WX03の次期モデルWX04が登場しました!

私もまだかまだかと待ち構えていましたが、10月23日に突然の発表&わずか9日後に発売とずいぶん慌ただしいスケジュール。
WX03のときは半月くらいゆとりあったんですけどね。
で、気になるのはWX04のスペックや機能です。
WX03では業界初となるクレードルに装着された拡張アンテナが注目されました。
ディスプレイもタッチパネルの大画面になり操作性も大幅アップ。
快適さ、通信性能とも満足できる端末でした。
WX04では当然好評だった部分は継承しつつ、魅力的な新機能が追加されているはず。
速度も1Gbps超えだったり?
というわけで、WX04と旧モデルWX03の違い、進化したポイント、魅力的な新機能についてまとめてみました。
目次
WX04とWX03ならどっちがいい?

2機種の中古価格を調べてみた(2020年2月時点)
すでに新品販売は終わっているため、これからWX03・WX04を買うなら中古しかありません。
そこでそれぞれの中古価格を調べてみました。
WX03の中古価格
- アマゾン・・・10円~
- 楽天市場・・・1020円~
- ヤフー・・・・2980円~
- メルカリ・・・300円~
- ヤフオク・・・1円~
WX04の中古価格
- アマゾン・・・2980円~
- 楽天市場・・・2980円~
- ヤフー・・・・7786円~
- メルカリ・・・999円~
- ヤフオク・・・2000円~
とことん安く済ませたいならWX03ですね。
バッテリーの劣化状態が心配ですが、交換用バッテリー新品が2000円以下で買えるので、全部込みでWX04より安く買えるはずです。
というわけで、コスト面で選ぶ人はWX03の中古を買いましょう。
ただスペック面で劣る部分は当然あるので、そのあたりが気になる人は以下を参考にして選んでください。
※2機種ともプロバイダでの販売は終了しました
型落ちモデルWX03ならは安く買える?
新旧モデルの比較なので、新しいWX04のほうがいいのは当然です。
たまに名機と呼ばれた過去モデルを超えられない新機種もあるにはあるんですが、順当に進化したWX04はWX03よりハイスペックになり新機能も満載。
間違いなくWX04を選んだほうが快適です。
ただ、家電なんかでもそうですが、型落ちモデルって安くなりますよね?
古いと言っても一年前に出たばかりのWX03。
まだまだ新しく、性能的になんの問題もありません。
それなら安く買える型落ちモデルを、って考えの人もいると思います。
でもですね、WiMAX端末はほとんどの業者(プロバイダという)で0円販売してます。
タダです。
となると、もはやWX03に勝ち目なし。
たまたまWX04の在庫がなく急いでてWX03にする、見た目がWX03のほうが好き、などかなりニッチな条件から旧モデルを選ぶ人もいるかもしれません。
ただ、そんなシチュエーションじゃないならWX04を選んだほうが後悔しません。
このページではWX04とWX03を比較していくんですが、どっちがいいのか?については【WX04】がいいですね。
もう結論はでてしまいましたが、ここからは、新顔のWX04と旧機種WX03を比較、違いや新機能、進化したポイントなどについてまとめていきます。
WX04とWX03、新旧モデル比較
公式サイト掲載のアピールポイントを比較
WX03のアピールポイント

- 下り最大440Mbps
- 超高速通信! 無線LAN5GHz対応!
- Bluetooth®テザリングも可能!
- スマホアプリ対応!スマホアプリからリモート操作が可能!
- タッチパネルで見やすく使いやすく
- 大容量バッテリーでかつカシコイ省電力機能にて動作時間をアップ
- クレードル拡張アンテナで宅内でよりツナガリやすく
WiMAX運営元「UQWiMAX」のWX03紹介ページでは上の7つを大きく取りあげています。
そして多少表現は違うものの、WX04ページにも5以外はしっかり書かれています。
5のタッチパネルについてもディスプレイサイズは2.4インチで同じ。差はありません。
WX04は完全に上位互換モデルと言えます。
WX04のアピールポイント

