
私のWiMAX利用環境は、部屋の窓から遠い部分にデスクがあり、そこだとWiMAX電波(アンテナ)が2~4本を行ったり来たりな感じです。
で、窓際に置くと4~5本たつ感じ。
UQコミュニケーションズの対応エリアでは余裕で入ってますが、基地局設置場所を見ると近所には1つあって、推奨範囲(たしか1kmくらいだったはず)がギリギリの距離にありますけど不自由なく使えています。
ただツイッターの声を見てると「WiMAX繋がらん!」みたいな評判をよくみかけますね。
そこでもっと快適に使うためにも、家の中でWiMAX電波が弱いときの改善方法について調べてみました。
同じ悩みを持っている方も多いと思うのでぜひ参考にしてもらえれば。
目次
家の中でWiMAXが繋がらないときの対処法
以下のような方法が有効そうです↓
- 窓際に設置してみる
- ステンレスボウルで電波集め
- WXシリーズをクレードル付きで使う
- フェムトセルを利用する方法
窓際に設置してみる
一番お金がかからず簡単な方法です。
WiMAX電波はガラスを通過するのでベランダなどの窓際に設置(窓に張り付けるのもあり)してみましょう。
改善されないなら、そもそもWiMAX基地局との位置関係が微妙な可能性もあります。
こればかりはどうしようもありません。
ステンレスボウルで電波集め
改善方法を調べててよく見かけたのは、キッチンで使うステンレスボウルを100均で買ってきて斜めに置き、中心部にWiMAXルーターを設置する方法。
自作の簡易パラボラアンテナみたいなもんですね。
ステンレスの反射を利用して電波を中心に集めれば強くなるのは道理。
見た目は不格好なのが難点ですが、お手軽さではまずまずの方法です。
WXシリーズをクレードル付きで使う

これは私がお気に入りのWXシリーズをクレードルセットで使うパターン。
このシリーズはクレードルにも受信アンテナがついているため、電波受信能力を上げられます。
ステンレスボウルも利用し、さらに窓際に置けばかなりの改善が期待できる、、、かもしれません。
ただし、クレードルは3000~4000円くらいするのがネックですね。
ここまでの方法は比較的ありきたりなものでした。
もっと別の方法ないかさらに調べてみると、フェムトセルっていう小型基地局なるものがあるようです。
フェムトセルを利用する方法
フェムトセルとは?
フェムトセル (femtocell) は、半径数メートルから数十メートルの極めて小さな無線通信エリア、または通信エリアを構築するモバイル基地局のこと(ウィキペディア参照)
WiMAXの電波を中継している基地局は1~3km程度をカバーしてます(都市部は750m計算らしい)。これ対してフェムトセルは家庭やオフィス用の超小型基地局ですね。コンクリに弱い電波なのでマンションやビル内部の部屋だと効果がありそうです。
で、これ、WiMAXを運営しているUQコミュニケーションズでも「UQフェムトセル」を提供してました。
公式ページ⇒http://www.uqwimax.jp/area/femto/
こんな感じで設置するようです↓

こんなのあるですね~。
エアコン室外機への穴を利用してケーブルを通すようです。
でも料金が気になるところ。
工事費数万とかだと痛すますからね。
というわけで、UQフェムトセルの料金や工事費などについても調べてみました。
超小型基地局「UQフェムトセル」の詳細情報
利用料金
- 工事費・・・タダ
- 初期費用・・タダ
- 利用料・・・タダ
無料で使えるなんて素晴らしい!
契約期間
なし。
途中解約による違約金もなし。
これまた素晴らしい!
利用条件
auひかり契約者のみ。
これはちょっと微妙ですね。
「ならau光回線でネットすればええやん!」って突っ込まざるをえない(汗)
光回線の代わりにWiMAX2+を考えるとき役立ちそうだなと思ってたんですけどね~。
これでは意味がない。
まあでもWiMAX2+のほうが快適ってこともあるし、この条件でも欲しい人はいるはず。
一応対応端末についても載せておきます。
UQフェムトセル対応端末
【ファーウェイ】
W06/W05/W04/W03/W02/W01/HWD15/HWD14
L02/L01s/L01
【NEC】
WX05/WX04/WX03/WX02/WX01/NAD11
WiMAX HOME 01
【シンセイコーポレーション】
novas Home+CA/URoad-Home2+/URoad-Stick
まあ要するにWiMAX2+対応モデルは全機種フェムトセルに対応しています。
これ以降発売されるモデルも同じく対応しているでしょう。
ここまでは電波のせいで繋がらないパターンについて取り上げてきました。
つづいて、原因から対処法を見ていきます。
WiMAX繋がらない原因とその対処法

