
このページにアクセスしている方は、きっとWiMAXプロバイダでWX05契約時にクレードルをセット購入するか迷っている方が多いのだと思います。
結論:買いです!
そこで、このページではWX05のクレードルをおすすめする理由について詳しく解説していきます。
新機能「WiMAXハイパワー」が搭載され、通信環境の安定性が増した魅力的なモデル「Speed Wi-Fi NEXT WX05」が発売されました。
WXシリーズもこれで5モデル目となりますが、今回は特に通信環境の快適性に重点をおいた設計になっています。
そこで早速契約しようとWiMAXプロバイダの申し込みページに行くと、「クレードル(NAD35PUU)を同時購入するかどうか?」の選択肢がでてきます。
「価格もWiMAX料金の1ヶ月分くらいするし買わなくていいかな?」
なんて思ってる人もいるんじゃないでしょうか。
いえいえ、最初に言ったように「WX05のクレードルは絶対買い!」です。
そこで「買い」と言える理由をとことん解説!
ここではWX05専用クレードルがあると
- 何がいいのか?
- どんなことができるのか?
がわかります。
またシリーズ過去モデルやライバル機種の専用クレードルと性能比較もしてみました。
とはいえ必要ない人もいると思いますし「買わなくていいのはどんな人なのか?」も解説しているので参考にしてください。
目次
Speed Wi-Fi NEXT WX05
専用クレードル(NAD35PUU)が買いの理由

WX05専用クレードルを買うメリット
- WiMAX電波受信の安定性アップ!
- Wi-Fi電波の送受信も安定性アップ!
- 有線ケーブルでもつなげられる
- 充電しやすい
主な理由はこの4つ。
それぞれのメリットを詳しく解説していきます。
①WiMAX電波受信の安定性アップ!

WX05専用クレードルには、機器両サイドに付いている拡張アンテナがついています。
これは日本各地のビル屋上などに設置されているWiMAX基地局から飛んでくる電波を受信してくれるんですが、WX05本体とは別に受信してくれるもの。
本体+クレードルのダブルで電波を拾ってくれるわけですね。
となると通信環境が改善されて安定性もアップすることに。
公式サイトに具体的な改善率は書かれていませんが、同じ機能がついている旧機種のクレードルでは2割ほど受信性能がアップしていました。
(アンテナ0~4本表示で本体オンリー時より1本多く立っていました)
WX05本体は新機能によってWiMAX基地局への”アップロード(送信)だけパワーアップ”しています。
(これだけでも改善されますが)
でも動画視聴など快適にするにはダウンロード(受信)こそ大事なんですよね。
よって受信能力を上げてくれるクレードルは必須と言えるでしょう。
②Wi-Fi電波の送受信も安定性アップ!

WX05のクレードルには、ビームフォーミング機能(TX Beam Forming)が搭載されています。
これはWX05に接続する機器(スマホやタブレット、ノートパソコンなど)に向けて電波が集中的に届くようWi-Fi電波を発信するもの。
いままでは全方位に電波を発射→接続機器に届いたらラッキー!みたいな大雑把なつなぎ方をしていたわけですが、このクレードルではムダを省いて効率的にやりとりできるわけですね。
①ではWiMAX電波受信を、②ではWi-Fi電波の送受信を改善し通信環境が大幅アップ!は言いすぎかもしれませんが、クレードルなしで使うより確実に通信安定性は上がるでしょう。
公式によると、Wi-Fi環境が約30%改善されるとのこと。
(①は約20%改善されるとあります)
③有線ケーブルでもつなげられる

WX05のクレードルに限りませんが、世の中にあるモバイルルーター向けクレードルの基本機能がこれ。
LANケーブルを持っているなら、端子がついてるパソコンなどとクレードルを繋げられます。
WX05は本体のみではWi-Fi電波でのやりとりがメインとなるため、周りにWi-Fi電波を発信している家電製品などがあると、お互い干渉しあって電波が正常に届かなかったりします。
その点有線ケーブルなら電波妨害なし&ケーブルを流れる通信データは自分だけのもの。
安定感が違ってきます。
我が家でWi-Fi電波と有線接続で速度比較したところ、倍近く速かった例もあります。
(環境によります)
WX05クレードルのLANケーブル接続端子↓

④充電しやすい

ほとんどの人は帰宅後に自宅で充電するんじゃないでしょうか。
そしてWX05単体の場合、充電するにはUSBケーブルを手にとって端子を確認し差し込む手間がかかります。
まぁそれ自体はたいした手間でもないんですが、クレードルにセットするだけのほうがあきらかに楽です。
クレードルにはWX05本体サイズのくぼみがあるので、そこへすぽっとはめ込むだけ。
そんなちょっとしたストレスフリーな環境も得られます。
あと見栄えがいい&ディスプレイをチェックしやすいのもメリットと言えるでしょう。
ほかバッテリーは熱を持ちやすいため、外気に触れやすい立てた状態の方が有利とも言えます。
以上、WX05専用クレードルのメリットを紹介しました。
通信環境が良くなること間違いなし!の素敵な機能が搭載されています。
WX05契約で選べるプランは3年縛りのみなので、3年間使い続けると考えたら初期投資4000円ほどでずっと快適性がアップするわけです。
十分安い買いものじゃないかと思います。
つづいてクレードルがいらない人はどんな人なのか?についても解説しておきます。
クレードルを買う必要がない人はこんな人

