
2017年に「LTEオプション」こと3年縛りプランが登場してから、WiMAXプロバイダのいくつかは2年契約を廃止→3年契約に一本化したところも。
私がお気に入りのBroadWiMAXも3年契約だけになってしまってちょい残念な感じに。
まぁそれでも安いので問題ないんですけどね。
で、この流れは広がっていき2年契約プランを廃止にするところも増えていったんですが、業界最安のGMOとくとくBBは2年契約プランを残して絶好調だったからか他社でも復活し始めてます。
これは良い傾向。
この調子でBroadWiMAXも復活してくれたら私が大喜びするのでぜひお願いしたい。
それはいいとして、過去WiMAX契約は2年が主流だったため、各社最初の2年間だけ割引特典を強力にして競い合っていました。
3年契約プランが導入されてからもその傾向は続いていて、いまだに初期2年だけ安いプロバイダが多いです。
ってことで、今でも2年単位で乗り換えていくのがWiMAXを安く使うコツと言えます。
そこでWiMAX通信費をとことん安くしたい人向けに、2年契約プランがあるプロバイダをピックアップして料金を比較。
最安プロバイダを調べてみました。
また2年契約と3年契約それぞれのメリット・デメリットも解説していきます。
目次
2年契約プランの最安プロバイダ比較
2年契約できるプロバイダ
GMOとくとくBB(2018/11/22終了)- UQ WiMAX
カシモWiMAX(2019/3/15終了)@nifty(サービス終了)DTIAsahiNet- 家電量販店系(ヤマダ電機/ヨドバシカメラ/ケーズデンキ/ビックカメラなど)
J:COMDiS mobilehi-ho WiMAXSIM CHANGE3WiMAX(サービス終了)- So-netモバイルWiMAX2+
- auショップ
ピックアップしてみるとまだまだあるんですが、肝心なのは割引特典があるかどうか。
3年プランなら特典付いてるところも多いんですけどね、なぜか2年プランとなると該当プロバイダは半減します。
また家電量販店系プロバイダは、店舗によって「自社で使えるクーポン券○万円」などの特典がついてることもありますがあくまでただのクーポン券。
毎月の利用料金からの値引きや現金キャッシュバックに比べ、使い勝手の悪さが微妙です。
そこで各社の2年トータル費用で比較してみました。
最安プロバイダはここ!
※2018/11/22追記
最安だったのはGMOとくとくBBのキャッシュバックコースだったのですが、2018年11月22日をもって2年プランの受付が終了してしまいました。
残念です・・・。
他のプロバイダから選びましょう※2019/3/15追記
カシモWiMAXも脱落しました。
※2019/4/1追記
hi-ho WiMAXも脱落しました。※2019/3/12追記
niftyWiMAXも脱落しました。
順位 | プロバイダ名 | 端末代 | 2年 合計料金 (ギガ放題) (税別) | 2年 月額平均 (税別) |
---|---|---|---|---|
1 | BIGLOBE キャッシュバック17000円 | 新機種全て 各19200円 | 97720 | 3980 |
2 | novas WiMAX 月額割引 | WX05 novasHome+CA | 103752 | 4323 |
3 | UQ WiMAX | 新機種全て 各15000円 | 108120 | 3880 |
4 | So-net | 新機種全て | 117096 | 4879 |
2020/3で サービス終了 | @nifty | - | - | - |
2019/6で サービス終了 | 3WiMAX | - | - | - |
受付終了 | GMOとくとくBB キャッシュバック | - | - | - |
受付終了 | GMOとくとくBB キャッシュバック | - | - | - |
受付終了 | カシモWiMAX 月額割引 | Triprouter | - | - |
受付終了 | GMOとくとくBB 月額割引 | - | - | - |
受付終了 | hi-ho WiMAX 月額割引 | Triprouter | - | - |
選択肢がどんどん減っていっています。
このまま3年プランへの移行がすすんでいけば、いずれ2年契約はなくなりそうですね。
※2019/10~、UQWiMAXを皮切りに一部プロバイダが2年プランをメインに変更しました!
一応ここで取り上げたプロバイダを簡単に解説しておきます。
注目プロバイダ
BIGLOBE
2020年1月から施行される新ルールに沿ったプランを2019年10月からスタートしたBIGLOBE。
プラン自体は1年縛りですが、端末代19200円を分割24回払いすると実質2年縛りみたいなものです。
ただ一括で支払って1年契約にできるのは大きなメリット。
キャッシュバックもあるので、短期契約にしたいならここはおすすめです。
公式サイトはこちら
⇒BIGLOBE WiMAX 2+
novas WiMAX
ここは新機種WX05とnovasブランドのホームルーターを2年プランで契約できます。
比較表では一番安いですし、WX05を選ぶつもりならここがおすすめ。
ホームルーターののnovasHome+CAは古い機種のため性能はかなり低くおすすめしません。
よってWX05を選ぶ人専用のプロバイダですね。
UQ WiMAX
WiMAX電波の運営・管理している大本のプロバイダで安心感ありますが、端末代が15000円かかるため割高です。
2年プランでは一部端末だけキャッシュバック特典もついていますが、マイナスのほうが多く割安感にはつながっていません。
とはいえWiMAX本家が運営するプロバイダならではのサポートの手厚さは魅力。
料金や選べる端末種類の多さから、2年プランならココもあり。
So-net
2年プランは電話申込のみ受付しています。
一応選べるってだけですね。
業界料金の基準になるUQの料金より割高なのでわざわざ選ぶプロバイダではありません。
※2年プラン受付終了
GMOとくとくBB
ここはなんと言ってもキャッシュバックが最大の武器。
