
WiMAX2+が使える端末のほとんどが持ち運びできるモバイルルータータイプです。
外出先で使うなどアクティブな使い方する人ならこのタイプの方が便利。
自宅でも電波環境がいいなら問題なく使えます。
また台座になるクレードルがあると有線接続できるのでより安定して使えます。
もう持ち運びタイプを選んでおけば全然問題ないですね。
というわけで「モバイルルーターが最適です!」を結論に記事を終えてしまってもいいんですが、は自宅用に特化したWiMAX2+ホームルーターも発売されています。
携帯型で問題なさそうなのに必要あるの?と思ってる人もいるのでは?
私も同じ気持ちでした。
でも2017年に「Speed Wi-Fi HOME L01」が発売されて大ヒット!
いままでの芋っぽい(失礼)デザインしかなかったWiMAXのホームルーターへのイメージがガラッと変わったんです。
それ以降WiMAXルーターの売り上げランキングを見ても、半分に近いくらいホームルーター型が売れています。
(BCN社発表データを参照)
俄然WiMAXホームルーターの注目度が上がりました。
そこで、ホームルーター型モデルのメリットについてまとめてみました。
携帯型と迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
WiMAX2+のホームルーターは何がいいの?
ホームルーターのメリットは?

ザックリまとめると、メリットはこんなところです↓
- アンテナが強力で電波の受信感度が高い
- 同時接続台数が多い
- Wi-Fi電波の届く範囲が広く安定している
- 電源はコンセントから直なのでバッテリー寿命を気にしなくても良い
- ずっと電源入れっぱなしで使える
本体サイズが大きい=アンテナサイズも大きくできるため、電波の送受信能力が高くなります。
またバッテリーがないこともポイントです。
これらのポイントをもう少し詳しく解説していきます。
ホームルーター型のほうが安定感がある
自宅で使うことに特化してるだけあり、通信環境の安定性はホームルーターのほうがかなり高くなっています。
その理由がアンテナ能力。
携帯型モデルの数倍の容積があるため、より強力なアンテナを備えられます。
これによりWiMAX電波やWi-Fi電波の送受信が強力になり、安定性アップ、そして速度アップにつながると言えます。
バッテリー不要で長く使える&安定感アップ
ホームルーターはバッテリー駆動ではないので、壊れるまで何年でも電源入れっぱなしにできるのもメリット。
バッテリー駆動だといずれ劣化して使える時間が減っていきますし、電池パックを交換するにもお金がかかってしまいますからね。
そしてコンセントから電源を確保したほうが電力が強いのでWi-Fi電波を強くできるため、自宅でスマホやタブレットなどをつないでいるときの安定感にもつながります。
電源確保できれば外で使えないことはない
サイズもめっちゃデカいわけではないので、カバンに入れて持ち歩けばコンセント使えるカフェなら仕事することだってできます。
ホームルーターをで~ん!と置いて黙々と仕事してたら逆にカッコイイかもしれない。
・・・ってことはないか(汗)
勇気ある人はチャレンジしてみてください。
その勇姿、見てみたい。
カフェで「カチャカチャッ、ターンッ!」ってカッコつけてる傍らにホームルーターどんっ!ってあったらある意味イケてる人になれるでしょう。
ちなみに私はモバイルルーターを愛用していますが、使うのはほぼ自宅メインなのでホームルーターのほうが快適性は高くなります。
速度はなぜかモバイルタイプの方が速かったりしますが、別の部屋などでネット接続するときはホームルーターのほうが繋がりやすいですね。
自宅用WiMAX2+ホームルーター機種一覧
- WiMAX HOME 02
下り最大440Mbps、WiMAXハイパワー機能搭載 - WiMAX HOME 01
下り最大440Mbps、WiMAXハイパワー機能搭載
- Speed Wi-Fi HOME L02
下り最大1000Mbpsの最新機種 - Speed Wi-Fi HOME L01s
下り最大440Mbps、L01のバージョンアップ版 - Speed Wi-Fi HOME L01
下り最大440Mbps - novas Home+CA
下り最大220Mbps、Wi-Fi電波出力が旧機種の2.5倍 - URoad-Home2+
下り最大110Mbps
一部のWiMAXプロバイダでは旧機種も扱っていますが、買う必要性が見当たりません。
在庫消化したいのかプロバイダによってキャンペーン特典に差を付けてるところもあるんですけど、それでも旧機種を選ぶほどの理由にはなりません。
自宅用ルーター買うなら最新モデルから選びましょう
契約可能は自宅用ホームルーターをピックアップして紹介!
「WiMAX HOME 02」の特徴