- 外でしか使わない人
- 普通に使えればいい人
- とことん節約したい人
①外でしか使わない人
クレードルはコンセントに挿し込み設置して使うタイプの機器です。
WX05を外出したときにしか使わないのなら全く必要ありません。
クレードルを常に持ち歩き電源のあるカフェなどで使うのもありですが、そこまでする価値があるほど劇的に通信環境が変わるわけでもありませんからね。
②普通に使えればいい人
WX05の専用クレードルは通信安定性や速度が2~3割良くなる可能性のある魅力的な機器ですが、普通に使っているだけなら実測100Mbpsが120~130Mbpsに上がったところで劇的な速度差は感じられないでしょう。
普段10Mbpsくらいの環境だったら、12~13Mbpsになったところで実感は得られないはずです。
極端に大きな動画データをダウンロードするなど、普通ではない使い方をするときなら体感できると思いますが・・・。
それより電波が安定しないエリアで使ってる人のほうが恩恵を受けられるでしょう。
③とことん節約したい人
クレードル1個3686円(税込3980円)です。
WiMAXの月額料金1か月分かかってしまう計算。
スマホとWiMAXの2台持ちでとことん節約したいなど、お金をかけたくない人は買わなくても問題ありません。
通信料金にでも充てましょう。
クレードルの機能はたしかに魅力的ですが、実測値データで体感できるほどの差は出ません。
ちなみにこの価格はUQWiMAX公式のアクセサリーショップ価格なので、プロバイダ契約時にセット購入すると多少違うパターンもあります。
GMOとくとくBBってところなら、クレードルセット用のキャッシュバックコースを選択すれば他社より安く買えます。
(クレードルセットとWX05本体のみでキャッシュバック額が約3000円違うため、実質価格も約3000円となります)
最後に、WX05とクレードルを安く契約できるWiMAXプロバイダを比較し、最安業者を調べてみました。
WX05&クレードルを買うならこのプロバイダ
※ほとんどのプロバイダでは3年プランのみ契約可能
※税別
※契約月の日割り料金、オプション料は含まず
順位 | プロバイダ | ギガ放題 (無制限) 3年総額 | ライトプラン (月7GBまで) 3年総額 | クレードル価格 (別売品) | 特典 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | novas WiMAX | 140880 | 129564 | 不明 (本体0円) | 月額割引 |
2位 | ヤマダ電機 ベスト電気 | 154680 | - | 3686円 (本体15000円) | 店舗による |
同率2位 | ビックカメラ ソフマップ コジマ電気 | 154860 | - | 3686円 (本体15000円) | 店舗による |
同率2位 | エディオン | 154860 | - | 3686円 (本体15000円) | 店舗による |
同率2位 | ケーズデンキ | 154860 | - | 3686円 (本体15000円) | 店舗による |
6位 | ヨドバシカメラ | 160028 | - | 3686円 (本体16500円) | 店舗による |
販売終了 | DTI | - | - | 3553円 (本体0円) | 月額割引 |
販売終了 | カシモWiMAX | - | - | 3500円 (本体0円) | 月額割引 |
販売終了 | UQ WiMAX | - | - | 3565円 (本体15000円) | キャッシュバック 3000 |
販売終了 | BroadWiMAX | - | - | 3686円 (本体0円) | 月額割引 |
販売終了 | So-net | - | - | 3686円 (本体0円) | - |
販売終了 | GMOとくとくBB | - | - | 実質3000円 (本体0円) | - |
販売終了 | BIGLOBE | - | なし | 3686円 (本体19200円) | キャッシュバック 15000 |
サービス終了 | @nifty | - | - | 3565円 (本体20000円) (送料762円) | なし |
料金が特に安いプロバイダでの取り扱いは終了しました。
いまはニューモデル「WX06」が出ているため、そちらを選ぶことをおすすめします。
最安業者やスペック・機能情報はこちらで解説しているため参考にしてください
⇒WiMAX WX06のキャンペーン比較 契約するならここ!
※販売終了しました
一番安いのはGMOとくとくBB WiMAX2+

最初から超高額な現金キャッシュバックを出している、業界でも一番元気なプロバイダがここ。
毎月ころころ金額を変えるのでどのタイミングで契約すべきか悩みがちなプロバイダさんですが、キャッシュバック額でここに勝てる業者はいません。
一番高額なキャッシュバックを狙うならGMOとくとくBBがベスト!
だったんですが、販売終了となりました。
WX05を買うなら別のプロバイダを選びましょう。
※現在次期モデル「WX06」が発売されているため最新モデルをおすすめします
⇒WiMAXキャンペーン特典比較 安いのはここ!
※販売終了しました
初月から安くサポートも良し!長期利用で有利なBroadWiMAX

