
最大34800円!
WiMAX申込者が1年間で一番増えるらしい新生活シーズン。とくに3月は年間でもっとも申込みが多いんだそうです。
となると、WiMAXサービスを提供している会社(以下プロバイダ)さんたちはキャンペーンで気を引こうとしてきます。
そして3月はもっともキャンペーンが手厚くなる月でもあります。
引っ越しして光回線よりWiMAXを選ぶ人、ケータイショップで営業されてつい契約しちゃう人、きっちりネットで調べて一番お得なところを探しまくる人、などいろんな人がいると思いますが、このページにアクセスしてるってことは少しでも安く契約したいからのはず。
そこで、3月に実施されているWiMAXプロバイダ別キャンペーンをまとめ、料金別にランキングを作成してみました。
一番安いのはどのプロバイダ?
目次
3月のWiMAXプロバイダキャンペーンを徹底比較!
比較する前に少しだけ「キャンペーンの種類」と「WiMAXプロバイダ別サービスの違い」、そして「いま選ぶべき機種」について触れておきます。
WiMAXキャンペーンは2種類あり
まずWiMAXプロバイダのキャンペーンには
- キャッシュバックキャンペーン
- 料金割引キャンペーン
の2パターンあります。
そして大抵片方だけってところが多いんですが、一部両方やってるプロバイダさんもあります。
▶キャッシュバックキャンペーンのメリットとデメリット
契約期間の合計金額が安い。
ただしキャッシュバックを受け取るまでに1年くらいかかるところが多く手続きも必要。
▶料金割引キャンペーンのメリットとデメリット
最初からずっと安い料金で使える。
契約期間のトータル費用ではキャッシュバックキャンペーンに劣る。
私の場合1年も待てないので料金割引の方を選びました。
まぁこのあたりは人それぞれ好みがあると思いますので、安さを取るか、手続きない方を取るか、で自分にあったキャンペーンを選びましょう。
ちなみにプロバイダによって2年プランを選べるところもありますが、特典が強力で安いプロバイダは3年プランばかりのため3年プランで比較していきます。
(2年プランは特典がなかったり古い機種しか選べないため割愛)
なおビックカメラやヤマダ電機など家電量販店系、auショップでも契約できますが、キャンペーン特典がないか弱いため比較対象から外しています。
WiMAXプロバイダはどこで契約しても環境は一緒
UQコミュニケーションズが運営するWiMAXサービスは、UQが運営するUQWiMAXのほか25社以上で契約できます。
ただ使う電波も端末も一緒のため、どこで契約しても通信環境は一緒。
そのため料金の安さで選ぶのがベストです。
いま選ぶべき機種はこれ
2020年3月時点で選べるWiMAX機種のラインナップは次の8種類から。
携帯型 | 据え置き型 |
---|---|
|
|
赤文字の最新機種から選ぶのがベスト。
WiMAXに限りませんが、新しいモデルほど性能が上&快適性アップしています。
外でも使う人は「W06/WX06」から、固定回線の代わりにするなど自宅だけでいい人は「L02/HOME02」から選びましょう。
それぞれの特徴を簡単にまとめておくので、選ぶときの参考にしてください。
携帯型モデルならどっちがいい?
W06の特徴

- WiMAX最速1.2Gbps対応モデル
- バッテリー3000mAh
- 連続通信時間 約9時間
- 同時接続台数16台
速度の速さが一番の魅力ですが、その分バッテリー消耗も早いので外出時に長く使いたい人には向いてません。
また充電用台座(クレードル)もなし。
スペック重視の人向けモデルですね。
ちなみに最大速度1.2Gbpsで使えるエリアは「東京・埼玉の一部のみ」、958Mbps対応エリアは「宮城・東京・埼玉・愛知・京都・大阪・兵庫・福岡の一部のみ」なので、該当エリアに入っている人ならW06の方が快適に使える可能性大。
※非対応エリアはWX05と同じ最大440Mbpsです
WX06の特徴

- 最大速度440Mbps
- バッテリー3200mAh
- 連続通信時間 約11.5時間
- 拡張アンテナ搭載の専用台座(クレードル)
- 日本メーカー製
最大速度はW06に及びませんが、電波送受信能力を向上させ安定感を高めたモデルです。
別売の専用クレードル(3500円前後)を買えばさらに安定感アップするのでセット購入がおすすめ。
W06の高速通信に対応していないエリアに住んでいる人、外で長時間使いたい人はWX06のほうがいいです。
地方都市住まいの私が実測値調査した結果、WX06つのほうが速かったです。
据え置き型モデルならどっちがいい?