下り最大440Mbpsで、ライバル「L02」には劣ります。
ただこのモデルは速度より安定感アップに力を入れているモデル。
HOME01から引きつづきWiMAXハイパワー搭載
WiMAXハイパワーで電波出力を向上させることで、通信安定性アップを期待できます。
L02とは根本的に方向性が違いますね。
超コンパクトなサイズ
ホームルーターでも最小と言えるコンパクトな本体サイズも魅力です。
モバイルルーターに近いサイズ感まで小さくなっています。
「WiMAX HOME 01」の特徴

下り最大速度は440Mbpsで、最大1000Mbpsの「L02」より大幅に劣っています。
なんですが、そもそもL02の1000Mbpsってほとんどの場所で対応していません。
(都市部のさらに一部だけ)
さらに理論上そこまでなら速度が出ますよ?ってだけなので、実測値では大差ないでしょう。
ホームルーター初!WiMAXハイパワー機能搭載
それに対して「WiMAX HOME01」はWiMAXハイパワー機能を備えているので、電波出力が強く、遠くまで電波が届くわけです。
もしWiMAX対応エリアのぎりぎりに住んでいる人なら、このモデルなら繋がってもほかのホームルーターではネットにつながらない可能性もあるでしょう。
また、電波が十分に届く場所だとしても、電波出力が強ければより安定性も高まります。
インターネット環境は最大速度より安定性が高い方が快適です。
よってこのホームルーターがおすすめです。
「Speed Wi-Fi HOME L02」の特徴

WiMAXのSpeed Wi-Fi NEXTシリーズは主に屋外での使用を想定したモバイルルーターですが、Speed Wi-Fi HOME L02は自宅用のホームルーター。
円筒形のシンプルでスタイリッシュなデザインのボディの中には数多くの最新のテクノロジーが集約されています。
WiMAXのモバイルルーターでもおなじみの下り最大440MbpsのWiMAX2+と下り最大au 4G LTEを切り替えて利用できるマルチキャリアネットワークを固定回線の感覚で利用でき、一切の工事の必要も無くケーブルを接続して簡単な設定を行うだけですぐに利用する事ができます。
最大1000Mbpsに初めて対応したホームルーター
そしてこの機種最大の特徴がハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTEを併用するモード)に切り替えると、下り最大1000Mbpsまで対応している点。
東京、愛知、大阪、福岡など全国の一部都市の中で、さらに一部地区のみしか対応していませんが、エリア内に住んでいる人はL02がおすすめです。
novas Home+CAの特徴

novas Home+CAはWiMAXのホームルーターで据え置き型なので自宅で使用することを前提に設計されています。
自宅向けに設計されているのでモバイルルーターの様なバッテリーは搭載していません。
novas Home+CAを使用するためは電源を供給する必要があるので電源が供給できない外出先などでは使えません。
novas Home+CA本体のサイズはホームルーターとしては小さめで、あまりスペースを取らないのでちょっとした隙間に設置することも可能です。
本体のサイズも小さいですが重量も317グラムと軽めなので設置も簡単です。
今では見劣りするスペック
ホームルーターなので当然無線接続や有線接続にも対応していて、下りの最大速度は220Mbpsまで対応しています。
同時に接続できる端末は有線LANが2台で無線LANが16台の合計で18台でパソコンやスマートフォンやゲーム機などの複数の端末を接続することも可能です。
novas Home+CAには外付けのアンテナが付属していて、設置場所から離れた場所でも繋がりにくくなったり速度が低下するなどの問題もなく快適にインターネットが使えます。
とはいえ、このスペックも今となっては見劣りしてしまいます。
契約できるプロバイダも端末販売元のプロバイダくらいしかなく、この機種を選ぶメリットはほぼないですね。
まとめ
自宅での最強のお供になりうるWiMAXホームルーターについて紹介しました。
光回線やケーブルテレビなどの固定回線には劣りますが、速度も十分期待できますし、工事がいらないのは大きなメリット。
コンセントがあって電波さえつながればどこへでも持っていける融通性も魅力です。
まぁ携帯するならモバイルルーターの方が便利ですけどね(汗)
新しく一人暮らしを始める、自分用のネット回線が欲しいなど固定回線まではいらないけどあるといいなと思っている人にはおすすめです。