
WiMAX端末もポケットWiFiと思っている人は多いです。
グーグルで「au ポケットWi-Fi」と探している人もたくさんいますからね。
(auとWiMAXは一緒)
でもヤフー知恵袋とかみてるとごっちゃになってること多いんですよね~。
で、正式にはY!mobile(ワイモバイル)とソフトバンクのモバイルルーターのことを「ポケットWiFi」と呼びます。
ちゃんとワイモバイルが登録してる商標です。
なので「ドコモのポケットWiFi」「WiMAXのポケットWiFi」という使い方は本来違うんですが、細かいことはどーでもいいですね。
持ち運びしやすいルーターのことを「モバイルWiFiルーター」といい、WiMAXルーターとかポケットWiFiルーターがその中に含まれるってことです。
まあ商売する側じゃないんで、一括りにしてもいいと思います。
それはいいとして、ここでは「ワイモバイルのポケットWiFi」と「WiMAX」の月額料金とか速度、エリアの違いについて比較してみました。
目次
ワイモバイルのポケットWi-FiとWiMAXの違いを調べてみた
WiMAX2+ UQWiMAX | WiMAX2+ UQ以外 | WiMAX2+ UQ以外 | Y!mobile | ※受付終了 Y!mobile | ※受付終了 Y!mobile | ※受付終了 Y!mobile | ※受付終了 Y!mobile | ※受付終了 Y!mobile | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プラン名 | ギガ放題 (無制限) | ギガ放題 (無制限) | ライトプラン (月7GB) | Pocket WiFiプラン2 504HW/502hw | Pocket WiFiプラン2 ライト 506HW | Pocket WiFiプラン2 ライト 506HW | Pocket WiFiプランL 305ZT | Pocket WiFiプランL 305ZT | Pocket WiFiプランSS 401HW |
月額料金 | 3880円(2年契約) | 4380円(3年契約) | 3696円(3年契約) | 3696円~(3年契約) 5696円~(縛りなし) | 2480円~(3年契約) 4480円~(縛りなし) | 2480円~(3年契約) 4480円~(縛りなし) | 4380円~(3年契約) 9184円~(縛りなし) | 4380円~(3年契約) 9184円~(縛りなし) | 2480円~(3年契約) |
データ容量/月 | 無制限 3日3GB制限あり | 無制限 3日3GB制限あり | 7GB 3日3GB制限あり | 7GB 3日10GB制限あり | 5GB 3日3GB制限あり | 5GB 3日3GB制限あり | 標準モード7GB アドバンスモード無制限 3日3GB制限あり | 標準モード7GB アドバンスモード無制限 3日3GB制限あり | 5GB 3日3GB制限あり |
通信方式 | WiMAX WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX WiMAX2+ au 4G LTE | 4G LTE AXGP | 4G LTE AXGP | 4G LTE AXGP | 4G LTE AXGP 3G | 4G LTE AXGP 3G | 4G LTE AXGP 3G |
速度制限時 | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps | 128kbps |
契約期間の違い
ワイモバイルのポケットWi-Fiは基本3年契約です。
WiMAXも2017年から3年縛りが基本になったものの、2019年10月からまた一部プロバイダで改定され2年プランが増えてきました。
速度や制限される条件
速度は使う端末によりますが、基本的にWiMAXのほうがスペックは上です。
速度制限の条件は同じで、契約プランの容量をオーバーすれば128kbpsに制限されます。
また2つとも「3日10GB制限」があり、3日間のデータ通信量が10GBを超えると、WiMAXなら翌日、ワイモバイルは当日制限が適用されます。
WiMAXの3日10GB制限
過去3日間の通信量が10GBを超えた日の翌日18時~翌2時ころまで1Mbps前後に制限されるもの。
ワイモバイルの3日10GB制限
過去3日間の通信量が10GBを超えると、当日18時~翌1時ころまで1Mbps前後に制限されるもの。
制限時間が短いワイモバイルの方がよさそうですが、超えた日に制限適用なので、たとえば20時頃動画をみていてオーバーしたらその時点で制限されてしまうわけです。
となると快適に視聴を続けられなくなるため、一概に適用時間が短ければいいとも言えません。
対応エリアの違い
繋がるエリアは3G回線に対応してる機種ならポケットWi-Fiのほうが広いと思いますが、高速回線(4G)はどちらも同じようなもの。
3G回線はすでにサービス終了が発表されているので無視しましょう。
で、4Gの対応エリアはワイモバイルもWiMAXも大きく違いません。
ただWiMAXはWiMAX2+回線とau 4G LTE回線を2つ使うため、快適さではWiMAXが有利と言えるでしょう。
料金の違い
上の比較表では基本料金を載せていますが、料金はWiMAXのほうが安くなります。
WiMAXはサービス提供会社(プロバイダ)が30社ほどあるため、価格競争が激しいんですよね。
各社キャンペーンで競い合っているため、無制限プランが月3500円ほどで使えるところもあります。
あとauスマホを使ってると割引もあるのでWiMAXの方が有利です。
ワイモバイルの無制限プランはアドバンスモードとか言うオプションをつけることになり、料金は合計4380円となります。
こうなるとWiMAXのほうが断然安いですね。
ポケットWiFiよりWiMAXを選ぶメリットは?