ごく稀にここの最高額以上のキャッシュバック金額を設定してくるプロバイダさんもいますが、トップの地位をキープ続けられた試しがありません。
過去の例を見た感じ、最短で翌日、最低でも翌月には抜き返されます。
運営元も大企業GMOインターネットで潤沢な資金を背景にブイブイいわせてます。
さすがに他社プロバイダも同じ土俵で競うのはあきらめがちなのか、他の部分でユーザー獲得するためアピールする傾向ですね。
なおGMOとくとくBBでは月額割引コースも用意されています。
割引率はキャッシュバックコースに遠く及びませんが、縛り期間中ずっと安い月額料金で使えること、キャッシュバックのように受け取り手続きがないのは大きなメリット。
同じ月額割引のカシモWiMAXには劣りますが、一度申し込んだらずっと気楽に使いたい人はこちらのコースがおすすめです。
※2年プラン受付終了
カシモWiMAX
GMOとくとくBBの月額割引コースより安い比較的新し目のプロバイダさんがここ。
ただ旧機種と新機種で適用される料金プランが違い、旧機種でもいい人はカシモもあり。
現在2年プランが選べるのは「Triprouter」の1モデルだけです。
※2年プラン受付終了
hi-ho WiMAX
カシモWiMAXと同じ「Triprouter」という端末を扱っているプロバイダ。
カシモが脱落したので繰り上げで1位になりました。
Triprouterおm面白い端末なので、これでもOK!って人はここの2年プランがいいですね。
※サービス終了しました
3WiMAX
古いモデルしか選べないのは残念ですが、2年プランを安く契約するならここですね。
※サービス終了しました
@nifty
最新機種も選択可能ですが、2019年10月より端末代が0円でなくなってしまいました。
さらに送料までとられてしまうため、他社に比べて高額に。
ほかのプロバイダを選びましょう。
ちなみにこの表の金額は税別で初期費用3000円を含んでいませんが、どのプロバイダも一緒なので省いています。
またそれぞれで用意されているオプションつけるとさらに上乗せされるので、契約前に各自判断してください。
つづいて2年・3年契約それぞれのメリット・デメリットを解説。
2年契約と3年契約、どっちがいい?

2年契約のいいところ
- 縛り期間が短い
- 期間合計コストが安い
そのまんまですが、縛り期間の短さがメリットです。
WiMAX機種は年間2~3種類ほど発売されているので、常に最新&最高スペックの機種を使いたい人にとっては2年縛りでも長いくらいなんですよね。
でも2年落ちくらいなら性能的にも不自由なく使えるので、コンスタントに新機種へ乗り換えていきたい人は2年プラン一択です。
また多くのプロバイダが初期2年だけ割引率高めなので、2年単位での乗り換えが節約の面からもおすすめです。
2年契約の残念なところ
- 選べるWiMAXプロバイダが少なめ
- au 4G LTE回線を使うと月1005円上乗せされる
- 端末代が高い
総務省の新制度施行により、2020年1月から2年以上の縛りができなくなります。
よって全社2年へ移行、もしくは業務から撤退すると思いますが、端末代が高いのがネック。
またWiMAXでは、「WiMAX2+」と「au 4G LTE」の2つの電波に対応しているんですが、機種側でハイスピードプラスエリアモードに設定変更することでau 4G LTE回線でもネット接続できます。
で、au 4G LTEはauスマホやケータイで使われている主流電波なので、WiMAX側で使うときは別料金だったりします。
わずか一回、1秒でも繋げばその月の月額料金が1005円高くなるのはけっこう痛いんですよね・・・。
(ヨドバシカメラのワイヤレスゲートは1105円とられます)
私が貧乏性だからかもしれませんけど、回線の調子が悪くても気軽に使えません(汗)
3年契約のいいところ
- au 4G LTE回線がタダで使える
- 多くのWiMAXプロバイダで選べる
3年プラン最大のメリットがau 4G LTE回線が使える「ハイスピードプラスエリアモード」がタダになること。
月間7GBまでっていう厳し目な制限こそありますが、電波の安定性や繋がりやすさはau 4G LTE回線が上。
WiMAX2+電波が調子悪いとき、旅行などで田舎へ行ったときなどに活躍してくれます。
私もかなり山奥にある親の実家へ行ったとき、速度は遅いもののau回線だけは繋がってくれたのでどうにかインターネットを使えました。
もしものことを考えると、タダで気軽に使えるなら安心感ありますし助かることもあるでしょう。
残念なところ
- 縛り期間が長い
- 2年契約より3年目からの料金が割高
さすがに3年間同じ機種だと契約更新月になるころには2~3世代前のモデルってことになるので性能面で不満も出てくるでしょう。
また使い方がヘビーな人はバッテリーが膨張することもありえますし、確実に持ちは悪くなっているはず。
となるとバッテリー交換や、中古で別機種に買い換えるなど余分なコストが発生します。
2年程度なら機種トラブルに遭う可能性も低いですし、乗り換えるとき機種代はタダでいけるので余分なコストを抑えられます。
また3年目(25ヶ月目)からの料金は、多くのプロバイダで割高に設定してるんですよね。
2年目まで月3500円くらいだったのに、3年目から4000円オーバーとか。
縛り期間の平均月額料金でみると、3年契約は割高です。
どっちがいい?
2年契約プランで使うと月1000円ほどコストアップしてしまうau 4G LTE回線利用モードを使うなら3年プランを選びましょう。
そうでないなら2年契約が安くておすすめです。
まとめ
WiMAXを少しでも安く使いたい人に最適な2年契約プランがあるプロバイダを紹介しました。
一時期選べるプロバイダ数が減っていましたが、最近は復活傾向にあります。
・・・だったのですが、2019年に入ってからまたまた減っていきました(汗)
ただせっかく2年プランがあっても特典なしのところも多いので、このページで紹介したプロバイダからチョイスして後で後悔しないようにしてください。