2017年10月にUQコミュニケーションズがWiMAX2+ルーター最新モデル「WX03」を発表しました。
で、「それ契約するぞ!」と意気込んでる最中です。
※2017年12月に契約しました!
選んだ理由記事
⇒「WX03」のクレードルが良さげ
とリンク貼っといて何ですが、この端末を選んだ理由はクレードル側に受信アンテナが付いてるから。
これでWiMAX2+電波を満遍なく受け取ってくれるに違いないと期待しております。
※ニューモデル「WX05」が発売されました!
WX05のクレードルについて詳しく調べた結果をまとめています。
⇒WX05のクレードルってどうなの?
ただクレードル側のアンテナを使うなら当然端末は挿しっぱになるわけで。
そしてクレードルのアンテナを使うにはUSBをコンセントに挿しっぱになるわけで。
要は常に充電しっぱなしってわけですね。
「これどうなん?バッテリー劣化するんちゃうん?」という疑問も。
ただでさえ旧モデルより1時間以上連続使用時間減ってる「WX03」が、いざ外で電源オンしたらあっさりバッテリー切れとかされたらシンドイ(汗)
そんなわけで、WiMAXルーターをクレードル挿しっぱで使うとバッテリー的にどうなのよ?ってことについて調べてみました。
ちなみに「WX03」をはじめ、WiMAX端末はすべてリチウムイオンバッテリーです。
目次
WiMAX端末を常にクレードルセットして使うとバッテリーはどうなるの?
バッテリー保護モードは付いてる?
まず、端末側に「バッテリー保護モード」ってのがついてると、クレードル挿しっぱでも勝手に充電状況をコントロールしてくれるらしい。
ならそれさえついてたら問題ないわけですけど、メーカーホームページや取扱説明書などを調べてみた結果「WX03」に「バッテリー保護モード」は付いておりませんでした。
同じメーカーNECプラットフォームズ製SIMフリーWi-Fiルーター「MR04LN」にはついてるらしいんですけどね。
残念なことです。
※WX03以降の新機種たちもバッテリー保護モードは搭載されていないようです。
これつけてくれたらけっこうアピールに使えると思うんですけどね。
今後に期待しましょう。
となるとクレードル差し込みっぱなし状態では常に充電し続けることになります。
使ったそばから電気ぶっこまれるなんて、バッテリーもシンドイはず。
もう食べられないからやんわり断ってるのに「遠慮せんでええから!」って言ってくるおばあちゃんくらい厄介な状態です。
ろくにご飯を食べられない貧しい時代を生きてきたからこその優しさなんでしょうけどね。
話がずれました。もとに戻します。
バッテリー寿命を縮める原因は?
常に充電し続けている状態だとバッテリーは熱を持ちます。
熱はバッテリーにとって大敵。
当然劣化の原因になるわけで。
この辺の劣化原因について調べてみると、熱はバッテリー内にあるリチウムイオンの量が減りやすくなるらしい。
充電中だと熱くなるのでさらに加速されるとのこと。
クレードル挿しっぱはあきらかに良くない使い方ですね・・・。
満充電で熱い状態のままず~っと置いておくとかなり容量が減ってしまいます。
満充電&45度の状態で保存した場合、半年で4割劣化した実験結果もあるらしいですよ。
まぁずっと45度ってのはそうそうないんですけど。
でもクレードル挿しっぱで使ったら常に熱持った状態になるわけですし、劣化スピードは確実に早まるでしょうね。
日本もどんどん最高気温更新するくらい熱くなってきてますし、もし半年でバッテリー性能が4割も下がってしまったら安心して外で使えませんね。
連続稼働時間10時間の機種が6時間になるわけなので。
結論:クレードル挿しっぱで使うのはNG!
というわけで、WiMAX端末をクレードルに挿しっぱで使うのはバッテリー劣化するのは確実。
3年縛り契約契約がメインのWiMAXで、バッテリー交換代・端末買い換え代などで3年間余計な出費をしたくないならやめておきましょう。
「それでもかまわん!」って人は自己責任で使うべし。
私は使います。
※追記
【悲報】WX03用バッテリー膨張す!
久しぶりにWX03背面カバーを開けてみたらバッテリー膨張してますやんっ?!
証拠画像↓
ちょっとわかりづらい写真ですんませんが、机の平面に対してバッテリー両端があきらかに浮いてるのがわかるはず。
わかりますよね?
これ、WX03をクレードルに挿しっぱなしで約1年間使った結果、ついにバッテリーが膨張し始めました(汗)
いまのところ背面カバーはなんとか閉まってますが、もう少し膨張したらハマらなくなります。
WX03は仕事でも使うので、毎日10時間以上インターネット接続しっぱなし&充電しっぱなしを約1年続けたらこうなりました。
と、よくよく考えてみると、24時間クレードルにセットし続けていたので充電も1日中してたってことか。
(まぁ電源オフにはしてたので、その間に満充電されたら充電ストップしてくれてたのかもしれませんが)
それにしても1年しか持たなかったか・・・。
NEC製WiMAXルーターはバッテリー交換できるのでまだいいんですが、交換用バッテリーもけっこうお値段しますからね。
公式のUQアクセサリーショップではWX03電池パック(NAD33UAA)が3186円(税込)。
さらに送料540円かかって合計3726円!
WiMAX通信料の1ヶ月分くらいかかってしまう計算ですね。
まぁ私の場合けっこうヘビーな使い方なので通常利用の人ならもっと長く使えるはず。
機種変更タイミングでもある2年は持ってくれるでしょう(保証はしませんが)。
でもクレードル挿しっぱなしで使えばそれだけバッテリーが劣化してるので、膨張しなかったとしても2年くらいで買い換えるのがちょうどいいかもしれませんね。
ちなみに今回は、バッテリーが膨張し始めた頃発売された新機種「WX04」をゲットしたので事なきを得ました。
ただWX04にもクレードル挿しっぱなしでもバッテリーを守ってくれる保護モードらしきものはなし。
きっと1年後くらいに膨らんでくるかもしれません。
その時はまた追記します。
※追記
WX05は半年ほどハードに使いましたがバッテリー膨張はなし。
念のためそれ以上の使うのはやめてホームルーターに切り替えましたが、使ってる電池パックは同じようなリチウムイオンバッテリーなのでたぶんWX03と同じく1年くらいで膨張したんじゃないかと思います。
知らんけど(汗)
まとめ
WiMAXルーターの充電台、クレードルに挿しっぱなしで使ったときのバッテリー状態について紹介しました。
今回はWX03のリチウムイオン電池を24時間クレードルに挿しっぱなし状態で約1年経ったら膨張してしまったわけですが、他の機種も全部リチウムイオン電池なんですよね。
ってことは似たような感じになると思われます。
端末を電源オフにするだけじゃなく、使わないときはクレードルから外しておくか、充電ケーブルを抜いておくことも忘れずに!