
WiMAX契約するならデータ使い放題な「ギガ放題プラン」を契約しないともったいないと思うんですが、月7GBまでのプランを契約されている人も少ないながらいます。
大手WiMAXプロバイダ情報によると1割くらいの方が選んでいるようです。
まぁ7GB超えて速度制限されても動画を観たりするのでなければどうにか使えないことはないでしょう。
ただ3日10GB制限(約1Mbpsになる)でもかなりネットが重く感じるので、月7GB制限(128kbpsになる)が適用されるとかなり厳しいことは間違いないでしょう。
体験したことがないのでわかりませんが・・・。
ひょっとしたらギガ放題に変更してもらうためにワザとまともに使えないレベルにしてるのかも?なんて邪推してしまいますが真実はどうなのやら。
とりあえず7GBを超えてしまったら翌月になるまで激遅な環境で使うことになります。
そこで、もし制限対象になってしまった場合の対処方法はあるのか?について調べてみました。
目次
WiMAX2+で月7GBの速度制限に引っかかった場合の対処方法
月7GB制限には次の2パターンあります。
- ライトプランで容量オーバー
- ハイスピードプラスエリアモードで容量オーバー
それぞれについて解説していきます。
ライトプラン(月7GBまで)で速度制限されたとき
早速ですが残念なお知らせです。
調べてみたら次のような結果となってしまいました。

WiMAX運営しているUQ公式サイトでの回答より抜粋。
ライトプランで7GBをオーバーしたら解除することができないんですね。
スマートフォンならデータ容量を500MBいくら、みたいに買うことでまた快適な速度で使うこともできますが、WiMAXにも同じ仕組みがあるものだと思ってました。
やはり潔くギガ放題プランにしようね?ってことですかね。
対処方法は「ギガ放題」へのプラン変更が現実的
対策としておすすめなのも「ギガ放題プラン」への変更です。
残念ながら変更してもその月は制限解除されませんが、月1000円とか高くなるわけではないのでご検討されるのがよろしいかと思います。
古いモデルならWiMAX無印回線を使う方法もありますが・・・
※2020年3月でWiMAX無印回線の提供は終了しました
一応WiMAX無印回線に切り替えられる昔の端末なら、そっちを使うって手もあります。
ただ2020年3月いっぱいでサービス終了してしまうので期間限定の方法ですね。
なのでやはり「ギガ放題プラン」への変更が一番の解決策だと思います。
ちなみにWiMAX無印回線への切り替えができる端末はこれ↓
- ファーウェイ HWD15
- ファーウェイ HWD14
- NEC NAD11
安いものだと中古で1000円台程度で売っているので、買ってSIMカードを入れ替えれば使えるでしょう。
ハイスピードプラスエリアモードで7GB超えたときの解除方法は?

ハイスピードプラスエリアモードって何?
現行のWiMAX機種の多くはハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの2種類の回線が利用できます。
ハイスピードモードは対応するエリアが狭い代わりに対応エリア内では高速な「WiMAX2+回線」を利用できます。
回線速度のカタログスペックは下り最大速度440Mbpsとなっているので、動画の視聴やオンラインゲームを快適に楽しむことができると言えます。
(端末による)
ハイスピードプラスエリアモードは対応エリアが広い、という特徴があります。
使う電波はauスマホで使っている「au 4G LTE回線」なので、WiMAX2+より繋がりやすいのも特徴です。
このモードは、ハイスピードモードの受信状況が悪い時や圏外で利用出来ない状況になったときに切り替えて使うのが一般的。
ただし、これを利用すると月額1005円の課金を求められます。
(一部のプロバイダでは1105円)
条件がありますが、プラン変更すると無料で利用できるようになります。
ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用するには、料金プランのギガ放題3年、ライトプラン3年のどちらかに変更する必要があります。
これは3年間の継続契約が条件になりますが、その代わりにハイスピードプラスエリアモードを無料で利用できるため、実質1005円×36か月分安くなるとも言えます。
ただ3年間の継続契約中に途中解約をすると違約金を支払うことになるので良く考えて変更しましょう。
速度制限は解除できる?
ハイスピードプラスエリアモードは月間通信量が7GBを超えると速度制限が掛かってしまいます。
これは翌月の1日に自動的に解除され、それ以外解除する方法はありません。
この制限が掛かるとハイスピードモードにも影響があり、制限中の回線速度は128kbpsと満足に使えないくらい遅くなってしまうので注意しましょう。
通信量はWiMAX機種で確認することができるので、7GBを超えないように使う時は確認しながら使うと良いですね。
WiMAX機種は便利なのですが、ルールの適応範囲が複雑で納得出来ない部分も多くあります。
利用者が意見を述べていくことでルールが改善されることもないとはいえません。
ルールの改善を求めるなら公式サイトで直接問い合わせてみると良いかも?
auのエクストラオプションだけは解除可能

auショップでWiMAXを契約している人は、auが提供しているエクストラオプションによってデータ容量を追加購入することで解除可能です。
ただ、auショップでの契約は他社に比べて割高なのでおすすめはしません。
というわけで結論
WiMAXライトプランの7GBを通信量オーバーするようなら「ギガ放題プラン」に変更されるのが一番です(ギガ放題でau 4G LTE回線利用による7GBオーバーはどうにもなりませんが)。
ちなみに、月7GB→ギガ放題へのプラン変更で違約金などの余計な料金は発生しません。
UQ公式サイトには4年プランだと解約金かかるってありましたが、このプラン契約してる人はそんなにいないでしょう。

なので無視!
WiMAX契約はギガ放題にしておきましょう!
またギガ放題でも3日10GB制限はあるので忘れずに。
ひっかかると翌日18時頃~2時頃まで速度が1Mbps程度に制限されます。
(6時ころまで延長されることもあり)
WiMAX3日10GB制限を解除する方法はある?

上でのすでに紹介していますが、もう少し詳しく3日10GB制限についてまとめておきます。
通常のライトプランだと月間の通信量が7GBを超えると、その月は回線速度が低下した状態で使うことになります。
これは翌月の1日に解除されます。
これに対して3日10GB制限というのは、直近3日間の通信量が対象になります。
これをオーバーすることで制限され、超えた日の翌日18時以降~2時頃まで回線速度が遅くなります。
(約1Mbps)
この制限を自力で解除する方法はありません。
この制限は直近3日間の通信量が10GB未満になれば解除されるので、それを待つのみです。
ただ極端な使い方をしていないなら通常1日使用を控えるだけで翌日からまた高速回線を使えるようになるでしょう。
制限が掛かった状態の回線速度でも、サイトの閲覧やメールの送受信程度なら問題無く行なえます。
ただ私が体感した感じでは
- 動画の視聴
- オンラインゲーム
- オンラインカジノ
などは読み込み時間やラグの問題でストレスを感じました。
これらのような比較的データ通信量が多くなる使い方は快適に楽しめません。
とくにオンラインカジノのように海外サーバーのデータとなると、ページが全然開かずあきらめてますからね。
WiMAX端末でこまめに通信量をチェックして、可能なら1日の通信量を3GB前後に抑えるようにして使うのが好ましいです。
まとめ
WiMAXユーザーが月7GBを超えたときに課せられる速度制限についてまとめました。
7GBプラン、3日10GB制限、ハイスピードプラスエリアモード利用時の7GB制限の3つあり、どれも簡単に解除できません。
どうにもならないパターンもあるので、契約する前に自分の月間データ通信量を大雑把にでもいいので知っておきたいですね。