
光回線が普及し、インターネットのインフラが整ってからはや数年。
世界中のユーザーと一緒に楽しめるネットゲームが当たり前の時代になりました。
ドット絵でピコピコやっていたファミコン時代からは考えられない環境ですね。
で、そんなネトゲにもいろいろあり、通信速度1Mbps程度でも遊べるスマホアプリゲームからFPSとよばれるリアルタイムで休みなくデータ送受信するヘビーなものまでさまざまです。
となるとネット環境の整備が大事になってきます。
そこで、これらネトゲはWiMAX2+でもストレス無く遊べるのか?について調べてみました。
目次
WiMAX2+でネトゲは快適に遊べるの?
WiMAX2+の回線速度は今のところ下り最大1237Mbps~110Mbpsの範囲内。
最新モデルなら最大1Gbps超えと光回線レベルまでなりました。
(あくまで理論上の最大速度ですが)
ただWiMAX2+は光回線みたいに有線ケーブル使ってるわけじゃないので、電波状況しだいで大きく左右されるのがネックなんですよね。
台風など天候の影響を受けやすいです。
どんなネトゲをやるのか?によって快適性は全然違ってきます。
FPSはWiMAX2+で遊べる?

FPSみたいな速度や安定性を求められるネトゲの場合、限られた地域に住んでる人だけしか快適にプレイできないでしょう。
一応WiMAXでもFPSを問題なく遊べてる人もいるようなので、それ系のネトゲが目的の人は、UQWiMAXがやってる無料お試し「TryWiMAX」で必ず確認しておきましょう。
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⇒TryWiMAXを使ってみた感想
ただWiMAX2+には3日10GB制限があります。
これが適用されると1Mbps程度の速度になってしまうので、スマホゲーム程度なら余裕だとしてもFPSみたいなリアルタイム性が要求されるネトゲは厳しいと言わざるを得ません。
せっかくなのでFPSを快適にプレイするにはどんなレベルが必要なのか?についてササッと調べてみると、回線速度も大事ですがそれより安定性・応答速度が重要。
で、ping値という応答性能、安定性を表す指標が低い数値なほどいいんですよね。
これは光回線だからいいってものでもなく、プロバイダの影響も大きいようです。
ただWiMAXはこの数値が高い=応答速度が遅いのが弱点で、本気でFPSを楽しみたい人・極めたい人はおすすめできません。
まぁそんな人が無線式のネット回線選ばないと思いますけどね。
ワイワイ楽しくやるだけならWiMAX2+でも十分楽しめるでしょう。
動きがカクカクして他のユーザーに迷惑をかけることもあるとは思いますが・・・。
ネトゲで大事なping値とはどんなもの?回線速度との関係性は?
上で触れましたが、ネットゲームにおいては回線速度より応答速度が重要です。
応答速度が遅いとラグと呼ばれる時間差が大きく発生してしまい快適にプレイできないだけじゃなく一緒に遊んでいる仲間にも迷惑がかかってしまいます。
その応答速度を調べるための要素の1つがpingです。
ping値について
ping値ではパケット(通信)が送信されるときのスピードを表しています。
単位はmsでミリセカンド。
1msで1000分の1を表し、この数値は小さければ小さいほど通信速度が速いということになります。
たとえばシューティング系のゲームでは歩く速度や弾を撃つ行動に大きな影響を与えます。
ping値が高いと相手の弾に合わせて動いたつもりが被弾している、相手のいるところに撃ったはずが大きく外れるといったことが起こります。
プレイ中にサーバーがキャンセルされることも考えられます。
ゲームの中では特定のコマンドを入力することで技を発生させるものもあります。
ping値が少ないとそれぞれのコマンドが円滑に認識されるため、コマンドを出しやすいのですがping値が大きいと入力したコマンドが認識されにくくなります。
ダウンロード速度との違い
これはダウンロードのスピード(Mbps)とはまた違った問題です。
ping値の理想はゲームによって異なりますが、極力50ms以下が好ましいと言われています。
10ms以下の場合はかなり快適なプレイが可能となります。
ネットゲームなので完全にラグを無くすことは不可能ですが、人間の感覚で感知できないほど微細なラグに近づけることは可能と言えます。
私がWX04でping値を計測したところ、だいたい50前後でした。
ネトゲするにはギリギリですね・・・。
WiMAXを選ぶなら据え置きと携帯型のどっちがいい?