L02の特徴

- 最大速度1.0Gbps対応モデル
- 同時接続台数40台
携帯型のW06と同じく、最大速度1.0Gbpsで使えるエリアは「東京・埼玉の一部のみ」、958Mbps対応エリアは「宮城・東京・埼玉・愛知・京都・大阪・兵庫・福岡の一部のみ」なので、該当エリアに入っている人ならL02の方が快適に使える可能性大。
※非対応エリアはHOME01と同じ最大440Mbpsです
またたくさんの端末を同時接続する機会があるならL02を選びましょう。
HOME02の特徴

- 最大速度440Mbps
- L02より三回りほどコンパクト
- 同時接続台数20台
- 日本メーカー製
上の写真ではL02と同じくらいのサイズ感にしか見えませんが、実際は三回りほど小さめ。
コンパクトさや日本製である点にメリットを感じる人はこちらで。
携帯型WX06と同じく安定性をアップさせる機能が搭載されているため、L02の高速通信対応エリア外に住んでいる人は、HOME02のほうが快適に使える可能性大です。
以上、どのモデルを選ぶのかある程度決まったと思うので、キャッシュバックと料金割引別にキャンペーンを比較していきます。
※契約初月の日割り料金は除く
※ユニバーサルサービス料(月2~3円)は除く
※初期費用3000円は除く
※3年合計はギガ放題プランで計算
1.3月度 WiMAXキャッシュバックキャンペーン比較ランキング
順位 2020/3更新 | プロバイダ | 対象端末 | キャッシュバック | 3年プラン 合計 | 平均月額 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | GMOとくとくBB | W06/WX06 L02/HOME02 | 34800円 最高額 | 117360円 | 3260円 |
2位 | AsahiNet | W06/WX05 L02/HOME01 | 0円 | 142290円 | 3953円 |
3位 | UQWiMAX | W06/L02 ※端末代15000円 | 3000円 | 151860円 | 4380円 |
4位 | BIGLOBE | W06/WX06 L02/HOME02 | 7000円 | 152480円 | 4236円 |
5位 | UQWiMAX | WX06/HOME02 ※端末代15000円 | 0円 | 154860円 | 4505円 |
6位 | @nifty | W06/WX05 L02/HOME01 ※端末代20000円 ※送料762円 | 0円 | 176002円 | 4889円 |
- | ※受付停止中 JPWiMAX | W06/W05 L01s | 10000円 (アマゾンギフト券) | 121800円 | 3383円 |
おすすめはこのプロバイダ
キャッシュバックの業界最高額は「GMOとくとくBB」の「34800円」。
現金でのキャッシュバックがいい人はGMOとくとくBBがベストとなります。
公式サイトはこちら
⇒GMOとくとくBB 現金バック専用ページ
※GMOは上の専用ページ以外から申込むと3000円ほどキャッシュバック額が低いので気をつけて下さい。
2.3月度 料金割引キャンペーン比較 3年合計料金ランキング
順位 2020/3更新 | プロバイダ | 対象端末 | 3年 合計 | 平均月額 | その他特典 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | GMOとくとくBB | W06/WX06 L02/HOME02 | 120660円 最安値 | 3352円 最安値 | キャッシュバック 2000円 |
2位 | BroadWiMAX | W06/WX06 L02/HOME02 | 128626円 | 3573円 | - |
3位 | カシモWiMAX | W05 | 130368円 | 3621円 | - |
4位 | DTI | W06/WX06 L02/HOME02 | 130430円 | 3623円 | - |
