「WX03」より1時間くらい長く使えるようです(スペック表から)。
WX03とW03ならどっちがいい?
あくまで私の感想ですが、WX03はクレードルとセットで使うなら文句なしにおすすめです。
クレードル側にアンテナ機能がついているため安定性が向上します。
W03がいい人は最大370Mbpsに対応している東名阪の一部エリアで使う人。
ハイスピードプラスエリアモードにしないとこの速度帯域にならないため、英訳プランによって月額1005円上乗せもあります。
またこのモードは月7GBまでしか使えず、オーバーすると通常モード(ハイスピードモード)まで速度制限されてしまうので要注意です。
使い勝手は悪いですね。
というわけで、おすすめは「WX03]です。
まとめ
というわけで「W03」についてレビューしてみました。
この端末はau 4G LTE回線使ってなんぼの機種だと思います。
これ使うと速いし回線安定するし文句なし。
まぁ月7GBまでしか快適に使えないのがたまにキズですが・・・。
アンテナは常時5本フルで立ってました。
ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、格安SIMを使ってる人だと1000円ほど高くなるので微妙なんですけど、auスマホ(一部ケータイも)使ってる人ならその料金かかりませんし、さらにauスマートバリューmineプランで契約すれば934円割引されるのでめっちゃお得です。
auユーザー向けのWiMAX2+ルーターと言えますね。
※au 4G LTE回線の料金について
3年縛りのプランを選ぶとau 4G LTE利用モード(ハイスピードプラスエリアモード)が無料になります。
このプランならW03を選ぶメリットも出てきますね。