
私がWiMAX(無印)を使っていたころは実測値ベースでも10Mbps程度で使えていました。
WiMAX無印はたしか下り最大40Mbpsだったはず。
実速もぼちぼちで動画視聴もとくに問題なし。
で、速度制限がないから通信量を気にせず動画を観られました。
(当時は動画もあまりありませんでしたが)
家で光回線(ADSLだったかも)の代わりに十分使えてたんですよね。
ホントに平和な時代でした。
でもWiMAX2+になり3日10GB制限ができてしまってから、「WiMAX無印はよかった」って声をよく見かけるのも納得しかありません。
サービスが終わってしまったためさすがに少なくなりましたが、ネット上には今でもWiMAX無印信仰者を見かけます。
でも時代は常に移り変わっていくもの。
今の主流は「WiMAX2+(ツープラス)」です。
そこで、現行サービスのWiMAX2+はどうなのか?光回線のように快適に使えるのか?について調べてみました。
目次
今主流のWiMAX2+ってどうなの?
WiMAX無印もまだ使えますが、運営会社UQコミュニケーションズさん曰く、2018年3月で終了予定とのこと。
同じKDDI系列会社のau側でもそう発表していました。
※あとで2020年に終了と正式アナウンスされました
関連記事⇒WiMAX1は2020年3月にサービス終了
そして今主流なのはWiMAX2+。

速度は今や下り最大1000Mbps以上(W06/L02のみ)と無印時代の25倍以上になりました。
さらにUQコミュニケーションズ公式サイトの発表によると、WiMAX契約者数は2000万件を超え、今も四半期あたり100万件以上のペースで増えているようです。
※2020年、契約回線数も3000万件を突破しています
となると、データ通信量も増えているわけで。
これだけ通信量が増えたら当然回線は混みます。
回線パンクしたらみんなに迷惑かかるし、会社で使ってる場合、データ通信できなくなったら個人利用者の比じゃない損害が発生する可能性も。
なのでパンクさせないために速度制限せざるを得ないみたいです。
この辺、WiMAX2+サービス開始当初は使い放題を全面にアピールしていたにもかかわらず、実際は制限されてしまったことで「わかりやすく明示・説明されてない!」というクレームが大量にでて炎上していました。
まぁそうなるでしょうね(汗)
それだけWiMAX無印サービスが満足度高かったのも影響あるでしょう。
3日3GB制限がある(のちほど10GBに緩和)
そんなこんなでWiMAX2+には3日3GBという速度制限があります。
(※2017年2月から3日10GB制限に緩和されました)
これさえなければ面倒な工事してまで光回線を契約しなくても十分な通信速度なんですけどね。
これがネックで契約に二の足を踏んでる人もいるようです。
制限されると公式発表では約6Mbps程度になります。
(※2017年2月から3日で10GBオーバーした翌日の18時頃~2時頃まで1Mbpsに制限)
普通画質の動画視聴くらいなら十分みられるレベルです。
仕事で使ってて速度が速くないと厳しいって人じゃないなら光回線の代役としてしっかり活躍してくれるでしょう。
というか仕事なら朝から夕方にかけて使うはず。
その場合は速度制限されても関係ないですね。
適用外の時間帯なので。
(2~18時ころまでは適用外)
ビジネスで使う人ほど有利と言えます。
光回線ってどうなの?
対して光回線はおおむねどの会社も最大1Gbpsの速度となってます。
※フレッツ光東日本 公式サイトより引用
最近は多くの業者で10Gbpsなんて化け物じみた速度のプランも出てきていますが、都市部に限られています。
都会人うらやましい。
WiMAX2+は現在1237Mbpsが最速なので単純に8倍もの差があります。
都市部に住んでる知人が契約してましたけど、さすがに快適らしい。
まぁ実際10Gbpsとか出るわけないんですが(汗)
あくまで理論値ってやつです。
ネット上の評判をみてると、「遅い!」「クソ!」みたいな罵詈雑言がけっこうヒットします。
2016年あたりから特に急増してる感じ。
実際、総務省(だったはず)が公開していたプロードバンド回線の通信量データによると、グイーンと折れ線グラフが急上昇してました。
ノ
みたいな感じで。
このまま行くと東京オリンピックあたりには光回線サービスがパンクするんじゃ?
こうなるかもしれない↓
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もはや折れ線が折れてない。
恐ろしや・・・。
ちなみに、我が家の光回線(auひかりマンションプラン)はWiMAX2+に劣ってます(汗)
実測10Mbpsもでてないレベル。
WiMAX2+は20Mbps以上です。
最近さらに遅くなってきて困る(汗)
みんな夜に動画見るのやめましょう。
動画なんぞみるより、本読んだり運動したり、折り紙折ったりして遊びましょう!
その隙に私はネットやりますんで(笑)
ここからはWiMAXについてもっと詳しく解説。
機種の種類が携帯できるモバイルタイプと室内で使うホームタイプの分かれてます。
光回線の代わりに使うなら大事な部分なので違いをサラッと紹介しておきます。
家で使うWiMAXホームルーターとモバイルタイプの違いは?
家で使用するWiMAXホームルーターがありますが、モバイルルーターと何が違うのか?気になる方はけっこう多いじゃ?と思います。
外に持ち運べるモバイルルーター