5位 | カシモWiMAX | W06/WX06 L02/HOME02 | 132668円 | 3685円 | - |
6位 | novasWiMAX | WX05 novasHome+CA | 140880円 | 3913円 | - |
7位 | BIGLOBE | W06/WX06 L02/HOME02 (端末代19200円) | 152480円 | 4236円 | キャッシュバック 7000円 |
8位 | @nifty | W06/WX05 L02/HOME01 (端末代20000円) (送料762円) | 176002円 | 4889円 | - |
こちらは料金改定がない限り、3月以外でも同じ料金設定です。
おすすめはこのプロバイダ
基本料金の割引特典でも「GMOとくとくBB」が最安です。
GMOとくとくBBはこっちでも現金バック特典が付いてるんですが、これなしでも一番安いので文句なし。
公式サイトはこちら
⇒GMOとくとくBB 料金割引専用ページ
なお私も契約している「BroadWiMAX」もGMOとくとくBBには及ばないもののおすすめです。
GMOとくとくBBはサポートの評判がイマイチなんですが、BroadWiMAXは電話も必ず繋がってますし応対も丁寧。
また3年目以降の月額料金が安いため、長く使うほどお得になっていきます。
公式サイトはこちら
⇒BroadWiMAX 公式
他のWiMAXプロバイダってどうなの?
ここに挙がっていないauショップと家電量販店系WiMAXプロバイダ(ビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダ電機・EDION・ケーズデンキ・PCデポなど)は、キャッシュバックも料金割引もやってないのでリストから外しました。
(店舗によって割引クーポンプレゼントなど独自キャンペーンをやってることはあります)
ただし、お店に行ってその日のうちにすぐ使えるメリットはあるので、3年トータルで3万ほど高くなりますが料金を気にしない方はショップで契約しましょう。
とはいっても、上で紹介した中で「GMOとくとくBB」「BroadWiMAX」など一部プロバイダは即日発送にも対応しているので、最短翌日、遅くても2~3日後には届くでしょう。
3月のキャッシュバック額を比較
他の月のWiMAXキャンペーンと比較しても3月は特典が特に強力です。
そこで業界最高額のキャッシュバックを出してる「GMOとくとくBB」と、ほかに高額キャッシュバックを出しているプロバイダを例に、ここ数年の3月度におけるキャッシュバック額を比較してみました。
GMOとくとくBB | BIGLOBE | So-net | @nifty | DTI WiMAX | |
---|---|---|---|---|---|
2020年3月 | 34800 | 7000 | なし | なし | なし |
2019年3月 | 31400~37000 | 30000 | なし | 30100 | なし |
2018年3月 | 29400~40800 | 33000 | 40700 | 0 | なし |
2017年3月 | 26000~34000 | 20000 | 20000 | 20000 | 29000 |
2016年3月 | ?~33000 | 不明 | 不明 | ? | 28500 |
GMOとくとくBBは端末ごとの設定ですが、3月が全体的に一番高くなっています。
2018年3月は「So-net」が突然40700円ものキャッシュバックを繰り出したおかげで、翌日GMOとくとくBBが100円多く再設定するなど波乱もありましたが、すぐに落ち着きました。
そんなこんなでWiMAXを契約するなら3月が最適と言えます。
3月以降に契約を考えている人で「来月でいいか!」と思っている方は3月契約に前倒ししたほうが得する可能性大。
3月以前の人も同様ですが、新生活の準備を早めに済ませたいなら1月か2月に新機種がでる事が多いです。
なのでそれ狙いで契約するのがおすすめ。
またそのタイミングだと型落ちモデルのキャッシュバック額が多くなる傾向があるのでそちら狙いにするのもいいですね。