WX03ページに書かれているものは対応しているので、WX04だけのものをピックアップ。
- 4G LTE対応で、速くワイドにつながる
- 室内でWANもLANも快適通信
このふたつがWX04の主な新機能です。
速度面で大きな進化がないのは残念ですが、新しい機能は十分魅力的です。
それぞれを詳しく解説していきます。
1.4G LTE対応で、速くワイドにつながる
いままでWXシリーズでは一切対応してこなかった、その気配すらなかったau 4G LTE回線への対応。
中国ファーウェイのライバル端末だけが搭載し独擅状態でした。
が!ついにこちらでも対応!
ここだけがファーウェイ端末に負けている部分だったので、これで差はなくなりました。
個人的にはWXシリーズを愛用しているので、NECプラットフォームズさん「よくやった!」って感じです。
WiMAXはau 4G LTE回線とWiMAX2+回線、2018年3月でサービス終了するWiMAX回線の3種類あって、メインはWiMAX2+回線です。
これに対しau 4G LTE回線は対応エリアが広く、WiMAXが苦手にしている障害物に強い特性があります。
人口の多いエリアは一緒ですが、山間部はカバー範囲が広めとなっています。
▼対応エリア比較(富士山周辺の対応エリアマップ)

都市部はWiMAX2+の方が対応していることもあります。
が、マップ中央にある富士山周辺のような山間部はau 4G LTE回線の方が広く対応しているのがわかります。
ここまでメリットばかり紹介してきましたけど、au 4G LTE利用で快適に使えるのは7GB/月までだったりします。
容量制限なしギガ放題プランを契約していても、です。
これが厄介なんですよね。
管理人も一回切り替え忘れてひどい目にあいました(汗)。
でもWX04では「ワンタイムHS+Aポタン」を搭載。
これにより自動で通常モードに戻してくれるため、今までより安心してau 4G LTEが使えるようになりました。
2.室内でWANもLANも快適通信
WANは外部とWiMAX端末とのネットの繋がりのこと。WiMAXやLTE電波の送受信についてです。
LANは内部のスマホやPCなどとWiMAX端末の繋がりのこと。
Wi-FiやBluetooth電波の送受信についてです。
で、旧モデルWX03のクレードルにはWANの電波受信強化に役立つ拡張アンテナが搭載されました。
UQ公式サイトでは受信力が約4割アップと紹介されています。
管理人の環境では約2割アップでしたが、それでも十分でしょう。
この機能はWX04のクレードルにも引き続き搭載されています。
そして注目すべきはLAN環境の快適性を良くしてくれる新機能「ビームフォーミング」です。
WX04の注目機能「ビームフォーミング」とは?
▼ビームフォーミング図解(GMOとくとくBB公式サイトより)

WX04のクレードルに搭載されたアンテナを使って、スマホなどつなげる端末の位置を調べ、そこに向かってWi-Fi電波を発信する機能です。
通常360度いろんな方向へ電波を発射してどれかが届けばいい、みたいな非効率的な送信方法だったのが、ビームフォーミングならビームのように集中的に送信することができるわけです。
UQ公式によると約2割効率アップするとのこと。
文字や動画などのデータのやりとりが2割改善されたら、通信速度もアップするのは間違いないでしょう。
WX04とクレードルの新機能まとめ
- au 4G LTE回線に対応
- 一時的にau 4G LTE利用モードに切り替える「ワンタイムHS+Aポタン」搭載
- 専用クレードル搭載のビームフォーミング機能
その他WX03からの進化ポイント
- バッテリー容量が2890→3200mAhへアップ
- 連続利用時間もアップ
まとめ
新機能搭載の影響かWX03より少し本体サイズが大きくなったものの、幅が1.2mm増えた程度で携帯性に影響が出るほどではありません。
ビームフォーミング搭載クレードルや管理・制御に関する新機能など魅力的なモデルになりました。
WX03から確実に進化したWX04。
どちらかを選ぶならWX04をおすすめします。