ここは特典を月額料金の割引に充てているプロバイダさん。
私もここで契約していますが、契約した月からずっと安く使えますし、手続きもないので気楽です。
更新月が近づいてくると案内メールも来るので、一度契約したらトラブルがない限り放置でOK。
トラブルがあっても電話はすぐ繋がるので安心です。
(GMOは全然繋がらなかったので・・・)
また他社は最初の3年だけ安くしているんですが、ここはそれ以降も安いため長く使う場合ならイチオシです。
安さではGMOとくとくBBが頭一つ抜きん出ているものの、安心感とキャッシュバック受け取りリスクの心配がないことを考えれば、金額差以上にメリットを感じられますよ。
WX05クレードルが届いたのでレビュー!
本体箱は色気も何もないシンプルなパッケージデザイン↓

味気なさすぎですが、これは他のWiMAXルーター用クレードルでも一緒。
ここにお金かけても仕方ないですからね。
箱を開けると中身はこんな感じ↓

クレードル本体↓

ザ・台座って感じですね。
レゴブロックにありそうなサイドのパーツがなかなかゴツい。
WX05本体を設置してみるとこうなります↓

白ベースなので本体がどんな色でも違和感なし。
UQの公式では電波状況が約2割改善されるとありますが、我が家で計測したら本当にそれくらい速度アップしています。
(クレードルなしで40Mbps後半→ありで50Mbps後半に)
絶対買ったほうがいいです。
家でつなげる時間もそれなりにある、というか家メインの人も多いでしょう。
通信費1か月分の出費なら割に合うはず。
他機種向け専用クレードルとの違いは?
旧機種WX04クレードルとの違い

WX04のものは、WX03から引き続きダブルウイングアンテナを搭載しWiMAX電波受信能力アップ。
そして新たにビームフォーミング機能も追加されWi-Fiのつながり易さもアップしています。
(ビームフォーミングはつなげるスマホ・タブレットなどとのやりとりを効率アップさせる機能)
WX05用のクレードルも同じ機能は搭載されていますが、これといって新機能はありません。
デザインが違うくらいですね。
見た目はWX05のクレードルのほうが野暮ったい感じ。
価格も両方3980円(税別)で一緒です。
(公式通販サイトとアマゾンどちらも同じ価格でしたが、送料無料の分アマゾンが安くなってます)
ちなみにクリアパーツ内部に見える銀色のものがアンテナで、WX05のは少なく見えますがクレードル内部にもWX04のと同じ模様があるようです↓

こんな模様↓になっていてそれぞれ担当する電波があるようです。
[ ̄] ←2.4GHz帯の電波受信用-
[_]
一番上のマークが2.4GHz帯を受信、その他は忘れました(汗)
残りのどっちかがWiMAX電波、5GHz電波担当です。
ぶっちゃけ知ってても何のありがたみもありませんが、まぁ担当する電波があるんですよってことだけ紹介しておきます。
ライバル機種W05クレードルとの違い

W05のものはまさに台座といった風貌。
WX05クレードルのように特殊機能はありません。
W05本体をセットするとバッテリー消耗が激しいけど最速で通信できるハイパフォーマンスモードへ自動切り替えしてくれるんですが、クレードル自体にそんな機能が搭載されているようにはみえないので本体側で制御してるんでしょう。
ってことで特殊機能はありません。
※追記 W06登場!クレードルは?
WX05発売から2か月後にW06が登場しました。
そしてこのモデルからはなんとクレードルがなくなっています。
USBケーブルで直接パソコンとつなげる仕組みですね。
というわけでWX05のクレードルとは比較しようもありませんが、個人的には台座にセットして充電したいのでWX05推しです。
※追記その2 WX06登場!クレードルがさらに進化!
WX05のものよりアンテナが増えパワーアップしたWX06のクレードル!
詳細はこちらで解説しています↓
参考記事
⇒WX06のクレードルは買うべき?詳しく解説!
まとめ
NECプラットフォームズから発売された「Speed Wi-Fi NEXT WX05」専用クレードルについて紹介しました。
- WX05の本体機能だけでは補えない部分のフォロー
- 通信環境の快適性や速度アップ
など、約4000円出すだけでワンランク上のインターネット環境が手に入る魅力的な機器です。
WiMAX運営元のUQアクセサリーショップやAmazon、楽天などでも後からクレードル単品で買えますが、プロバイダでセット契約してしまったほうが送料がかからず安くすみます。
また過去のWXシリーズではクレードルが売り切れたこともあるため、買うのであればセット契約してしまったほうがいいですね。
WX05を安く契約できる業者情報は以下の比較ページを参考にしてください↓