WX04が発売され、ユーザーゲットするぞ~!とWiMAXプロバイダも積極的にキャンペーン展開してますね。
管理人はWX03を契約してまだ縛り期間真っ最中なので、中古の白ロムでもでたら買う予定です。
でもまったく出てくる気配ないですね(汗)
W04のときは発売2日後には見かけたんですが・・・。
※後日購入しました!
ただWX04専用クレードル(NAD34PUU)はすでにUQアクセサリーショップで販売されています。
WX04はau 4G LTE回線対応など本体側の進化もなかなか魅力的ですが、それよりもなによりも気になるのは専用クレードルの方。
で、早速購入してみました。
ここからはWX04用クレードルのレビューをしていくんですが、WX04本体は3年縛りプランしか選べないので契約に踏み切れない人もいるんじゃないでしょうか。
そこで「他のWiMAX端末でもクレードル使えたら問題ないよね?」ってことで試してみた結果も紹介していきます。
互換性なんて持たせたらWX04が売れなくなるのでムリだとは思いますが、わずかな可能性に期待しつつ試した結果は果たして?
ほか、WX03用のクレードルとも比較してます。
目次
WX04専用クレードル(NAD34PUU)をレビュー!
クレードル到着!開封していきます

UQコミュニケーションズのロゴ入りダンボールで到着。
さっそく開封すると、WX04本体とは違ってクレードルの箱は簡素な見た目をしてます。

オシャレさとは無縁なデザイン。
業務用って感じです。

内容物はこんな感じ。

クレードル本体、説明書、保証書の3つ。
これといって面白みなし。
全体的に白いなーって印象です。
つづいてWX03用クレードルと見た目・サイズ感を並べて比較してみました。
WX04とWX03クレードルを比較
まずは上から縦並びにして比較。
上がWX03用、下がWX04用クレードルです。

横幅はほぼ一緒。
奥行きはWX03が若干ありそう?横並びでも比較してみます。
左がWX04、右がWX03です。

実際並べてみるとほぼ一緒ですね。
「<->」と「>-<」の長さが違ってみえる現象と同じようなものでしょう。
WX04用クレードルは両サイドのダブルウイングを本体側面に取り付けてる分内側の幅は広がっています。

底面もほぼ一緒。
これ↓だけ並び逆になってますがご了承ください(汗)
一辺がへこんでいる方がWX04用クレードルです。

背面側はWX04のほうが高さあり。
WX03用クレードルは凹んでる部分にホコリ溜まるんで地味に嫌だったりします(汗)
対するWX04用のはすとーんとした作りなのでいい感じ。

高さは全然違います。
全高はWX04クレードルの方が低め。
白い台座部分は高いんですけどね。
また、ダブルウイング内部の銀色模様(アンテナ)の形状が違っています。
WX04のほうが面積広くなっています。
WX03用クレードルは台座に埋まってる部分にもひょっとしたらアンテナあるかもしれませんが・・・。
ちなみにアンテナの役割はこうなってるみたいですよ。

このクレードルがあるとできること
- WX04本体の充電
- パソコンと有線LANケーブルで接続できる
- 固定回線の端末につなげるとWi-Fiルーターとして使える
(WX04ホーム画面→設定→アクセスポイントモードで切り替え可能) - クレードル側のアンテナによりWiMAX2+回線の通信性能アップ
- クレードル側のアンテナによりWi-Fiの通信性能アップ
- WX04本体ディスプレイに時刻・日付・アンテナ本数を常に表示できる
(ホーム画面→設定→ディスプレイ設定→時刻常時表示で切り替え可能)
1の充電・2の有線接続・3のWi-Fiルーター機能はどんなクレードルにも搭載されてる当たり前のもの。
WX04用クレードルだけの特徴は4~6の機能です。
それぞれのメリットを簡単に解説していきます。
④クレードル側のアンテナによりWiMAX2+回線の通信性能アップ
上のアンテナ図で一番下の模様がWiMAX電波を受信するためのもの。
これが全国各地に設置されているWiMAX基地局からの電波を効率よく受信してくれるため、通信環境が安定し速度アップするメリットもあるわけです。
WX03用クレードルで初搭載され、WX04でもそのまま引き継がれました。
今後もずっと続いていくでしょうね。
⑤クレードル側のアンテナによりWi-Fiの通信性能アップ
上のアンテナ図では一番上と真ん中の模様がWi-Fi電波の送信を担当しているもの。
これはWX04初搭載の新機能「ビームフォーミング」によるWi-Fi電波を対象端末に向けて効率的に発信しています。
クレードル側のアンテナで発信しているかは不明ですが、これによってWX04&クレードルと接続しているスマホなどの端末側でデータ受信がしやすくなり安定性と速度がアップするわけですね。
⑥WX04本体ディスプレイに時刻・日付・アンテナ本数を常に表示できる
ルータモード(普通にWiMAXでつなげている状態)のときに、日時やアンテナ状況を常に表示できるようになります。
必要かどうかは微妙なところですが、あるに越したことはないんじゃないかと。
以上、WX04専用クレードルのレビューと機能の解説をしてきました。
次からはこのクレードルを他のWiMAX機種で使えないか?を調べていきます。
まぁWX04を売るためにも互換性持たせてるわけないんですけどね(汗)
一応可能性はゼロじゃないってことで期待!
WX03とだけでも互換性あったらいいなぁ・・・なんて淡い希望を胸にいざ検証!
WX04のクレードルを他機種で使ってみた
おもしろ機能が搭載されているWX04のクレードル。
せっかくなので他のWiMAX機種でも使えないのか試してみました。
- WX04専用クレードルでも充電できるのか?
- 有線接続は使えるのか?
- 新機能ビームフォーミングは動いているのか?
をチェックしていきます。
新機能ビームフォーミングはスマホをWi-Fi接続、クレードルあり・なしそれぞれの速度を計測しその差がどれくらいあるのか?で調査します。
試したのはこの4機種。
- WX03
- W04
- W03
- WX02
結果は次のとおりです。
WX03編
まず端子が合わない!ので、USB Type-C(メス)→micro USB(オス)への変換ケーブルで無理やり挿入。