WiMAXには自宅に設置して使うホームルーター型と、持ち運べるモバイルルーター型があります。
で、普通ならホームルーター型が安定感あるはずなんですが、我が家で調べたらなぜかモバイルルーター型のほうがping値は低く、応答性能は高めでした。
モバイル型がping値50くらいで、ホームルーターは100超えって感じで謎。
というわけで、本来ならホームルーターの方が安定性が高くなるはずなんですが、個人的にはモバイルルーター型をおすすめします。
スマホのネトゲ(ソシャゲ)ならWiMAXでも遊べる

最近では多くのネトゲがリリースされており、プレイしている人も多いのではないでしょうか。
中でも、スマートフォン端末で行うネトゲは爆発的に広がりを見せてもりプレイヤーの人数も多く人気となっています。
ネトゲの特徴として時間帯によってイベントが発生するものがあります。
スマートフォンでできるネトゲならどこでもできると言うメリットがあります。
外出先でも気軽に快適にネトゲを楽しむために、スマートフォンの通信量を多くしているという方もいるんじゃないでしょうか。
そんなときオススメなのがWiMAXのポケットWiFiです。
WiMAXのポケットWiFiなら家でも外出先でも気軽に利用できるため、多くの方に利用されています。
データ量の多いパソコンメインのネトゲであれば場合によっては処理落ちをしてしまう可能性もありますが、スマートフォンのネトゲであれば問題なく利用できるものがほとんどです。
WiMAXのポケットWiFiがあれば、外出先でも自宅でも安心してプレイすることができます。
月末にイベントが発生したのに、通信制限で参加することができず悔しい思いをするということも防げるでしょう。
また、友達と協力プレイをする時にもWiMAXのポケットWiFiなら複数端末を一度につなぐことができるので、合わせて楽しむ事ができます。
上手く活用して、楽しく快適にプレイしましょう。
固定回線でないと厳しいネトゲ
個人がそれぞれにプレイしてその記録を競うタイプのネトゲでは回線はそこまで負担にならないことが多いですが、問題なのは複数のプレイヤーがサーバーに集うタイプのゲームです。
その場にいるプレイヤーの行動や発言が瞬く間に送られてくるため、その回線の状態がスムーズでなければ応報の送受信が滞り、フラストレーションが溜まる結果となってしまいます。
MMORPG
代表的なのはMMORPGというタイプのネトゲで、ひとつのゲーム世界に複数のプレイヤーが集い様々な冒険やバトルに挑むもの。
この中には協力することを前提として作られる課題が多いため、反応が遅いと醍醐味である協力に水を差すことになります。
FPS
FPSなどの対戦ゲームも敵の行動をいち早く確認して反応しなければならないため、通信速度が遅いせいで画面がスローモーションなどになってしまっては元も子もありません。
ネトゲにおけるグラフィックも非常に細微になり、特に海外製のゲームであればその力の入れようは舌を巻くほどです。
しかし綺麗であればあるほど情報量は多くなるため、固定回線を使用した通信の方が安定感を出します。
持ち運べるwifiの精度も上がりある程度ネトゲにも強くなったとはいえ、高いクオリティを醸し出すにはまだまだ固定回線のスムーズさには及ばないといったところです。
まとめ
WiMAXでもネトゲが気持ちよくプレイできるか?についてまとめました。
ワイヤレス回線なので、ping値がどうしても遅くなってしまいます。
リアルタイム性のあるネトゲはやめておいた方がいいですね。
また安定性でも固定回線には劣ります。
ネトゲを快適にプレイするには安定性が大事。
それでもWiMAX2+ルーターで遊ぶなら、安定性がある据え置き型のホームルーターにしたほうがいいんですが、なぜか我が家ではモバイルルーター型のほうが安定して困ったものです(汗)