
自分の好きな格安SIMが使えるWi-Fiルーター&7800mAhの大容量バッテリーとしても使えるZMI「Battery Wi-Fi MF855」について詳しく解説!
ソフトバンクやワイモバイルで販売されていた端末で、SIMフリー版も売っています。
そこで、この個性的な機種の中古価格やAPN設定方法、利用者の口コミ評判、スペック情報をまとめました。
目次
Battery Wi-Fi MF855ってどんなルーター?
MF855の特徴

Battery Wi-Fi MF855は、モバイルバッテリーとSIMフリーのモバイルルーターが一体になった便利なWi-Fiルーターです。
7800mAhもの大容量バッテリーを内蔵し連続通信時間は約18.5時間と長時間使えるだけでなく、モバイルルーター本体を駆動するための電源供給と同時に接続したスマートフォンやタブレットへも急速充電が可能です。
対応バンドはバンド1から41までの幅広い帯域をフォローしていて、接続形式はFDD-LTE、TDD-LTE、WCDMA、TD-SCDMA、GSMの5つの形式を採用しているので、大手3大キャリアはもちろん各種格安SIMも利用できます。
なんだか欲しい機能をとことん詰め込んだ「ぼくのかんがえたさいきょうのるーたー」みたいな雰囲気を感じます。
MF855の中古本体価格
- 【アマゾン価格】3800円
- 【楽天市場価格】9980円~
- 【ヤフーショッピング価格】7980円~
- 【メルカリ】落札価格1500円~
- 【ヤフオク】落札価格1500円~
※2021/1の価格です
中古で買うならメルカリかヤフオクが安いですね。
詳しい状態を出品者に確認できるのもメリット。
新品で売ってることはまずないので、少しでも状態のいい中古を手っ取り早く手に入れるならメルカリがおすすめです。
ショッピングサイトならアマゾンが最安でした。
格安SIMで使うときのAPN設定方法
- パソコンに接続する
- ブラウザでURL「http://192.168.21.1/」ページを開く
- パスワード「zimifi」でログイン(初期値です)
- ページ上部の「モバイルネットワーク」ページを開く
- APN自動設定のチェックを外す
- APN手動設定ページを開く
- 使いたい格安SIMのAPN情報を入力
- 「確認」を押せば完了!
APN情報は契約した格安SIM業者から送られてきたSIMカードの付属物に書かれているはずなので、そちらを参照してください。
MF855の口コミ評判
ポジティブな口コミ評判
- 容量7800mAhの変態仕様
- アプリをスマートフォンで起動しておくとロック画面上で電波状態やバッテリー残量が確認できる
- 丁度モバイルバッテリーとルーターが欲しかったので助かる
- 初期設定さえ乗り越えれば特に問題ない
ネガティブな口コミ評判
- バッテリーが空の状態から2.1A出力のアダプタに10時間つないでも66%までしか充電できなかった
- コートを着ているとき以外は、ポケットに入れるのは難しそう
- 作りが雑
口コミ評判まとめ
あまり知られてない端末だからか口コミは少なめ。
ただ今までにない端末なだけにおもしろいと感じてる人が多いですね。
買うまでじゃないけど欲しいとつぶやいてる人もけっこういました。
おおむね高評価といって差し支えないモバイルWi-Fiルーターです。
ただし、バッテリー容量が多めなのに比例してサイズもそれなり。
この点に関しての不満をわずかながら見かけました。
サイズに関しては仕方ないでしょう。
ワイモバイルでも取扱いがありましたが、ワイモバイル(ソフトバンク)の固有名称「ポケットWi-Fi」としては売ってません。
MF855のスペック


本体カラー: ホワイト
サイズ: 約幅75×高102.2×厚22.3mm
重さ: 約235g
バッテリー容量: 7800mAh
連続待受時間: 約1560時間
連続通信時間: 約18.5時間
充電時間: 約9.5時間(ACアダプタ1.0A)/約5.5時間(ACアダプタ1.8A)
対応通信方式: AXGP/4G LTE/3G
Wi-Fi規格: IEEE802.11 b/g/n
同時接続台数: 最大8台
インターフェース: USB2.0
SIM形状: microSIM
入力電圧: 5.0V/2.0A
出力電圧/出力電流: 5.1V/2.1A最大通信速度:
4G LTE 下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps
AXGP 下り最大110Mbps/上り最大10Mbps(無線LAN時は下り最大40Mbps程)
3G 下り最大21Mbps/上り最大5.8Mbps対応バンド(周波数):
4G FDD-LTE Band 1 (2.1GHz)/3 (1.7GHz)/7 (2.5GHz)
4G TDD-LTE Band 39 (1.9GHz)/40 (2.3GHz)/41 (2.5GHz AXGP)
3G WCDMA Band 1 (2.1GHz)/2 (1.8GHz)/5 (850MHz)/8 (900MHz)
3G TD-SCDMA Band 34 (2.0GHz)/39 (1.8GHz)
GSM Band 2 (1.9GHz)/3 (1.8MHz)/5 (850MHz)/8 (900MHz)
格安SIMは主要バンドにしっかり対応しているソフトバンク・ワイモバイル系がいいですね。
ドコモ系もバンド1と3の2つ対応しているため、そこそこ使えるはず。
au系格安SIMはバンド1しか対応していないため快適に使うのは無理と言えそうです。
MF855は海外でも使える?設定方法は?
ZMIのBattery Wi-Fi MF855は、SIMフリータイプで海外でも使用することが可能です。
使い方の基本的な操作は日本国内とまったく変わらないですが、詳細設定を行なわないと使えない場合があるので注意してください。
MF855に挿入するSIMカードはマイクロタイプではあるものの、中国・台湾・タイでは現在も通常タイプのSIMカードが使われています。
これらの国で使用する場合はあらかじめカードアダプターを持参するようにしましょう。
海外でSIMカードをレンタルするには空港のWi-Fiステーションでできますが、Wi-Fiステーションではカードのレンタルは行なえるものの各社通信会社との契約や設定は個人でしないといけない為こちらもあらかじめ日本にいる時からチェックをする必要があります。
MF855には液晶ディスプレイも付いていないのでパソコンかスマートフォンで接続して管理画面を開き、レンタルする通信会社のANPとセキュリティを設定します。
スマホアプリ「
」でやると簡単です。この設定にはインターネット接続が必須になるので、スマートフォン等がオフラインでも使えるメモ帳に記入しておくのが賢明です。
MF855の対応バンドとおすすめ格安SIMブランドは?
MF855で利用できるおすすめの格安SIMブランドは、いまならmineoとLINEモバイルです。
mineoについてはこちらで。
⇒WiMAX向け格安SIMのおすすめは?
2つとも料金の安さでは業界上位ですし、サポートや通信環境で強みを持っている格安SIM業者です。
どちらかを選ぶならソフトバンク傘下のLINEモバイルが安心です。
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まとめ
モバイルバッテリーとしても使えるおもしろWi-Fiルーター「Battery Wi-Fi MF855」についてまとめました。
サイズは大きめなので邪魔に感じるかもしれませんが、スマホとの2台持ちするならなかなか相性のいい機種と言えそうです。
もともと海外発の端末だけあって、海外利用も可能。
旅行のお供にも最適です。