手軽に利用ができることで多くの方に利用されいてるポケットWiFiの中で一番人気が高いのがWiMAX。
WiMAXは使用できるエリアが広く、全国の人が住んでいるエリアのカバー率は99%以上ということで多くの人に利用されています。
スマートフォンの契約している通信量では月末まで持たないという方も多いかもしれません。
そんな方にも、外出先でも自宅でも利用ができるWiMAXは人気です。
ただ環境によっては家の中で繋がらないと困っている人も見かけます。
そんな時には原因によっていくつか対処方法があるのでここで紹介していきます。
電波が届いているはずなのにインターネットに繋がらない場合
端末を再起動してみる

まずは、WiMAX端末を再起動してみましょう。
WiMAXに限らず、デジタル機器の不調は多くが再起動で改善されることがあります。
キャッシュが溜まっていたり、接続の不具合があるときはまず再起動を試すようにしましょう。
それでも改善されない場合は、繋げたい端末(パソコンやタブレットなど)を再起動しましょう。
再起動する理由は同じですが、再起動しても繋がらないという場合はセキュリティソフトが起動している可能性があります。
セキュリティソフトの設定を見直してみる
ウィルス対策ソフトなどの設定を見直しする必要があります。
設定を見直ししたけれど、それでも繋がらないという場合は最近の使い方を見直ししてみましょう。
大領のデータ送信をしていないか確認してみる
大量のデータを利用したりしていませんか。
それが原因で、データが詰まっている可能性があります。
データの処理が終われば、普通に利用できる可能性があります。
データの使用に心当たりがない場合は、接続している端末の通信量を確認しましょう。
一台一台は少量であったとしても、多くの端末がつながっていると、膨大なデータを処理している可能性もあります。
その場合には、繋がなければならない端末を絞り込むことで、スムーズに利用できる可能性があります。
一度繋がっている端末の数を確認して、絞り込んでみます。
Wi-Fi電波を5GHz帯に切り替えてみる
いまどきのWiMAX端末はすべて2.4GHzと5GHzのWi-Fi電波が使えます。
2.4GHzは利用している機器が多いので、干渉されることでうまく繋がらなくなる可能性も。
5GHzは電波法的に家の中でしか使えませんが、他機種であまり使っていないため送受信がスムーズです。
我が家で比較してみた結果、かなり通信速度が上がったのでこの方法はおすすめ。
関連記事
⇒Wi-Fi 5GHzと2.4GHz帯で速度比較(WiMAX使用) どれくらい違う?
WiMAX機種が故障している可能性
それでも、利用ができないという場合はもしかするとWiMAXの機種自体が故障している可能性もあります。
オプションサービスで端末保障に入っているなら、すぐ連絡してみましょう。
それ以外は、中古でWiMAXルーターを買うか、機種変更や乗り換えで新しい端末をゲットしましょう。
基地局側が故障している可能性もある
電波を送っている基地局でのトラブルの可能性もあります。
これはどうにもなりません(汗)
ただUQWiMAXの公式ページに障害情報が載っているのでチェックしてみましょう。
普段問題なく自宅で利用できているにもかかわらず、突然繋がらなくなってしまうと大きなストレスを抱えることになります。
そんな時には、いずれかの方法を試してみてください。
繋がらない原因を対処方法によって解決できるかもしれません。
まとめ
家の中でWiMAXが繋がらないことは稀にあるようです。
我が家では味わったことがないのでわかりませんが、ネット上には「繋がらない」って声を見かけますね。
電波受信面での対策でとり上げた「UQフェムトセル」は良さそうだったんですけどね。
内容は残念なものでした。
繋がらないときの対処法としては、ステンレスボウル方式が今のところお手軽な方法と言えそうです。