一般的には外出時にも使用できるモバッテリー搭載のバイルルーターを選ぶ人が多く、軽量で持ち運びやすくサイズもコンパクトです。
安定感で優れるホームルーター

モバイルルーターとホームルーターの大きな違いはアンテナも大きく電波が受信しやすいので安定した通信が可能なこと、電源がコンセントから直ってこともありWi-Fi電波出力が強くなっている点です。
アンテナが大きいということは同時接続数も多くすることが可能であり、多くの端末で通信することができます。
バッテリー供給ではないため、電源を入れっぱなしにできるのもメリットと言えます。
ただし、上の画像のようにディスプレイが付いていないため、本体側での操作には限界があります。
細かな設定を頻繁にする人は専用アプリを入れるなど対策が必要です。
モバイルルーターと比較すると、どうしてもサイズが大きく重量もありますので持ち運ぶことが難しいんですがメリットとデメリットを考慮して選びましょう。
基本的に家で安定した通信がしたいか、外でも気軽に持ち運んでインターネットをしたいのかといった違いになります。
料金は基本的にどちらも同じ
WiMAXホームルーターとモバイルルーターの料金の違いですが、基本的に同じ料金になりますので難しく考えることはありません。
ただし、業界一のキャッシュバックを出している「GMOとくとくBB WiMAX2+」というプロバイダは、端末ごとにバック金額を変えていることも。
この場合1000~3000円くらい差があることもあります。
初めてWiMAXを利用する方だと迷う場合もあるかもしれませんが、モバイルルーターの家以外の場所でも利用できる点は大きなメリットでもあります。
外出時でも使いたいのかどうかで選べば良いでしょう。
とりあえずモバイルタイプを買うと決めたけど、家でも安定して使ることはできないの?という欲張りさん向けにそのへんどうなのかを解説していきます。
WiMAXモバイルタイプの機種は家で快適に使える?

結論から。
WiMAXモバイルタイプの機種は家でも快適に使えます。
もちろん環境しだいなところはあります。
格安SIMのスマートフォンもモバイルルーターも若者を中心に大人気ですが、とくにWiMAXは人気が高いサービス。
通信品質も良く、快適に使えるでしょう。
WiMAXのモバイルルーターは、当然ながらWiMAXの通信網を使ってパソコンやタブレットなどの端末を接続します。
1台でいろんなデバイスをつなげられ、また複数台同時に接続できるので便利です。
恋人や友達、家族とも一緒に使えて皆で楽しめます。
部屋がスッキリする
光回線など固定回線だとモデムなどの機器を置くため、その分のスペースも部屋の見た目を損ねるケーブルも必要なんですよね。
WiMAXの場合はモデムも線も必要ないので部屋がスッキリするのは大きなメリットです。
速度も十分速い
ほかにもメリットが多々ありますが、大きなメリットのひとつが通信速度です。
パソコンやスマートフォンを使っていてスピードが遅いと仕事に支障が出ることもあります。
WiMAXなら最大1ギガビット超えとかなりスピーディーなので、ストレスを感じずに快適に利用できるでしょう。
クレードルもおすすめ
また家でより安定して使うには、専用のクレードルという充電台を揃えておくことをお勧めします。
ホームルーターのようにコンセントに直接つなげるのでバッテリー残量を気にする必要もなくなりますし、パソコンなどとLANケーブルで繋げることもできます。
それにより通信はより安定するので快適性がアップするでしょう。
まとめ
WiMAX2+は光回線の代わりになるのか?について我が家の状況も含めて紹介しました。
我が家ではWiMAX2+の圧勝です。
速度は倍違います。
ただ、どちらのネット回線も使ってる人の住んでる場所や環境に左右されます。
WiMAX2+なら基地局からの距離しだい。
天候や障害物にも影響されます。
光回線は同じ地区の利用者数やプロバイダしだい。
そこでおすすめは
- WiMAX2+の無料お試しサービスで確認
↓ - ダメなら光回線
という流れです。
光回線はお試しサービスないのでぶっつけ本番なのが怖いところですが、そこは仕方ないですね。
業者さんに快適かどうか聞いたところで、今ユーザー獲得競争激しすぎてどこも必死なので耳障りのいいこと言われるだけです。
そもそも電話受付が外部業者の可能性もありますし。
なので、まずは上の流れでやってみるといいですよ。