2017年3月にWiMAXより速い下り最大612Mbpsと超高速な端末「603HW」を発売しているワイモバイル。ソフトバンクからも601HWとして同じモデルがでてますね(法人向けは602HW)。
対してWiMAXは最速440Mbps。個人的にぶっちぎられた感あって悔しい思いをしてます。
が、上には上がいて、翌月にはdocomoから最大682Mbpsの機種が登場。あっさりトップの座を明け渡しています。
まぁdocomoのはモバイルWi-Fiルーター売上ランキング見てても全然売れてないのでいいんですが、ワイモバイルのは6位前後をキープしてて侮れません。
関連ページ⇒Wi-Fiルーター売上ランキング
でもWiMAX運営してるUQコミュニケーションズさんが「2018年には1Gbpsを実現する(予定)」って言ってるのでWiMAXユーザーさんたちは期待して待ちましょう。
※追記
2017/11現在、docomoは最大788Mbps、WiMAXは708Mbps
で、そこそこ人気のワイモバイルには、WiMAXのようにいくらでもデータ通信できる「ギガ放題プラン」こそないものの、代わりにアドバンスオプションがあります。アドバンスオプションなら月7GBを超えても速度制限されること無く使い続けられます。
※WiMAX・ワイモバイルともに3日10GB制限はあり
このアドバンスオプションを使うには基本月額利用料が1684円も上乗せされます。まぁ3年契約結べば1000円割引されるので実質684円なんですけどね。それでも月額3696円+684円=4380円はちょっと高い・・・。
WiMAXなら契約する会社によりますが3000円ちょっとにできます。
と、ちょこちょこWiMAXのほうがええで!アピールしてますが、今回のお題はそこじゃないのでこの辺にして・・・。
このアドバンスオプション契約すると使える使い放題な「アドバンスモード」。
ワイモバイル公式サイトに、今までは「AXGP」っていう通信方式だけ対応してると表記されていました。
ワイモバイル公式 旧アドバンスモード解説図
で、今日見てみると「TDD-LTE」も加わってました。
新アドバンスモード解説図
ってことは?
対応エリア広がったってこと?
どーなんこれ?
でもですね、ワイモバイルの対応エリアマップを見てもTDD-LTEの「T」の字も見当たりません(汗)
ワイモバイルの対応エリアマップ
マップ青色部分がアドバンスモード対応エリアなわけですが、とくに「AXGP」と「TDD-LTE」が分けられてるわけじゃないようで。
旧マップがないのでどれくらいエリアが広がったのかもわからず(汗)
とりあえず「AXGP」と「TDD-LTE」がどんなものなのか?を調べてみるとこんな感じです。
AXGPとは?
高速無線通信ネットワークの規格の一。従来の通信規格XGPを改良し、TD-LTEと高い互換性をもつ。2.5ギガヘルツ帯を使用し、帯域幅を20メガヘルツに広げ、最大伝送速度は下り約110Mbps、上り約15Mbpsを実現。(デジタル大辞泉より)
WiMAX電波と同じ2.5GHz帯の通信網みたいですね。
TDD-LTEとは?
携帯電話の高速データ通信の規格の一。LTEとTDDを組み合わせたもの。中国独自の第三世代携帯電話(3G)の通信方式TD-SCDMAの拡張規格として開発され、日本のソフトバンクモバイルのSoftbank 4G LTEも採用。TDD-LTE。(デジタル大辞泉より)
「TDD-LTEとは」で検索しても「TD-LTE」ばっかでてきて困ったんですが、どうやら同じもののようで。
「TDD」は”Time Division Duplex(時分割複信)”の略で、「同じ周波数」を時間ごとに上り、下りと切り替えて使う方式のこと。
「LTE」はスマホやケータイなんかでよく聞く通信方式ですね。4G LTEとか呼ばれてるのを見かけます。
実はAXGP=TDD-LTE で今まで単に分けて表記してなかっただけです、みたいなのを期待してたんですがどうやら違うらしい・・・。
少なくともTDD-LTEに新しく対応したってことは、障害物に弱いWiMAX電波と同じような周波数帯のAXGPだけのときより繋がりやすそうですね。
となるとワイモバイルのデータ使い放題のほうがWiMAXより快適に使える可能性高い?
ライバルがパワーアップしたってことですか。
これはWiMAXもau 4G LTE回線をプラス1000円でもいいから7GB制限取っ払ってくれないと差を縮められるかもしれない。
UQWiMAXではau 4G LTE回線が無料になる新プランが夏に登場しますけど、無料より使い放題がいいですねー。UQさん(KDDIさん)なんとかして!
関連記事⇒ハイスピードプラスエリアモードが無料の新プラン登場!