モバイルWi-Fiルーターを契約する時にポケットWiFiかWiMAX、この二つを比較した時WiMAXを選ぶメリットはどこにあるか?
その1つは回線速度の差にあります。
回線速度はWiMAXが有利
WiMAXの最新機種は回線速度がとても速いので便利に利用できますし、対応エリアも順次拡大されているため利用しやすいサービスです。
初期費用や月額料金で比較した場合はほとんど変わりありませんが、契約期間が2年と短く設定されています。
契約する会社によっては期限なしプランがあるところも。
違約金は少し高く設定されていますが、契約期間が短い方が契約変更時に便利です。
そのほか大きな違いがあまりありませんが、自分がどのように使うかによってメリットの差が生まれます。
たとえば、高速通信を重視している、月に大量の通信をする、auのケータイやスマホを利用している場合はポケットWiFiよりWiMAXを選ぶメリットが高くなります。
WiMAXは大量通信や高速通信に向いているモバイルWi-Fiサービスとなりますので、その部分を重視している方におすすめです。
WiMAXよりポケットWiFi(ワイモバイル)を選ぶメリットは?
WiMAXよりもポケットWiFiを選ぶメリットは電波の入りやすさです。
電波の入りやすさは4G回線メインのポケットWiFiの方が高く、電波が安定していたり利用できる地域が広いなどのメリットがあります。
ポケットWiFiは他の業者から回線を借りてサービスを提供しているのではなく、キャリア独自の回線を使ってサービス提供しているので安定性など通信の質が高いです。
主要都市の99パーセントをカバーしていてソフトバンクのエリアにも対応しているので全国各地でストレスなく快適にインターネットに接続できるでしょう。
さらに900MHz帯のプラチナバンドにも対応しているので屋内や地下や都心などでも比較的安定した通信が利用できます。
プラチナバンドで屋内通信に強く、WiMAXだと通信が途切れてしまったり通信速度が低下してしまう様な場所でも繋がりやすいメリットもあり。
また都心などでビルや高い建物が多い場所では、障害物に弱いWiMAX電波だと入りにくくなることもありますが、ポケットWiFiならプラチナバンドに対応しているのでビルなどを回り込んで電波が届きます。
ポケットWiFiはSNSや動画の視聴にも十分な通信速度を保ちつつ、幅広いエリアをカバーしていて室内や地下や都心などでも電波が入りやすく快適にインターネットが利用できるというメリットがあります。
通信の安定性を求めている場合や幅広いエリアで利用したい場合に最適です。
まとめ
ワイモバイルのポケットWiFiとWiMAXを比較しました。
それぞれに強みがありますが、利用料金や通信速度面ではWiMAXが有利、障害物が多いなど使う場所によってはポケットWiFiが有利です。
とりあえずWiMAXには無料でお試しできるトライワイマックスというレンタルサービスがあるため、こちらを利用して通信状態を確認してから決めると後悔しないでしょう。