
WiMAXについて調べていると、たぶん多くの人が気になる(はず)のWiMAX1とWiMAX2+の違い。
ザックリいうと、WiMAX1はデータダウンロード速度が最大40Mbpsで現状は13.3Mbpsに減らされてて2020年3月いっぱいでサービス終了、WiMAX2+は最大100Mbps以上でめっちゃ速い、といった感じ。
とまあここまではいいとして、WiMAX2になんで「+(プラス)」が付いてるのか。
これ謎です。
2と2+はなんか違うの?検索すると2+ばっか出てくるけど2はどこいった?
というわけで、WiMAX2+の「+」の意味について調べてみました。
WiMAX2+の「+」ってなんなの?
さっそくグーグルさんで調べてみると、これがまた見事に答えが出てこない・・・。
「WiMAX2+ +の意味」
「WiMAX2 WiMAX2+ 違い」
とかで検索しても全くヒットせず。
なにか根本的な認識違いがあるのか?
そもそもWiMAX2がなくて最初からWiMAX2+だったりして?
とりあえず「WiMAX2+」とはこういうものらしい↓
「WiMAX 2+」とは標準化団体(WiMAXフォーラム)が決めている世界標準規格。「WiMAX」を拡張した「WiMAX Release 2.1」として2012年10月に公開、それを日本ではUQコミュニケーションズが2013年から「WiMAX 2+」という名称で展開。
WiMAX 2.0の仕様に加え、TD-LTEとの互換性を持たせた物はWiMAX Release 2.1(WiMAX 2.1)と呼ぶ。(TD-LTEの「TD」は上りと下りのデータ通信を同一の周波数を使用し、ミリ秒単位で上下を切り替える方式)
Release2.1の「.1」があやしげ。
この「.1」はLTEと互換性がある=LTEも使えるってことですね。
これを日本ではUQモバイルコミュニケーションズが「+」に置き換えて展開してるだけっぽい。
なるほど。
まぁ「WiMAX2.1」より「WiMAX2+」のほうがいいと思います。
UQさんグッジョブ!
というわけで結論!
WiMAX2+の「+」の意味とは?

WiMAX2.1の「.1」部分をUQコミュニケーションズが「+」に変更したもので、LTE回線にも対応してるよ!ってことですね。
そして日本の会社UQコミュニケーションズが勝手に命名しただけなので、あくまで日本でしか使われていないようです。
いや~すっきりした!
モヤモヤ解消です。
もしこの記事が、私と同じように「+」の意味でモヤモヤしていた人のお役に立てたなら幸いです。
あとWiMAX1の現状・今後についても紹介しておきます。
WiMAX1が2020年3月いっぱいで停波へ
最初2018年3月に停波するプランだったようですが、いろいろ対応が追いつかなかったからか2020年3月まで延期されました。
古い端末を使っている人はWiMAX1を2020年春までは使えます。
詳しくはこちらの記事で
⇒WiMAX1は2020年3月で停波予定に
インターネットの歴史的には短いサービス期間でしたけど、私も何年かお世話になりました。
いやー、ホントに快適なモバイル通信サービスでした。
当時はフレッツ光だったともいますが、光回線も契約してたんですけどね、いつもWiMAX1を使ってました。
それくらい良かったんです。
感謝しかない。
まとめ
現行のWiMAXサービス「WiMAX2+(ワイマックスツープラス)」の「+」の意味についてまとめました。
これといった決まりはなく、なんとWiMAX運営会社が独自につけただけのものでした。
本来は「WiMAX2.1」だったんですね。
これはこれでよかったともいますし、将来的にはWiMAX3とかもでるのかな?
今後もより快適なワイヤレス回線を提供し続けてもらいたいですね。