検証結果
本体充電・・・○
有線接続・・・×
ビームフォーミング・・・×
充電はOK。ちょっとわかりにくいんですが、上の写真ディスプレイ右上に雷みたいな充電マークがでています。
有線接続は緑色に点灯しているLEDの左側にある「LINKランプ」ついてないのでダメですね。
当然ネット接続もできませんでした。
クレードルセット時の速度
- 【WX03のみ】
34.75/36.21/34.02・・・平均34.99Mbps - 【WX04クレードルあり】
32.8/33.11/32.44・・・平均32.78Mbps
クレードルにセットすると速くなるどころか遅くなってます(汗)
クレードルからなにか電波的なものが出て邪魔してるとか?
とりあえずビームフォーミング効果はなし。
W04編
クレードル両サイドにあるダブルウィングのせいでW04がセットできず(汗)
延長ケーブルで無理やり接続。

検証結果
本体充電・・・○
有線接続・・・×
ビームフォーミング・・・×
こちらも充電はできてるようです。
クレードル関係なくコンセントと機種本体がコードでつながってさえいればよさそう。
クレードルが電源供給を邪魔するなんてことはないようです。
そしてW04もLINKランプは点灯せず。
使えませんでした。
クレードルセット時の速度
- 【W04のみ】
48.63/42.83/44.55・・・平均45.34Mbps - 【WX04クレードルあり】
36.79/35.64/48.85・・・平均40.43Mbps
WX03と同じくクレードルありのほうが遅くなってしまいました。
W03編
Type-C延長ケーブルに変換アダプタもかましてようやく接続。

検証結果
本体充電・・・○
有線接続・・・×
ビームフォーミング・・・×
これまでと同じ結果に。ですよねーって感じです。
クレードルセット時の速度
W03のみ 34.84/37.59/33.15・・・平均35.19Mbps
WX04クレードルあり 29.93/30.66/30.64・・・平均30.41Mbps
これまた本体のみのほうが速い。なんでや?
WX02編

検証結果
本体充電・・・○
有線接続・・・×
ビームフォーミング・・・×
WX02も一緒の結果に。
LINKランプが付く気配すら感じず・・・。
クレードルセット時の速度
- 【WX04のみ】
17.95/17.82/18.09・・・平均17.95Mbps - 【WX04クレードルあり】
17.34/18.26/17.57・・・平均17.72Mbps
ビームフォーミング効果なし!
またしてもクレードルありで遅くなってます。
※追記
2020/1/13に最新ルーター「WX06」発売!
専用クレードルにはWX05と同じ機能が備わっています。
詳しくはこちらでまとめているのでぜひ
⇒WX06のクレードルを徹底解説!
まとめ
WX04専用クレードル実機レビューと、他機種でも使えるのか?について調べてみました。
クレードル自体にはモバイルルーター業界初となる機能が搭載されていて魅力的なんですが、その分価格も高め。
必要かそうじゃないかは自宅の利用頻度しだい。
家に固定回線のWi-Fi環境があるならいらないと思いますし、ないならWX04クレードルを購入したほうが快適性アップを期待できます。